日比谷ミッドタウン 南禅寺 瓢亭 東京店

2020.02.07 Fri  日比谷

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1月の終わり、京都南禅寺にある京料理・茶懐石の老舗「瓢亭」東京店に行ってきました。瓢亭が日比谷ミッドタウンにオープンすると聞いてから、ずっと行きたいと思っていたのですが、中々予定合わず。二年越しでようやく今回訪問が叶いました。

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お昼は点心(6品)7,000円、懐石料理(8品)12,000円のみ。12時からの営業で15時過ぎに一度閉まり、その後夜の部にうつります。店内は、カウンター席、テーブル席の他、お茶室も設えられ、貸し切り利用で茶会をする事も出来るんだそうです。

今日はカウンター席を予約していました。こちらのカウンター席、木のテーブルではなく、なんと畳。椅子に座りながらも、まるで茶室の畳の上で食事をしているような気分にさせてくれます。斬新ですね。

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カウンター席って、板さんの手仕事を見ながらお食事出来るので、楽しいですよね。この日は真名鰹をさばいていました。

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一品目の先付け。節分が近かったため、福尽くし。焼き物は鰆でした。本店の八寸で出される瓢亭名物の「瓢亭玉子」も頂きました。瓢亭玉子は初卵を使うので、サイズは小さめ。黄身と白身のバランスがよい具合。織部焼の器には、鯛の昆布〆。鯛も又瓢亭を代表する食材。明石産の1.8〜2.5kgの雌のみを代々お付き合いのある方から仕入れいてるんだそう。旨味が増して美味。お醤油で汚さずそのまま頂きます。

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汁物は、白味噌の味噌汁。お出汁の味がしっかりと濃い目。椀物はコース料理のメインとも言われますが、正に。塩っぱい濃いではなくて、強い旨味と甘みが口の中で追いかけてくる。お椀の蓋を開けると、ただ白い汁物で、寂しい感じでしたが、お箸で中を探ると、梅に型どった京人参と子の焼印が施された慈姑が。ほっこり。

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ご飯は、貝と蓮根の炊き込み。炊合せは、湯葉、穴子、小芋。

瓢亭_20200130 - 4 / 6水物は、いちご、ラ・フランス、さくらんぼのジュレ。

昼間から冷酒を少々頂きながら、優雅なひとときでした。ごちそうさまでした。

瓢亭 http://hyotei.co.jp/

呼子 海中レストラン 海中魚処 萬坊

2018.09.15 Sat  呼子

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福岡市の中心部から車で1時間。佐賀県唐津市にイカの街「呼子」があります。今日は早起きして呼子へ小旅行です。先ずは日本三大朝市のひとつ呼子の朝市へ。朝7時半から正午まで、元旦を除いて毎日開催しています。

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新鮮な魚介類や農産物が手に入ります。

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呼子を歩いていると円筒の機械にイカが下げられて、ぐるぐる回っている光景を目にします。これはイカの一夜干しをつくる機械。その名も「いかぐるぐる」

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ランチは、1983年創業、海の中でお食事が出来る日本で最初の海中レストラン「萬坊」へ。萬坊は呼子の名産物いかしゅうまい発祥のお店でもあります。オープンは平日11時、土日祝は10時半。11時前に到着したものの既に海中席は満席。予約が出来ないので、できれば開店前の到着がおすすめ。海の上にぽっかりと浮かぶレストランは、建物ではなく船になるので、最大搭載人数は271人。

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海中へ続く階段を降りると、ガラス越しに魚たちが泳いでいるのを観ることができます。海中席は人気がありますが、光が入る座敷でお食事して、ときどき下に見に行くのがおすすめとのことで、海上の座敷にしました。

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確かに、海上席は光が差し込み気持ちがよいです。食事の合間に海中へ魚を見にいきました。これ、正解でしたね。お料理は、一番人気のいかコース2,860円(税込み)にしました。小鉢、いか活き造り、いかしゅうまい、いか下足の天ぷら、ご飯、お吸い物、香の物、デザートという、イカを堪能できるコース。ご飯はおかわり一杯まで無料です。

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小鉢

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佐賀県呼子の名産品いかしゅうまい。イカのすり身と、白身魚のすり身を混ぜ合わせ、そこに細かく切ったイカの切り身を練りこみ、最後に細切りしたしゅうまいの皮をまぶして、セイロで蒸し上げています。普通のしゅうまいと比べて甘味が強く、あっさり、もっちりとしたやわらかい食感。

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イカの活き造り。写真は2人前。透き通った美しい身。まだピクピク動きます。甘口の醤油をほんの少しつけていただきました。コリコリと食感。噛めば噛むほど甘みが広がります。普段食べているのとは大違い。こういう美味しいのを知ってしまうと、今までのイカのお刺身が食べられなくなります。

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イカの耳は、透明になったり、紫色にポツリポツリ色を出したり、変化を見せます。

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お刺身でいただいたイカの下足は天ぷらに。サクッと香ばしく、脂っこくないのでいくらでも食べられます。最初は塩で。その後天つゆと大根おろしで味変していただきました。いやー、今日はイカを堪能しました。ご馳走様でした。

■住 所:佐賀県唐津市呼子町殿ノ浦1944-1
■電 話:0955-82-5333
■定休日:1月1日(元旦以外の定休日はございません)
■営業時間:平日11:00~18:00(L.O17:00) 土日祝10:30~20:00(L.O19:00)
■HP:http://www.manbou.co.jp/index.html

福岡薬院 蓮 REN

2018.09.11 Tue  薬院

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梅の花が咲く頃、穏やかな和食を食べに連れて行っていただいたのですがアップするのを忘れていました。遅ればせながら思い出を残しておきますね。創作和食「蓮 REN」は、博多の台所「柳橋連合市場(やなぎばしれんごういちば)」に隣接する路地にあります。市場から毎日新鮮なお野菜、鮮魚を仕入れ、素材の個性や旨味を引出したお料理を提供してくれるお店です。写真は夜の市場。閑散とした空気感。

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お昼はコースのみで、前日までに要予約。夜はコース(3,500円/4,800円/5,900円/7,500円)とアラカルトがあります。お野菜を中心としたミニコース3,500円にして、足らなければアラカルトで好きなものをお願いすることにしました。

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マジックレッドスプラウト 春キャベツと平貝の和製サラダ
初っ端から「マジックレッドスプラウト」というあまり聞き慣れない野菜が出てきました。地場のお野菜は勿論のこと、全国の珍しいお野菜を使った料理を提供してくれるのも蓮の面白いところ。新しい食材に出会える楽しさがあります。

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カリフラワーの白和え 大豆うま煮とホタルイカ 豆苗とブナピー
カリフラワーはただ茹でただけではなく、出汁で煮てあります。こういう一手間が素材の美味しさを引き出す大事なポイント。白和えはお豆腐にピーナツを加えてコクを出しています。

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博多つぼみ菜 鰤 鰆
鰤と鰆のお刺身が一切れずつかまくら籠に品よく盛り付けられています。お刺身はお醤油ではなく、煎り酒でさっぱりと。美味しいお刺身でしたが、海沿いの街で生まれ育った友人は、小さい頃から新鮮な魚を食べてきたので、感動は少なかったようです。最近九州に来る機会が増え、新鮮な魚の味を知り、関東のスーパーでは魚を買うことが殆どなくなりました。美味しいものを知ってしまうと戻れなくなりますね。それは高級という意味ではなくて新鮮かどうか。熟成鮨の旨味は確かですが、新鮮な魚には、コリコリとしたよい食感があります。食感もまた美味しさの一つです。

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海老芋 桜島大根 ロマネスコ 鯛の蒸し物

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アピオス(ほど芋) からし菜 下仁田ネギ きびなご

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アピオスはマメ科のつる性植物で、肥大した根茎を食べます。栄養価が大変高く、原産地の北アメリカではインディアンのスタミナ源と言われています。初めていただきました。

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セリご飯 あおさ汁(豆腐・焼いたネギ) 白菜浅漬け

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ヨーグルトパンナコッタ 金柑のチュイール 黒豆 トマトとイチゴのジェラート

数々の珍しいお野菜を少しずつ。ミニコースはポーションが小さめなので、夜にはちょうどよい量。明日の朝食を美味しくいただくため、腹五部目にして早目に就寝。

■店名:蓮 REN
■住所:福岡県福岡市中央区春吉1-10-1
■電話:092-737-2155
■営業時間:12:00~14:00(L.O) 15:00(CLOSE)※前日までの要予約
17:30~22:30(L.O)23:30(CLOSE)
■定休日:日曜日・祝日
■HP:http://ren-co.jp/

久原本家 レストラン茅乃舎(かやのや)

2017.12.07 Thu  福岡県粕屋郡

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 20
お出汁で有名な茅乃舎のレストランを再訪問しました。

茅乃舎は創業明治26年。
福岡県久原村(現:久山町)に開いた醤油蔵から始まり
醤油醸造の技術を生かし、つゆ、たれ、スープなど様々な調味料の製造を開始。
その後、自社で農業や昔ながらの食品づくりに取り組むようになり、
平成17年、茅葺屋根を有する自然食レストラン「茅乃舎」をオープンしました。

「茅乃舎だし」は、レストランで食事をしたお客さんから料理に使われている出汁や
調味料の作り方を尋ねられ、家庭でも近い味が出せるようにと開発、商品化し、
その手軽さと質の高さから、多くのファンを持つ人気ブランドになりました。

こちらのレストランは福岡県粕屋郡久山の山里にあります。
夜道を車で走り暗闇に見えてくる光。茅葺屋根の立派な建物が茅乃舎です。

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 21
こちらの建物、もともとあった醤油蔵を改装したのではなく、
創業者がこの山里の土地を気に入り、レストランとして建てたそうです。

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入り口には、出汁をはじめとする茅乃舎ブランドの調味料。

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 3
メインダイニング

本日は5,400円のコースをお願いしました。
前回も同じコースにしたのですが、2年前と比較すると品数が増え、
内容が少しアップグレードしていました。(過去の記事

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 16
付き出し
麩の煮浸し

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 15
博多曲げに入った前菜
河豚の焼霜
椎茸と小松菜の胡桃和え
里芋の旨煮(鯖フレーク)
薩摩芋トマトソース
法蓮草の玉子焼

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 14
大地の恵スープ
根菜ベースの南瓜スープ

茅乃舎
印象的な姿をした焼き物。前菜の博多曲げといい、器が楽しい。

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 12
秋野菜の山芋味噌焼

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 13
胡麻豆腐

続いてメイン料理。メインは4種類からの選択で、黒豚しゃぶしゃぶにしました。

・十穀鍋
・黒豚と旬菜の出汁しゃぶ 温泉卵添え
・嘉穂牛有馬煮
・鰆とカマスの吹き寄せ揚げ
・嘉穂牛の照り焼きステーキ+1,940円
・トマトすき焼き +1,940円

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 5
黒豚、水菜、白髪ねぎを、香りと旨味を引き出したお出汁にさっとくぐらせていただきます。

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 11
席を担当して下さったスタッフの方がサーブしてくださいます。

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 4
旨味の強い出汁にくぐらせているので、ポン酢などのつけダレは不要。
添えられた温泉卵は、しゃぶしゃぶと一緒に食さず、単体でいただきました。

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 7
〆のご飯は、今朝、籾すりと精米した新鮮は白米を土鍋で炊いてくれます。

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 8
茅乃舎で5年に渡り料理教室をしていたスローフードの達人
「長野ばあちゃん」こと長野路代さんの逸品と香の物、納豆汁。

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 9
久山の朝採れ卵に醤油を一滴垂らし、ご飯に掛けていただきました。

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 10
甘味
蓮根餅黒蜜崖と薩摩芋羊羹

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 18
茅乃舎ユーザー、ファンであれば一度は訪れていただきたい場所。
ご馳走さまでした。

●店名:レストラン茅乃舎
●住所:福岡県粕屋郡久山マチ大字猪野字櫛屋395-1
●電話:092-976-2112
●営業時間:11:00~15:30(L.O13:30) 17:00~22:00(L.O20:30)
●定休日:毎週水曜日(祭日の場合はその翌日)
●アクセス:JR福北ゆたか線・篠栗駅からタクシーで15分/西鉄バス 猪野バス亭からタクシーで5分

http://www.kayanoya.com/restaurants/restaurant/

情緒あふれる北鎌倉の古民家で賞味する至福のひととき。鎌倉茶寮 幻董庵

2017.11.28 Tue  北鎌倉

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木々が色づいた鎌倉に、しとしとと小雨が降る日。
懐石料理を愉しみに北鎌倉へ出掛けました。

北鎌倉駅から閑静な住宅街を歩くこと10分。
狭い路地に現れる風情ある木造二階建ての古民家が「幻董庵」。
名女優・田中絹代さんの別邸であった建物を改装したお店ですが、できる限り手を加えずに保持し、
今も綺麗に残されています。

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緑生い茂る石段を上り、棟門をくぐりると、こぢんまりとしたお庭が出迎えてくれる。

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飛び石を伝い歩いて玄関へ。靴を脱ぎ2階へ上がります。

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眺望もよく、窓からは名刹円覚寺、静けさ漂う鎌倉の山々が時間の流れをゆっくりとさせてくれます。
個室ではありませんでしたが、場の雰囲気を壊すような客もおらず、接客はかしこまらず温かで、ゆっくりと食事を愉しむことができました。

昼夜共に、メニューは季節のおまかせコースのみで要予約。
仕入れた食材に合わせて献立を決めるので、お品書きはありません。
昼は3,800円、5,000円、8,000円の3コース(税サ別)。
3,800円のコースを予約。

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先付け

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お造り

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椀物

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焼き物

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煮物

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揚物

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食事

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水菓子(食後の飲みのは珈琲、紅茶、抹茶からの選択)

どの料理も素材が活かされ、大変手が込んでいました。
ゆっくりと食事して、およそ2時間コース。
大切な人をお連れしたくなるお店です。

●店名:幻董庵
●営業時間:12:00~17:00(L.O 14:30)18:00~21:00定休日:月曜日
●電話:0467-43-5695(完全予約制)
●住所:神奈川県鎌倉市山ノ内823

早川 かご平

2016.11.05 Sat  早川

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湯河原の帰りに、新鮮な魚が食べたいなと早川漁港にある「かご平」に立ち寄りました。
伺ったのは平日の午後2時ころ。漁港に賑わいはなく、穏やかでした。
車は早川漁港の駐車場(無料)が利用できます。

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中へ入ると朗らかな女将さん、大将が手際よく料理しています。
カウンターとテーブルが13席と小ぢんまりとしたお店です。

刺身盛り合わせ定食、地あじ定食、海鮮丼を注文しました。

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海鮮丼 1,500円
写真では分かり辛いですが、掘っても掘っても出てくる大盤振る舞いな海鮮丼。

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さしみ盛り合わせ定食 1,600円
(鮪、鯵、平目、甘海老、生牡蠣、白身魚)

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地あじ定食 1,200円
鯵フライ2枚、鯵の刺身、小鉢(鯵の南蛮漬け)、御飯、味噌汁、漬物がついています。
この鯵フライ美味しい。軽く下味がついているのですが、なんとも言えない塩梅。
少ない衣、身はふんわりホクホクしています。この鯵フライはかなり美味しいのでまた是非伺いたい。

●店名:かご平
●電話:0465-23-1429
●住所:神奈川県小田原市早川1-6-10
●営業時間:昼時~18時頃迄
●定休日:日曜

神田 炭火創菜料理 赤坂うまや

2016.07.09 Sat  神田

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7月5日、神田に新しい商業施設「GEMS神田」がオープンしました。
「GEMS」は、野村不動産グループが手掛ける飲食店に特化した商業施設。
ネット通販などで商業施設の物販事業が低迷する中、食事を楽しむ行動消費は永続性があると判断し、飲食に特化。
また、オフィス街でも飲食施設が少ない立地に出店することで、ランチ需要の確保も目指し、
敷地面積は60~100坪、ワンフロア35~50坪の多層階の施設で、1フロア1テナントの構成を基本としています。

神田駅南口から今川橋交差点を目指し、中央通り沿いにある「小緒そば今川橋店」を左折。
迷わなければ、駅から徒歩3分程。新日本橋駅、三越前駅からも徒歩3~5分程で3駅からアクセス可能。
マンションが建つほどの狭小立地に立っているため、少々見つけにくいです。

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大通りに面していないこともあり、「GEMS神田」は見つけにくいです。見つけられず随分迷いました。
ひと際目を惹く「丸石ビルディング」が目印です。
「丸石ビルディング」は、昭和6年施工。日本最初の超高層ビル・霞が関ビルディングの設計者 山下寿郎氏が設計。
2002年には国の登録文化財にもなっています。
「GEMS神田」は、「丸石ビルディング」の真向かいにあります。

地下1階から地上8階、1フロア1テナントで9つの飲食店が入っています。
今日訪問したのは7階の「赤坂うまや神田」。
赤坂うまやは、九州の食材を生かした炭火創菜料理が楽しめるお店。
澤瀉屋(おもだかや)三代目 市川猿乃助丈がディレクション、
運営は、JR九州フードビジネス株式会社です。

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カウンター6席、4名のテーブル席が4つ、長テーブル14席。
個室は、4名1室、10名1室。計50席。
落ち着いた設えは、過去の記憶が甦る、前に訪ねた久原本家 茅乃舎の雰囲気に似ています。

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本日のお通しは、トマトのマリネと冬瓜のジュレ。(お通しは300円/人)

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季節限定 かぼすゴロゴロハイボール 600円
この後仕事に戻るため、ハイボールは無しで、かぼす炭酸にしてもらいました。
アルコール類では、こだわりの日本酒、芋焼酎が豊富です。

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博多明太子の玉子焼き 880円
博多では「めんたま」と呼ぶ、うまやの定番メニュー。

たまごは、グループ企業が経営する福岡県飯塚市にある内野(うちの)養鶏場で
栄養価の高い飼料と天然地下水で育てられた親鶏が生むこだわりのたまごです。

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佐賀 呼子 イカしゅうまい 630円
呼子で生まれた名物、木屋のイカしゅうまい。
イカのすり身がふんわりとした触感。衣は刻んだ焼売の皮。

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みつせ鶏 ねぎ身 300円 ※炭火焼は、塩かタレを選択できます。

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大分 ジャンボしいたけ 350円

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牛さがり串 650円 (牛の横隔膜)

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宮崎名物 ふもと赤鶏のチキン南蛮 750円

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山芋とろろの鉄板焼き 850円
出汁でしっかり下味をつけた山芋とたまごを、ふわふわに焼き上げています。

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九州産 親鶏の炭火焼き 100g/900円 150g/1,200円 200g/1,500円
うちのたまごの親鶏を使用。鶏に鶏油をかけ、炭火で焼き上げた逸品。
歯ごたえがあり、コリコリの触感がクセになります。
若鳥もやわらかくジューシーで美味しいですが、親鶏は歯ごたえがあって力強さを感じます。

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宮崎名物 冷汁 650円
宮崎の代表的な郷土料理。焼き味噌を出汁でのばし、胡瓜や豆腐を入れた冷たい味噌汁をご飯と一緒に。

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オープン間もないので、予約はマスト。
お昼の定食は名物の楽屋めし他、炭火焼定食1,200円から。

●店名:炭火創菜料理 赤坂うまや神田
●住所:東京都千代田区鍛冶町一丁目9番19号
●電話:03-3525-4848
●営業時間:11:30~14:30(L.O 14:00) 17:00~23:30(L.O 23:00)
土曜・祝日17:00~23:00(L.O 22:30)
●休業日:昼(土・日・祝日の月曜) 夜(日・祝日の月曜)

嵐山 鯛匠 HANANA(タイショウ ハナナ)

2016.05.18 Wed  嵐山

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連休は天気が良く夏日が続きました。(渡月橋から撮影)

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今日は嵐山で人気の鯛茶漬けのお店「鯛匠 Hanana」を目指します。
阪急嵐山駅を下車し、渡月橋を渡り直進。京福電鉄嵐山駅を越えたところにあります。
一際目立つ行列が目印です。

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行列は覚悟していましたが、2時間待ちました。
12時前に着いて、お店に入れたのは15時前。予約は可能ですが、繁忙期の予約は不可です。

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先ずは冷酒で喉を潤します。
京都 松本酒造 純米大吟醸 桃の滴 1,230円/合

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こちらへ来たら食べるべきは、鯛茶漬け御膳 2,060円

真鯛の薄造り/今日のお野菜/鯛の一品/ご飯/自家製香の物/甘味

ご飯は、契約農家の丹波産コシヒカリを使用。お櫃で提供されおかわり自由。
お米が立っているので、お茶漬けがさらっといただけます。
香の物はお店で漬けた自家製。

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季節の炊き合わせは、筍、さつまいも、かぶ。野菜は地元嵐山の農家さんから直に仕入れています。
鯛の一品料理は、煮こごりでした。

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真鯛は、その時期に一番美味しい産地から仕入、毎朝〆めています。
先ずは薄造りを特製の胡麻ダレに絡めていただきます。

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続いて、胡麻ダレを絡めた鯛をご飯と一緒に。
最後に、煎茶をかけて、お茶漬けにしていただきます。

胡麻ダレは、胡麻よりも出汁味、味噌の風味がしました。
帰宅後、出汁に味噌を溶いてすり胡麻を混ぜたタレで刺身を漬けにしたのですが、それ風に再現できました。

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甘味は、自家製わらび餅。
鯛茶漬けは、2時間待った思い出の味です。

●店名:鯛匠 HANANA
●住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺瀬戸川町26-1
●電話:075-862-8771
●営業時間:11:00~17:00
※鯛が売り切れ次第終了
●定休日:不定休

池袋 赤坂うまや 池袋東武

2016.03.11 Fri  池袋

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都内百貨店最大級46店舗が入る池袋東武ダイニングシティスパイスが2月26日にグランドオープンし、
12階の「赤坂うまや」でランチをしました。こちらのお店、運営はJR九州フードサービス
本店は赤坂にあり、澤瀉屋(おもだかや)三代目 市川猿乃助丈(現二代目 猿翁)ディレクションのお店です。

池袋東武店は定食を中心に、夜は鹿児島黒豚のしゃぶしゃぶなどの
九州の美味しい食材を使った料理、こだわりのお酒をいただくことができます。

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名物 三代目 市川猿乃助の楽屋めし 1,800円
日替わりおかず各種・茶碗蒸し・白飯・味噌汁・漬物・飲み物

本店でもお馴染みの楽屋めしを注文しました。
市川猿乃助丈の楽屋に届ける弁当をお客様の為にアレンジしたものです。
少量ずつ多くの種類をいただくことができます。

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お水は市川猿乃助丈が稽古のときに普段から飲むエビアンをボトルで提供されます。
ノーチャージです。

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デザートに「うちのたまごプリン(450円)」をいただきました。
JR九州ファーム内野宿養鶏場のこだわり卵を使用しています。
濃厚ながら後味はさっぱり、素朴な甘さ。美味しく健康的なランチでした。

●店名:赤坂うまや
●電話番号:03-6912-9846
●住所:東京都豊島区西池袋1-1-25 東武百貨店池袋店12階
●営業時間:11:00~22:00(L.O.21:30)
●定休日:年中無休(施設の定休日に準ずる)

石川町 志木葉(懐石よしひと)

2016.01.28 Thu  石川町

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横浜元町裏路地にある一軒家を改装した懐石料理「志木葉」を訪問しました。
元町shimomuraから程近い場所にあります。

料理人は渡邊 佳人(よしひと)さん。
関内「月」店総料理長下村邦和氏のもと、関内「蘇」の料理長を務め、2011年に志木葉を開業しました。

木の葉に包むほどの小さな物でも、心が籠っていれば立派な贈り物になるという意味のことわざ
「志は木の葉に包む」を由来とする店名の通り、心づくしの懐石料理が堪能できるお店です。
食材の仕入れから料理の仕込みを一人で切り盛りしています。

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お昼は、藤7品2800円、椿9品3800円、百合10品5800円
夜は、百合5800円、桜8000円、蘭11000円、おまかせ16000円

席数は、1階8席、2階16席、完全予約制です。
お昼のコース椿3800円を予約しました。結果、大満足です。

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先付:粟麩みぞれ和え

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お椀:重ね地蛤白味噌仕立て
焼き豆腐、蛤、椎茸がスライス餅の下に隠れています。旨味ある蛤の出汁と白味噌の上品なお椀です。

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お造り:ばち鮪、寒ブリ
すっきりとした脂の寒ブリとばち鮪。

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冷菜:紅ずわい蟹と蕪のサラダ
季節の生野菜と温野菜を柚子胡椒のドレッシングで。紅白色の大根は渦巻きビーツ。

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八寸:鰆木の芽焼き 口取り肴いろいろ

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鮭の二見漬(魚のすり身を鮭に巻いた料理)
穴子八幡巻
卵カステラ
黒豆
空豆の蜜煮
菜の花の生ハム巻
エシャロット甘酢漬け

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炊き合わせ:金目鯛と松皮高野 季節の山菜(かぎわらび)
もちっとした松皮高野の上に蒸した金目鯛を載せ、出汁餡がかかっています。上品な味わい。

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揚げ物:鱈白子揚げ出し、獅子唐辛子

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お食事:里芋の土鍋炊きご飯
土鍋で炊いた里芋ご飯は、2名なら1.5合。香の物、赤だしと一緒に。
食べきれない分は、おにぎりにしていただき、お土産に持ち帰りました。

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水菓子:とちおとめアイス

お料理を一人でされているので、料理の提供が前後することもありましたが、
これだけの内容をお一人でなさっているのですから驚きです。しかも大変リーズナブルで驚きました。
裏路地の住宅街にある静かな志木葉。また訪問したいと思います。

●店名:志木葉(懐石よしひと)
●住所:横浜市中区石川町1-24-1
●電話:045-263-8188
●営業時間:11:30~15:00 18:00~23:00
●定休日:月曜日
※完全予約制

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