五反田 洋食 グリルエフ

2018.10.26 Fri Eating place, 五反田

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山手線五反田駅東口から徒歩3分。昭和25年、フランス料理店として創業して以来、この地で親しまれている老舗の洋食レストラン・グリルエフを訪問しました。予約可能となっていたので事前に電話したのですが、17時であれば絶対席は空いていますから予約は不要ですとのこと、17時開店と同時に直接伺いました。

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東口のバスターミナルを越えたところにあるカラオケ店の隣の路地にひっそりと佇むレンガ造りの建物。外壁には蔦が絡まっています。店内はアンティークのマホガニーテーブル、変色したあめ色の壁。昭和初期にタイムスリップしたかのような空間です。店内撮影OKとのことですが、ピリッとした空気感でしたので撮影は控えました。17時台は、常連と思われる品の良い男性一人客がちらほら。皆さんカウンター席に座ります。さて、常連さんは一体何を頼むのだろうか。一品目「コンソメスープ¥600」二品目「海老コキール¥1,700」さっと召し上がって、店を後にしました。外食でも家でもコンソメを一から作ることってなかなか無いですから、一から作る洋食屋のコンソメはご馳走ですね。

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グリルエフの人気裏メニューハヤシライス¥1,300。もともとまかないでつくっていたそうで、メニュー表には載っていません。ライスとルーは分かれており、ルーはソースポットで提供されます。見ての通りルーというよりも具がメイン。オーダーが入ってからから玉ねぎを切り、強火で炒めてフランベの後、デミグラスソースを加えて絡めたら完成。しゃきしゃきとした玉ねぎの食感と牛肉の旨味。そこへ自慢のデミグラスソースを加えてコクと甘みがプラス。ここでしか味わえない逸品だと思います。

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続いて、看板メニューの「カニコロッケ¥1,500」細かいパン粉で揚げたサクッと軽い食感の衣の中に、カニの身が入ったベシャメルソースがとろり。塩気と旨味がしっかりしているのでソースはつけずいただきます。
そうそう、カニクリームコロッケと言えば、一度訪れてみたいお店が名古屋にあります。「文化洋食店 本店 (愛知県名古屋市千種区高見1-2-1 SKビル 1F)」ここのカニクリームコロッケはほっぺたが落ちるらしい。

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創業当時から継ぎ足し続けている先代から引き継いだ漆黒のデミグラスソースをつかったタンシチュー¥2,600。しっかりした食べごたえ。旨味とほろ苦さがあります。

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パン(バタール又フランスパン)かライスが選択でき、パンをお願いしました。バターは小さくさいの目に切りにして氷の上に乗って出てきます。提供方法が珍しいです。

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ビーフシチュー¥2,200 タンシチューよりもマイルドな味わい。こちらもお店の命とも言えるデミグラスソースが十分に味わえる一皿。

■店名:グリルエフ
■住所:東京都品川区東五反田1-13-9
■電話:03-3441-2902
■営業時間:
ランチ :11:00〜14:30 (Last Order14:00)
ディナー:17:00〜21:00 (Last Order20:40)
■定休日:日曜日、祝祭日
■HP:http://grillf.rgr.jp/