自由が丘 ベアバーガー(Bareburger JIYUGAOKA)

2015.07.23 Thu Eating place, 自由ヶ丘

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NY発のオーガニックグルメバーガー、ベアバーガー国内一号店が7月19日、自由が丘にオープンしました。
場所は、自由が丘正面北口下車、蜂の家とWeekly shopの間を直進し、
次の信号を渡った先にあるTomorrow Land内にあります。駅から徒歩5分程。

ベアバーガーは2009年NY、Queensで創業。
北米を中心に26店舗展開。屋号の”bare”は、BEAR(クマ)ではなく、ありのままという意味ですが、
ベアバーガーのロゴはクマ、店内の至るところにもクマを見つけました。

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国内出店にあたっては、Tomorrow Landbareburgerとパートナーシップを結び、ベアバーガージャパンを設立。
ショップは2層構造で60坪、97席。
1階がテラス席、カウンター席と厨房。2階は2つのエリアに分かれたテーブル席。

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ベアバーガーの特徴は、ホルモンや農薬などを極力使わずに育てた食材を提供するという方針で、
放し飼いで牧草育ちの牛肉や牛乳、卵、保存料不使用のバンズ、無農薬野菜など、
すべて有機肥料によって生産された農産物に拘っています。
ミシュランNY版では、sustainable-minded gem(環境に配慮する名店)と評されており、
メニュー表には以下の言葉が記されていました。

all meats are free range(放し飼い)
pasture raised humanely(人工肥料ではなく放牧で育てた)
raised antibiotic gluten and hormone free(抗生物質、ホルモン剤不使用)
NO GMO(Genetically Modified Organism)(遺伝子組換え生物されていない)

ハンバーガーは13種類。
パティは、定番のビーフ、チキン、ターキー、豆腐、日本限定の尾崎牛。
自分の好みにカスタマイズできるBE MY BURGERもありました。(これは上級者向きですね!)

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おススメは、

THE STANDARD(スタンダード)1,380円
ビーフ・エグモントチーズ・ディルピクルス・スタウトオニオン・スペシャルソース・ブリオッシュバンズ
※最もシンプルでパティ、チーズ、バンズのバランスが味わえるバーガー

COUNTY FAIR(カウンティ フェア)
ビーフ・チェダチーズ・ディルピクルス・スライスレッドオニオン
スライストマト・ロメインレタス・マヨネーズ・ブリオッシュバンズ
※スタンダードをベースに野菜を足したややさっぱり系

TOMORROW BURGER(トゥモローバーガー) 2,980円 ※数量限定
尾崎牛・トマト・レタス・レッドオニオン・スペシャルソース・ブリオッシュバンズ
※トゥモローランド一押しのプレミアムバーガー

TSUKUNE(つくね) 1,520円
鶏肉のつくね・テリヤキソース・トマト・白髪ネギ・グリーンリーフ・フライドエッグ・ブリオッシュバンズ
※日本オリジナルメニュー

FARMSTEAD(ファームステッド)
豆腐&ミックスビーンズ・ブロッコリーフムス・スライストマト・ミックスグリーン・アボカドバジルドレッシング・グリーンラップ
※ビーガン向け

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初めてなので、最もベーシックなTHE STANDARD(スタンダード)1,380円を注文しました。
サイドオーダーは、日本では珍しいsweet fries(サツマイモのフライ) 540円を注文。
色は濃いめのきつね色で、網目状にカットされています。
ちなみに、フレンチフライ500円は、一般的なストレートタイプです。
サイドオーダーの他には、数種類のサラダがありましたが、
ホーローのボウルにたっぷりとグリーンが盛りつけられており美味しそうでした。

ドリンクは注文しませんでしたが、カクテルやワイン、アルコール類も充実しており、
オープン時間から提供しています。
ソーダ、アイスティ、コーヒーなどは430円~。NYでも人気があるシェイクは780円~。
値段もしますが、たっぷりアメリカンサイズです。

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テーブルには、SIR KENSINGTON’Sのオーガニックケチャップとマスタード。
岩塩と黒コショウ、フォーク・ナイフ、オシボリ、ナフキンが置いてありました。

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こちらが、THE STANDARD(スタンダード)1,380円。注文してから5分弱で出てきました。
提供まで結構速いですが、スタンバイではなく、下の厨房でオーダーを受けてから焼いてくれます。
パティは一度に8枚ほど焼けるそうなので、効率が良いそうです。
ブリオッシュバンズは、パン工場でつくってもらっているとのこと。

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パティは、オーストラリア産オーガニックビーフ100%。
牧草飼育(グラスフェッド)です。

ハングリータイガーのような丸みがあり、焼き具合はミディアムです。
スパイス、塩分は弱く、ジューシーな肉の旨味が感じられます。
ハンバーガーではなく、ハンバーグステーキを食べているような肉、肉感。
あめ色のオニオンとオーロラソースのようなスペシャルソース。シンプルな味付けです。

オーガニックビーフについてはまだ市場が小さいですが、
オーストラリア産はオーガニックに限らずメインが牧草飼育(グラスフェッド)で、
米国産は穀物飼育(グレンフェッド)です。

牧草飼育のオーガニックは、先ず広大な土地が必要で、
牧草の育て方、除草方法、雑草の種を食べる昆虫の扱い方などの規定と指導技術が確立されています。
米国産は、穀物飼育、つまり、飼料に混合している穀物もオーガニックでなくてはなりません。

牛は草食で、もともと穀物は食べない動物です。
いくらオーガニックとはいえ、穀物飼育は不自然なので、より自然であることを考慮するとオーストラリア産(或いはニュージーランド産)となりますが、自然に育てるため、生育や味にバラつきが出易く扱い難い。特に、チェーン展開している飲食店においては、大きなデメリットとなります。
米国では、飼料を計算して、機械のように緻密に生産する為、規格が揃っています。
商業的には大きなメリットです。

食事をしていて思ったことは、オーガニックと謳っていても落とし穴があるということです。
オーガニックは安心、安全という思い込みがありますが、
やはり、どのように育てらえているのか考えることは大切ですね。
もし自分が牛だったら牧草育成がよいです。

できるだけ質のよいものを選び、食べましょう。
でも、量が多かったらよいものも身体に負担が掛かって悪になるのですね。
今日は美味しくいただきました。食べ納め、暫く節制します。

会計はテーブルで。
提供するものはハンバーガーですが、価格帯は決して安い訳ではないので、ちょっと贅沢なランチでした。

店内2人以上の女子利用が多かったです。
間違えなく女子が好きな雰囲気で、男性はちょっと入り難いかもしれません。
(でも彼女は喜びます。食後のデザートに、Tomorrow Landでお買い物などいかがでしょうか。)

住所:東京都目黒区自由が丘2-16-10メイプルファーム内
電話番号:03-3724-5820
営業時間:11:00〜22:00
HP:http://www.bareburger.co.jp/

自由が丘 自由が丘バーガー(JIYUGAOKA BURGER)

2015.07.20 Mon Eating place, 自由ヶ丘

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近年マクドナルドが経営不振に陥り、安ければよい時代から、消費者は安心安全を求めるようになりました。
ファストフードからファストカジュアルが流行るように、
食に対する価値観が変化し、新たな基準が幕を開けた様に思います。
拘りの製法、拘りの素材でつくられたプレミアム何とかという商品の売れ行きが好調で、
今日は真面目なハンバーガーをいただきたいと思い
「おいしい×あんしん=やさしい」がコンセプトの自由が丘バーガーを訪問しました。

場所は、東急東横線自由が丘駅北口下車、
426号線(自由通り)、城南信用金庫とセブンイレブンがある交差点の向かいにあるビルの4階です。
1階が焼菓子店PICASSOL、2階が謝逢紅
建物にはお店の看板が出ておらず、エレベーター前にA型看板が設置していあるのみで、見落とし易いです。
迷わなければ、駅から徒歩2分程。

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エレベーターで4階に上がり、入って直ぐがカウンター席。メインはテラス席です。
テラス席と言っても、ビニールで覆われているので、雨の日でも問題なし。
冬はヒーター、夏は、天井に設置してあるスプリンクラーと扇風機で涼しい風がきます。

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お水はミントが入っており、ピッチャーで提供されます。
自家製レモンスカッシュ 590円を注文しましたが、この水で十分な気もしました。
レモンスカッシュはほのかに、シナモンが香ります。

ハンバーガーは全部で9種類。
看板メニューの自由が丘バーガーレギュラーセット 1,360円を注文しました。

注文を受けてから調理する為、15分程待ちます。
奥のキッチンでパティをオーブンでじっくり焼いている姿が見えました。
メイドフォー・ユーシステムとは、このことでしょう。

メイドフォー・ユーとは、2000年からマクドナルドが導入したシステムで、
廃棄ロスを防ぐために、予め各種材料を保温しておき、注文ごとに素材パーツを組み立てるシステムです。
メイドフォー・ユーと聞くと、あたかも注文を受けてから作られた様に思いますが、
予め準備されたパーツを組み立てるだけで、素材自体は時間が経過しており、
注文を受けてからしっかりと焼くのとでは出来立て感、ジューシー感が大違いです。

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やっときました。
大きなハンバーガーと皮つきポテトフライ3個。
トマトケチャップは有機のタカハシソース
アメリカンチェリー2個。

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レタス、トマト、ローストオニオン、国産和牛100%のパティ、ピクルス、
バンズはごまたっぷりでモチモチです。

食べごたえがありますが、塩分控えめで、シンプルな味付けです。
下に残るような濃いソースではなく、塩と少量のブラックペーパー、有機マヨネーズとケチャップ。
物凄くやさしいです。
パティは国産和牛100%の粗挽き肉で、噛むと肉の塊が感じられるようなしっかりとした肉でした。

セットとドリンクを注文したので、1,950円掛りましたが、
ハンバーガーを食べる機会はそう多くはないので、
いただくならば質の良いハンバーガーをいただきたいと思います。
食べても胃もたれなく、優しいハンバーガーでした。

店名:自由が丘バーガー(JIYUGAOKA BURGER)
住所:東京都 目黒区 自由が丘 1-3-15 4F
電話:03-6459-5133
営業時間:11:30~22:00(昼L.O 16:00 夜L.O 21:00)
定休日:月曜日(祝日は営業)

自由ヶ丘 SPOON BREAD  ポップオーバー

2010.12.10 Fri Eating place, 自由ヶ丘

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自由ヶ丘スィーツフォレスト2Fにある『SPOON BREAD』へポップオーバーを食べに行きました。
SPOON BREADは、日本初のPOPOVERを専門にするカフェです。
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アンティーク調の家具。
席と席の間隔が広く、ゆったりとしています。
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(チキンサラダ 1,200円)※ドリンクはセルフで飲み放題です。
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チキンはジャマイカ「ジャークチキン」のようなスパイシーで皮がカリカリ。
美味しい。
こちらがポップオーバー、
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ポップオーバーとは、
卵の力だけでスフレのように焼き上げたパイシューのようなパン。
ルーツは、1800年代後半、イギリスより多くの人々がアメリカに渡り、
その中のヨークシャーの人々が、ヨークシャープディングの製法をベースに改良を重ね作り上げたのがPOPOVERの原型と云われています。
名前の由来、POPOVER(ポップオーバー)とは「弾けて飛び出る」という意味。
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SPOON BREADのポップオーバーは、油脂を極力抑え、
ベーキングソーダ、パウダーなど添加物を一切使用していません。
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天気もよいし、のんびり優雅にブランチ。
心が潤います。
●店名:SPOON BREAD(スプーンブレッド)
●住所:東京都目黒区緑ヶ丘2-25-7 ラ・クール自由ヶ丘スイーツフォレスト2F B
●電話:03-5731-6262
●営業時間:11:00~20:00(LO 19:00)
●定休日:月曜日(祝日の場合は営業、翌火曜日振替休日)