自由が丘 古桑庵

2016.03.19 Sat  自由が丘

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自由が丘から徒歩5分程歩いた熊野神社近くに、一軒家の茶寮「古桑庵」があります。
駅からほんの少し離れただけですが、中心地の雑踏から離れ静かに過ごせます。

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古桑庵(こそうあん)は昭和の初め、夏目漱石の長女筆子の婿である小説家の松岡譲氏と
大正末期にこの家を建てた渡辺彦氏が趣味であった茶の湯を楽しむために隠居所を兼ねた茶室を構えるにあたり
家主が好んだ桑の古材を松岡氏が故郷越後で集め、茶室は昭和29年に完成。
後に「古桑庵」と名付け、松岡氏が上京の折には親しく宿として泊まっていたそうです。

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敷地内にはギャラリーも併設しており、6日単位で展示スペースとして借りることができます。

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一番奥の玄関から中へ入ります。

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窓から陽が入りぽかぽか暖かいです。
お庭を眺めながらお茶がいただけます。時間がゆっくりと流、ほっと落ち着く空間です。

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あんみつ 830円を注文しました。
クリームあんみつと悩みましたが、さっぱりとしたあんみつにして正解でした。
美味しい寒天とたくさんのフルーツ。エンドウ豆も美味しかったです。
あんみつには、ほうじ茶がつきます。

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外国人観光客も複数いらっしゃいました。ガイドブックで紹介されているのかなと思います。
外国の方は英語で話してきますが、お店の方は絶対日本語でしか説明しません。
しかし、嫌な感じは全く無く、相手も理解しているように見えました。これでいいんだなと感心しました。
仕事の途中に見つけた、素敵な茶寮。都会のオアシス、ここにありました。

●店名:古桑庵
●住所:東京都目黒区自由が丘1-24-23
●電話:03-3718-4203
●定休日:毎週水曜日
●営業時間:11:00-18:30