自由が丘 BLUE BOOKS cafe

2016.04.24 Sun Eating place, 自由が丘

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ブルーノート・ジャパンがプロデュースする「大人のための食堂」
BLUE BOOKS cafe自由が丘を訪問しました。

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オープンは2014年10月10日。
自由が丘のゴディバの地下1階にひっそりと佇むお店は、
日中はカフェとして、夜はバーとして表情を変えます。

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ゆったりとしたジャズが流れる落ち着いた店内。
入って直ぐがバーカウンター。上質な音楽を聴きながら本とお酒を楽しむお一人様もちらほら。
ブルーノートと聞くと、少々敷居が高いように思うのですが、そんなことはありません。
一人で気軽に立ち寄れるような雰囲気がありました。

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壁には、ブックディレクター幅允 孝さん(BACH)がセレクトした1,500冊の本が
「旅」「暮らし」などのテーマに分かれて並んでいます。

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ブルーノートオリジナルのクラフトビールBLUE NOTE TOKYO BEER “SESSION” 700円/330ml
フルーティーな香りで軽いのですが、しっかりとしたコクと苦みがあります。

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私は、ノンアルコールカクテルSpice&Tonic(750円)を。
ジュにパーベリーを中心に、八角、黒胡椒、シナモン、4種類のスパイスから
抽出した特製シロップをトニックで割った印象的な、大人の一杯。

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Mozzarella Cheese Hamburger with French Fries 1,400円
モッツァレラチーズ ハンバーガー フレンチフライ添え

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Avocado Hamburger with French Fries 1,400円
アボカド ハンバーガー フレンチフライ添え

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茄子が入っているのが珍しい。素材を活かしたさっぱりとした味付け。
ボリュームがあるので、フォークとナイフでいただきました。

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良質の音楽と本と食事が楽しめる大人の食堂BLUE BOOKS cafe。
木曜夜のDJイベントやライブ演奏もオススメ。

●店名:BLUE BOOKS cafe
●住所:東京都目黒区自由が丘2−9−15 ユレカビルB1F
●電話:03-6825-8686
●営業時間:11:30〜23:00
●定休日:不定休

運営:株式会社8686
プロデュース:株式会社ブルーノート・ジャパン
ブックディレクション:幅允孝(BACH)
ロゴデザイン:佐藤卓デザイン事務所

自由が丘 古桑庵

2016.03.19 Sat Eating place, 自由が丘

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自由が丘から徒歩5分程歩いた熊野神社近くに、一軒家の茶寮「古桑庵」があります。
駅からほんの少し離れただけですが、中心地の雑踏から離れ静かに過ごせます。

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古桑庵(こそうあん)は昭和の初め、夏目漱石の長女筆子の婿である小説家の松岡譲氏と
大正末期にこの家を建てた渡辺彦氏が趣味であった茶の湯を楽しむために隠居所を兼ねた茶室を構えるにあたり
家主が好んだ桑の古材を松岡氏が故郷越後で集め、茶室は昭和29年に完成。
後に「古桑庵」と名付け、松岡氏が上京の折には親しく宿として泊まっていたそうです。

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敷地内にはギャラリーも併設しており、6日単位で展示スペースとして借りることができます。

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一番奥の玄関から中へ入ります。

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窓から陽が入りぽかぽか暖かいです。
お庭を眺めながらお茶がいただけます。時間がゆっくりと流、ほっと落ち着く空間です。

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あんみつ 830円を注文しました。
クリームあんみつと悩みましたが、さっぱりとしたあんみつにして正解でした。
美味しい寒天とたくさんのフルーツ。エンドウ豆も美味しかったです。
あんみつには、ほうじ茶がつきます。

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外国人観光客も複数いらっしゃいました。ガイドブックで紹介されているのかなと思います。
外国の方は英語で話してきますが、お店の方は絶対日本語でしか説明しません。
しかし、嫌な感じは全く無く、相手も理解しているように見えました。これでいいんだなと感心しました。
仕事の途中に見つけた、素敵な茶寮。都会のオアシス、ここにありました。

●店名:古桑庵
●住所:東京都目黒区自由が丘1-24-23
●電話:03-3718-4203
●定休日:毎週水曜日
●営業時間:11:00-18:30

自由が丘 ベアバーガー(Bareburger JIYUGAOKA)

2015.07.23 Thu Eating place, 自由ヶ丘

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NY発のオーガニックグルメバーガー、ベアバーガー国内一号店が7月19日、自由が丘にオープンしました。
場所は、自由が丘正面北口下車、蜂の家とWeekly shopの間を直進し、
次の信号を渡った先にあるTomorrow Land内にあります。駅から徒歩5分程。

ベアバーガーは2009年NY、Queensで創業。
北米を中心に26店舗展開。屋号の”bare”は、BEAR(クマ)ではなく、ありのままという意味ですが、
ベアバーガーのロゴはクマ、店内の至るところにもクマを見つけました。

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国内出店にあたっては、Tomorrow Landbareburgerとパートナーシップを結び、ベアバーガージャパンを設立。
ショップは2層構造で60坪、97席。
1階がテラス席、カウンター席と厨房。2階は2つのエリアに分かれたテーブル席。

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ベアバーガーの特徴は、ホルモンや農薬などを極力使わずに育てた食材を提供するという方針で、
放し飼いで牧草育ちの牛肉や牛乳、卵、保存料不使用のバンズ、無農薬野菜など、
すべて有機肥料によって生産された農産物に拘っています。
ミシュランNY版では、sustainable-minded gem(環境に配慮する名店)と評されており、
メニュー表には以下の言葉が記されていました。

all meats are free range(放し飼い)
pasture raised humanely(人工肥料ではなく放牧で育てた)
raised antibiotic gluten and hormone free(抗生物質、ホルモン剤不使用)
NO GMO(Genetically Modified Organism)(遺伝子組換え生物されていない)

ハンバーガーは13種類。
パティは、定番のビーフ、チキン、ターキー、豆腐、日本限定の尾崎牛。
自分の好みにカスタマイズできるBE MY BURGERもありました。(これは上級者向きですね!)

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おススメは、

THE STANDARD(スタンダード)1,380円
ビーフ・エグモントチーズ・ディルピクルス・スタウトオニオン・スペシャルソース・ブリオッシュバンズ
※最もシンプルでパティ、チーズ、バンズのバランスが味わえるバーガー

COUNTY FAIR(カウンティ フェア)
ビーフ・チェダチーズ・ディルピクルス・スライスレッドオニオン
スライストマト・ロメインレタス・マヨネーズ・ブリオッシュバンズ
※スタンダードをベースに野菜を足したややさっぱり系

TOMORROW BURGER(トゥモローバーガー) 2,980円 ※数量限定
尾崎牛・トマト・レタス・レッドオニオン・スペシャルソース・ブリオッシュバンズ
※トゥモローランド一押しのプレミアムバーガー

TSUKUNE(つくね) 1,520円
鶏肉のつくね・テリヤキソース・トマト・白髪ネギ・グリーンリーフ・フライドエッグ・ブリオッシュバンズ
※日本オリジナルメニュー

FARMSTEAD(ファームステッド)
豆腐&ミックスビーンズ・ブロッコリーフムス・スライストマト・ミックスグリーン・アボカドバジルドレッシング・グリーンラップ
※ビーガン向け

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初めてなので、最もベーシックなTHE STANDARD(スタンダード)1,380円を注文しました。
サイドオーダーは、日本では珍しいsweet fries(サツマイモのフライ) 540円を注文。
色は濃いめのきつね色で、網目状にカットされています。
ちなみに、フレンチフライ500円は、一般的なストレートタイプです。
サイドオーダーの他には、数種類のサラダがありましたが、
ホーローのボウルにたっぷりとグリーンが盛りつけられており美味しそうでした。

ドリンクは注文しませんでしたが、カクテルやワイン、アルコール類も充実しており、
オープン時間から提供しています。
ソーダ、アイスティ、コーヒーなどは430円~。NYでも人気があるシェイクは780円~。
値段もしますが、たっぷりアメリカンサイズです。

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テーブルには、SIR KENSINGTON’Sのオーガニックケチャップとマスタード。
岩塩と黒コショウ、フォーク・ナイフ、オシボリ、ナフキンが置いてありました。

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こちらが、THE STANDARD(スタンダード)1,380円。注文してから5分弱で出てきました。
提供まで結構速いですが、スタンバイではなく、下の厨房でオーダーを受けてから焼いてくれます。
パティは一度に8枚ほど焼けるそうなので、効率が良いそうです。
ブリオッシュバンズは、パン工場でつくってもらっているとのこと。

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パティは、オーストラリア産オーガニックビーフ100%。
牧草飼育(グラスフェッド)です。

ハングリータイガーのような丸みがあり、焼き具合はミディアムです。
スパイス、塩分は弱く、ジューシーな肉の旨味が感じられます。
ハンバーガーではなく、ハンバーグステーキを食べているような肉、肉感。
あめ色のオニオンとオーロラソースのようなスペシャルソース。シンプルな味付けです。

オーガニックビーフについてはまだ市場が小さいですが、
オーストラリア産はオーガニックに限らずメインが牧草飼育(グラスフェッド)で、
米国産は穀物飼育(グレンフェッド)です。

牧草飼育のオーガニックは、先ず広大な土地が必要で、
牧草の育て方、除草方法、雑草の種を食べる昆虫の扱い方などの規定と指導技術が確立されています。
米国産は、穀物飼育、つまり、飼料に混合している穀物もオーガニックでなくてはなりません。

牛は草食で、もともと穀物は食べない動物です。
いくらオーガニックとはいえ、穀物飼育は不自然なので、より自然であることを考慮するとオーストラリア産(或いはニュージーランド産)となりますが、自然に育てるため、生育や味にバラつきが出易く扱い難い。特に、チェーン展開している飲食店においては、大きなデメリットとなります。
米国では、飼料を計算して、機械のように緻密に生産する為、規格が揃っています。
商業的には大きなメリットです。

食事をしていて思ったことは、オーガニックと謳っていても落とし穴があるということです。
オーガニックは安心、安全という思い込みがありますが、
やはり、どのように育てらえているのか考えることは大切ですね。
もし自分が牛だったら牧草育成がよいです。

できるだけ質のよいものを選び、食べましょう。
でも、量が多かったらよいものも身体に負担が掛かって悪になるのですね。
今日は美味しくいただきました。食べ納め、暫く節制します。

会計はテーブルで。
提供するものはハンバーガーですが、価格帯は決して安い訳ではないので、ちょっと贅沢なランチでした。

店内2人以上の女子利用が多かったです。
間違えなく女子が好きな雰囲気で、男性はちょっと入り難いかもしれません。
(でも彼女は喜びます。食後のデザートに、Tomorrow Landでお買い物などいかがでしょうか。)

住所:東京都目黒区自由が丘2-16-10メイプルファーム内
電話番号:03-3724-5820
営業時間:11:00〜22:00
HP:http://www.bareburger.co.jp/