久原本家 レストラン茅乃舎(かやのや)
茅乃舎は創業明治26年。
福岡県久原村(現:久山町)に開いた醤油蔵から始まり
醤油醸造の技術を生かし、つゆ、たれ、スープなど様々な調味料の製造を開始。
その後、自社で農業や昔ながらの食品づくりに取り組むようになり、
平成17年、茅葺屋根を有する自然食レストラン「茅乃舎」をオープンしました。
「茅乃舎だし」は、レストランで食事をしたお客さんから料理に使われている出汁や
調味料の作り方を尋ねられ、家庭でも近い味が出せるようにと開発、商品化し、
その手軽さと質の高さから、多くのファンを持つ人気ブランドになりました。
こちらのレストランは福岡県粕屋郡久山の山里にあります。
夜道を車で走り暗闇に見えてくる光。茅葺屋根の立派な建物が茅乃舎です。
こちらの建物、もともとあった醤油蔵を改装したのではなく、
創業者がこの山里の土地を気に入り、レストランとして建てたそうです。
本日は5,400円のコースをお願いしました。
前回も同じコースにしたのですが、2年前と比較すると品数が増え、
内容が少しアップグレードしていました。(過去の記事)
博多曲げに入った前菜
河豚の焼霜
椎茸と小松菜の胡桃和え
里芋の旨煮(鯖フレーク)
薩摩芋トマトソース
法蓮草の玉子焼
続いてメイン料理。メインは4種類からの選択で、黒豚しゃぶしゃぶにしました。
・十穀鍋
・黒豚と旬菜の出汁しゃぶ 温泉卵添え
・嘉穂牛有馬煮
・鰆とカマスの吹き寄せ揚げ
・嘉穂牛の照り焼きステーキ+1,940円
・トマトすき焼き +1,940円
黒豚、水菜、白髪ねぎを、香りと旨味を引き出したお出汁にさっとくぐらせていただきます。
旨味の強い出汁にくぐらせているので、ポン酢などのつけダレは不要。
添えられた温泉卵は、しゃぶしゃぶと一緒に食さず、単体でいただきました。
〆のご飯は、今朝、籾すりと精米した新鮮は白米を土鍋で炊いてくれます。
茅乃舎で5年に渡り料理教室をしていたスローフードの達人
「長野ばあちゃん」こと長野路代さんの逸品と香の物、納豆汁。
久山の朝採れ卵に醤油を一滴垂らし、ご飯に掛けていただきました。
甘味
蓮根餅黒蜜崖と薩摩芋羊羹
茅乃舎ユーザー、ファンであれば一度は訪れていただきたい場所。
ご馳走さまでした。
●店名:レストラン茅乃舎
●住所:福岡県粕屋郡久山マチ大字猪野字櫛屋395-1
●電話:092-976-2112
●営業時間:11:00~15:30(L.O13:30) 17:00~22:00(L.O20:30)
●定休日:毎週水曜日(祭日の場合はその翌日)
●アクセス:JR福北ゆたか線・篠栗駅からタクシーで15分/西鉄バス 猪野バス亭からタクシーで5分