反町 田ぶし

2020.02.11 Tue  反町

田ぶし_20200128 - 2 / 4東京醤油とんこつらーめん 750円

関東に雪がちらちらと降った寒い日、お昼にラーメンを食べに行きました。伺ったのは反町駅にある田ぶし。ライト系豚骨のお店です。東横線反町ー白楽エリアには人気ラーメンが多く、ラーメン激戦区と言われているそうです。田ぶしも人気店の一つ。

田ぶし_20200128 - 3 / 4味玉飯 230円

田ぶし_20200128 - 1 / 4本家田ぶしつけ麺 800円

私はつけ麺を注文しました。

田ぶし_20200128 - 4 / 4
つけ麺は、麺を茹でた後しっかり水で締め、スープと分けて提供される訳ですから、先ずは麺だけで味わうと致しましょう。自家製中太のストレート麺です。これに、鰹の風味が豊かなスープをさっとくぐらせて。

田ぶしは、すっと入れる日もあるし、並ばなけれな入れない日もある。入ってすぐに提供される日もあれば、注文してから提供の時間が掛かる日もある。そんな具合なので少し時間に余裕を持って訪問するのがよいでしょう。店内は清潔感があり女性でも入りやすいです。たまにはラーメンもいいですね。ごちそうさまでした。

錦糸町 真鯛らーめん 麺魚

2018.12.04 Tue  錦糸町

麺魚_20181130 - 14 / 15
丿貫」へ行ったなら次は「麺魚」に行ってみて。と勧められ錦糸町「麺魚」に行ってきました。平日のランチタイム。行列を覚悟していましたが店内に待ちが5人。10分程で入れました。店内は16席あるうち、13席が一列に並んだ奥行きのあるつくり。入口付近が調理場、カウンターから見える位置に洗浄機、奥には大容量の冷蔵庫が設置されています。動線が少し変わっています。もとは事務所だったのかな。

麺魚_20181130 - 12 / 15
食券で先払いです。店内のサイン表示も含め、すべて日本語と英語で表記がされています。壁には大きな鯛の画。その他無駄な張り紙はありません。床、壁、ステンレス製の調理器具は綺麗に保たれており、清潔感があります。店員さんは飲食店らしからぬネイルをした若い女性が3名。(悪い印象は受けなかった)調理は男性2名。ラーメン屋と言ったら男性従業員率が高いので、珍しいですね。店内のBGMは三味線音楽。がちゃがちゃした感じが無いのがよいです。大変スッキリしています。女性客も多いですね。最近ぽいというか、ラーメン界も進化しているなと感心。

麺魚_20181130 - 5 / 15
一番人気の真鯛ラーメン雑炊セット1,000円と真鯛ほぐし真鯛ラーメン950円に味玉100円を追加しました。トッピングは、桜で燻した真空低温調理チャーシューに船橋産の青菜とゆず。味玉は鯛の出汁につけて燻製した後、黄身の中に鯛のエキスを注入した特製品。これは食べるべき。

麺魚_20181130 - 3 / 15
鯛の旨味が強烈に感じられるスープは、昆布などが入った塩ダレは使わず、塩と鯛のスープ、鯛からとった脂、鯛をふんだんに使っています。鯛は愛媛県宇和島産真鯛を使用。

麺魚_20181130 - 9 / 15
麺は、中細で北海道産小麦100%使用した石臼挽き全粒粉の特製麺。並盛りは140g。店内で提供される麺は太さが2種類あり、真鯛ラーメンは中細に対して、濃厚真鯛ラーメンとつけ麺は中太麺。

麺魚_20181130 - 8 / 15
芳ばしく焼かれほぐした鯛の身に残ったスープをかけていただきます。薬味として生姜、柚子胡椒、山葵はお願いすれば無料でいただけます。

麺魚_20181130 - 11 / 15
臭みのない、芳ばしい鯛の旨味スープは、塩っ辛さが無く、全部飲み干しました。食べ終えた後、ラーメンというよりは鯛の塩焼き定食を食べた後のような口と胃の状態。これは不思議。

麺魚_20181130 - 13 / 15
行きは背になって気づかなかったのですが、お店を背にして左を見ると東京スカイツリーが見えました。

麺魚_20181130 - 15 / 15
麺魚の斜め向かいには麺魚の別ブランド「満鶏軒」が今年4月にオープン。こちらも人気店舗となっています。売りは鴨出汁の鴨塩ラーメン。鴨と水だけで炊いたスープとフォアグラ脂。真空調理の鴨チャーシューがトッピングされた逸品。満鶏軒も行ってみたいし、麺魚では濃厚つけ麺か濃厚真鯛ラーメンを食べてみたい。本当に美味しかった。また伺いたい。

■店名:真鯛らーめん 麺魚
■住所:東京都墨田区江東橋2丁目8−8 パークサイドマンション
■営業時間:11時00分~21時00分
■電話:03-6659-9619
■HP:https://www.mengyo.net/

弘明寺 丿貫(へちかん)

2018.08.24 Fri  弘明寺

弘明寺丿貫_201808018 - 10 / 11
先日、ラーメンマニアの方から「絶対に行ってみて!」とおすすめされたラーメン店「丿貫」へ行ってきました。ラーメンにはジャンルがありますが、丿貫はどのジャンルにも属さないラーメンとのこと。実際に試して、おっしゃっていた意味がよく分かりました。確かに、丿貫のラーメンは、ジャンルでは表せない、言うならば創作ラーメンです。
丿貫は昼はラーメン店、夜は日本酒専門店として営業しています。メインは煮干出汁の煮干蕎麦。それ以外は、毎日限定メニューを提供しており、日々メニューが変わります。夜の部は、「とりえず」というネーミングの一皿を頼んで、一杯ひっかけるのが通な食べ方。その後、つまみを。最後は、肉ののらないかけのラーメンで〆るという、非常に興味をそそる変わったラーメン店。いつか夜の部もお邪魔したい。

弘明寺丿貫、ここは実は2号店で、1号店は関内の福富町にあります。店主は元々本業が別にあり、趣味のつもりで野毛のバーなどを2軒間借りして週に2日やっていたそうですが、お客さんが並んで周囲に迷惑が掛かる状況になり、転職を決めて、店を出したんだそう。福富町のお店は、かなりドープな風俗店がひしめく細い路地にあり、もともとスナックだった店舗を改装。看板も出ていませんし暖簾には何も書かれていません。現在は1時間程並ぶ行列店らしい。

弘明寺丿貫_201808018 - 1 / 11
昼の部は14:30L.Oで、14時に到着。ウェイティングは5名程。比較的回転は早いので、10分程で入れました。こちらが本日のメニュー。ご飯ものは既に完売。煮干蕎麦以外、メニューは日々変わるので、ツイッターでお知らせしています。席はカウンター11席。席に着いてから注文を取るスタイルですが、提供までの時間は非常に早く待ち時間は気にならない。

弘明寺丿貫_201808018 - 3 / 11
煮干蕎麦800円に+100円でうずらの卵をつけました。このうずらの卵、なるほどと思いました。普通サイズの卵だと味を染み込ませるのに早くても半日〜1日掛かりますが、うずらの卵ならもっと早く漬かりますね。具はスライサーでカットされた低温調理レアチャーシューと玉ねぎ。このチャーシューはチャーシューというよりもロースハムに近いかな。提供する前に都度スライサーで薄く切ってくれる点もやっぱりハムのような扱い。味付けはそれほど強くなく、美味しい。次は肉増しにしたい。粗目に刻んだ玉ねぎも、よいアクセントになっています。
このスープはかなり濃厚。味はかなりしっかり目。煮干しは1種類ではなく、アジ、アゴ、サンマなど複数使い、味に深みを出しているんだそう。

弘明寺丿貫_201808018 - 6 / 11
麺は、低加水の細麺。長浜ラーメン、博多ラーメンよりはやや太さがある、サックリとした食感。濃厚な旨味スープが麺によく絡む、というよりも、麺がスープをよく吸ってくれて麺とスープがよくマッチしている。

弘明寺丿貫_201808018 - 4 / 11
続いて、本日の限定メニューより、渡蟹蕎麦900円。丿貫は、甲殻類(エビ・カニ)を使ったメニューのバリエーションが豊富。煮干同様に、旨味が強烈。蟹の旨味が口いっぱいに広がる。味がしっかりしているので割がほしい気もするけど、カウンターには割も調味料もなし。スープは飲むのではなくて、あくまでも、この麺と絡めていただくというスタイルなのでしょう。色々評論家ぶったことを言いたくなったけれど、総合的に、よい意味で印象深いラーメンでした。

弘明寺丿貫_201808018 - 7 / 11
お腹の具合をみて、まだいけそうだったので、黒酢の和え玉200円を注文。だいたいのお客さんがラーメンと一緒に和え玉を頼んでいました。和え玉とは、替え玉ではなくて、油そばのように味の付いた汁なし蕎麦のことで、丿貫では三段階の楽しみ方があります。①よく混ぜてそのまま食べる②残していたスープでつけ麺のように食べる③残ったスープに投入して味変させて食べる。②と③に於いては、煮干と蟹で試しましたが、煮干とベストマッチ。

弘明寺丿貫_201808018 - 8 / 11
この和え玉、単体でも完成された一皿で、これだけでも美味しい。汁なしの和え玉は麺の食感が一層際立ちます。色々試してみたくなりました。
かなり濃厚だったので、店を出た後に喉が乾くかなと思いましたが、大丈夫でした。胃もたれもおこらず。不思議とまた食べたいなと思わせるラーメン。次は是非海老蕎麦に出会いたい。

■店名:弘明寺丿貫
■住所:神奈川県横浜市南区通町4-111
■営業時間:昼の部 【ラーメン店】11:00〜15:00(14:00L.O)  夜の部【日本酒専門店】18:00〜22:30(22:00L.O.)
■定休日:日曜

仙台 泰陽楼

2018.07.24 Tue  仙台

泰陽楼_201807244
今年に入ってから仕事で仙台に行く機会が増えました。仙台と言えば牛タン。その牛タンには目もくれず、必ず訪れるラーメン屋があります。屋号は「泰陽楼」。
西口駅前にある繁華街「ハピナ名掛丁」を歩いていると「名掛丁センター街」という細い路地に、興味をそそる個店が軒を連ねています。空腹を満たすため、偶然入ったラーメン屋さんが大当たり。その後何度も通うこととなりました。店は混んでおらず昭和感漂う、なんとも落ち着く空間です。

泰陽楼_201807247
壁には可愛らしい猫の置物。

泰陽楼_201807246
タバコは嫌いです。でも喫煙者には有り難い、タバコが吸えるお店です。こんなところもまた、昭和を感じる。

泰陽楼_20180724
メニュー表。懐に優しい価格帯。最近は1,000円を超すラーメンが増えましたので、大変有り難いです。

泰陽楼_201807245
ある日の夕方に訪れたとき、ご主人がカウンターでせっせと餃子を包んでいました。創業が何時なのか分かりませんが、ご主人は2代目で、40年程前からお店に立っているそうです。

泰陽楼_201807241
自慢の手作り餃子は、560円/6個。結構ボリュームがあります。一人で食べるには少し量が多いかな。キャベツ・ニラ・豚肉がたっぷり。

泰陽楼_2018072410
ラーメン(530円)醤油ラーメンなのですが、色は浅く、塩ラーメンっぽい見た目。このスープは本当に美味しい。ラーメンを食べに行って、スープは残してしまうことが殆どですが、こちらのスープは珍しく全部飲み干してしまいました。旨味が上品で、見た目も透き通り、美しいのです。飲んだときに、舌に残らず、雑味の無いすっきりとした味。初めていただいたとき、無化調で、真面目に出汁をとっていることがすぐに分かりました。後で伺うと、煮干し、昆布、鰹節でしっかり出汁をとり、そこに少量の醤油を足しているそうです。だから色が薄いんですね。麺は、黄みが強い中華麺。中華そば、支那そばのようなラーメンです。これが530円なのですから、本当にリーズナブルです。仙台に来たら寄らずにはいられません。

泰陽楼_201807242
こちらはワンタン麺(780円)。ワンタン麺も美味なのですが、スープの美味しさがインパクト大なので、私はシンプルにラーメンの方が好み。

泰陽楼_201807249
半ラーメン・チャーハンセット(700円)なんともほっとする味。癒やされます。炭水化物に炭水化物という極めて太りやすいセットですが、これは最高ですね。ラーメンが美味し過ぎるので、普通サイズのラーメンと半チャーハンでも良かったかな。こちらにはミニサラダが付きます。

■店名:泰陽楼
■住所:宮城県仙台市青葉区中央1-8-31 名掛丁センター街
■電話:022-222-3913
■営業時間:11:30ー24:00

橋本 さっぱり系博多ラーメンしばらく 福重店

2018.01.14 Sun  橋本

博多らーめんしばらく_20180106 - 4 / 5
博多ラーメンの特徴は、独特なにおいの豚骨スープと細い麺。この細い麺は加水率が低いために伸びやすく「替え玉」で麺を追加するシステムと麺の固さを「バリ硬(とてもかため)」などとオーダーできる仕組みです。このスープのにおいは強烈で、お店の前を通るとにおいを感じられるレベルで、硬過ぎる麺は、正直よくわからず、酔っていないといただくのは厳しいという声もあります。

そんな印象を持つ博多ラーメンですが、「ここのは臭くないので、是非食べて感想を」とのこと、伺ったのは福岡市西区今宿新道の外環西口交差点付近にある「ラーメンしばらく 福重店」。最寄り駅は橋本になりますが、駅から1.5キロ(徒歩で20から30分程度)掛かりますので車での移動が現実的。なお、福岡市内外には何店舗か構えていますが、ここ福重店がベストとのこと。肝心な豚骨臭いについて、お店の前からは臭いがせず、これは期待が持てそうです。

博多らーめんしばらく_20180106 - 5 / 5
交差点にはシダックスがあります。これを目印にするとよいでしょう。

博多らーめんしばらく_20180106 - 3 / 5
伺ったのは14時過ぎ。満席ではないものの、この時間での客入りが絶えないとは繁盛店の証。お昼時は大変混み合うようです。ただし、回転が早いので少し待てば入れると思います。席は、カウンター席と座敷席。先ず目に入ってきたのはオール110円で提供している「おでん」。通はこのおでんの具をラーメンに投入して食すようです。お店は古いですが、大変小奇麗にしています。特に従業員の男性が短髪で引き締まった体をしており清潔感がありました。

博多らーめんしばらく_20180106 - 2 / 5
ラーメン 500円

量:丼は浅めで小さ目。
麺:細すぎず、バリ硬にしても芯は残らず、美味しいと感じられる食感。
スープ:脂っぽさがなく見た目もさっぱり。くさみはありません。
チャーシュー:脂身が少なめで薄切。

お好みですりゴマ、紅しょうがをトッピングしていただきます。500円という価格が有難いですが、その昔は300円だったらしいのです。聞けば、博多っ子にとってラーメンは食事というよりもスナック感覚で食べるそう。既にお昼を食べた後ではありましたが、あっさりいただける一杯で、完食。替え玉110円を追加しようか悩んだ程です。邪道かもしれませんが、このスープに白いごはんを入れて食べたくなりました。

半信半疑でしたが、確かに「しばらく」のラーメンはくさみがなく、酔っていなくても美味しく食べられるラーメン。小腹が空いたときにさっと食べたい味。博多ラーメンの印象が変わった一杯でした。ご馳走さまでした。

■店名:博多ラーメンしばらく 福重店
■住所:福岡県福岡市西区石丸4-48-3
■電話:092-891-7935
■営業時間:11:00~22:00
■定休日:火曜日

湯河原 らぁ麺屋 飯田商店

2015.12.29 Tue  湯河原

iidasyoten_20151227_18
神奈川県屈指のラーメン店「らぁ麺屋 飯田商店」を訪問しました。オープンは、2010年3月16日。
以来湯河原まで行っても価値ある極上の醤油ラーメンが食べられると評判のお店で、
遠方から多くのラーメン通が訪れる有名店です。

余りに並ぶ為、最近になって開店前に並ぶ人のみ整理券を配布するようになりました。
配布時間は午前8時、午前9時、午前10時、午前10時半ですが、決まった時間で無くても、
スタッフが表に出られるタイミングがあれば、ゲットすることができます。
但し、券は一人1枚で、開店10分前に戻らなければ無効となります。(代表者が並ぶなどもNGです)

iidasyoten_20151227_17
店名が「飯田商店」なので、もともとは何屋だったのかご近所さんに尋ねると、その昔は乾物屋だったとか。
こんなところになぜ。隣はアパートです。

iidasyoten_20151227_16
万全を期して8時前に到着しました。誰も並んでいないのでホッとしましたが、私たちの前には既に2人いて、
3番目のカードをゲットしました。先頭の方は、なんと新潟から車で来られたそうです。
10時50分に再び戻ると、既に行列ができていました。

iidasyoten_20151227_01
中へ入ります。
カウンター7席と壁側に2席。狭い店内。券売機で先払いです。

らぁ麺飯田商店で食べるべきは、「醤油らぁ麺」と「つけ麺」と予習してきましたが、
100回以上通う常連さんにオススメは何か伺うと、兎に角どれを食べても美味しいとの返答。
そういう訳で、今日の気分で5種類選びました。

醤油わんたん麺 900円
醤油チャーシューわんたん麺 1,200円
塩わんたん麺 1,150円
つけ麺(濃厚昆布鰹出汁かけ) 900円
塩つけ麺 900円

らぁ麺屋 飯田商店の特徴は、麺は、国産小麦の自家製麺でラーメンの種類により麺が其々異なります。
スープは、比内地鶏と山水地鶏のスープ、煮干しのスープの2種類。
全ての食材、仕込み、調理において無化調(化学調味料は一切使用していません)。

iidasyoten_20151227_15
こちらはつけ麺の指南書。
(説明)
濃厚な昆布と鰹の水出し(火を入れない)が麺に絡まっています。
初めは塩を少し麺につけて麺だけで、後、つけ麺としてお召し上がり下さい。
後半に湯河原産の橙(だいだい)を絞ってさっぱりと(入れすぎ注意)お召し上がり下さい。
麺の器に残った水出しが、スープ割に出来ます。

iidasyoten_20151227_14
先ずは、つけ麺(濃厚昆布鰹出汁かけ)。麺と雪塩のみが出てきます。
最初は昆布鰹水に浸かった麺をそのままで。次に、雪塩を少々つけて麺だけを味わいます。
喉越しの良いツルンとした麺を口に入れると、小麦の香りがふわっと口の中に広がります。
ここに雪塩を少々つけていただくと、昆布の旨味と甘みが際立ちます。

iidasyoten_20151227_11
続いて麺をつけ汁に付けていただきます。生醤油とたまり醤油の芳醇な香りとコク、鶏出汁の旨味。
食べ進めるうちに、つけ汁に昆布と鰹の風味が調和し、味が変化します。
最後は、橙を少し絞ってさっぱりとさせ、つけ汁に残った昆布鰹水を割りスープ代わりに注ぎ飲み干します。

iidasyoten_20151227_07
塩つけ麺
特徴のある平打ちの太麺で、噛めば噛む程小麦の味を楽しめる力強い麺です。
ふすま入の強力で、ややぼそぼそとした食感。低下水独特の口当たりがします。

iidasyoten_20151227_05
塩気のあるスープと一緒にいただきます。

iidasyoten_20151227_03
見た目は、蕎麦のような麺。

iidasyoten_20151227_08
美しき塩わんたん麺
澄んだスープは、あっさり上品な味。
ワンタンは、ショウガが効いて、これも又品のある味。

iidasyoten_20151227_06
麺は極細。スルスルと胃に納まります。

iidasyoten_20151227_12
醤油わんたん麺
醤油が香る、上品な醤油ラーメン。雑味なくすっきりした味わい。
トッピングの極太メンマも美味しかった。

iidasyoten_20151227_02
麺は、細麺。塩わんたん麺よりは太い細麺です。微妙に違う。

iidasyoten_20151227_13
醤油チャーシューわんたん麺
醤油わんたん麺がチャーシュー1枚に対して、醤油チャーシューわんたん麺は、チャーシューが3枚入っています。
この豚バラロールチャーシューもきっと丁寧につくられたのだと思います、美味でした。もっと食べたかった。
チャーシューが美味しいので、醤油わんたん麺より、醤油チャーシューわんたん麺をおオススメしたい。

らぁ麺飯田商店を訪問する前、実は散々食べた後だった為、胃袋がどうなることかと思いましたが、
大変美味しく完食しました。
真面目なラーメンは美味しく箸がついつい進んでしまうのだと思いました。

そして、驚いたのは多数の方が2種類(2杯)注文されること。
決して量が少ない訳ではなく、むしろ多いのですが、折角来たのだからと食べ納めされます。
確かにどれを食べても美味しかったので、ここまで来たら全て制覇したくなります。
らぁ麺飯田商店のメニューは一定でなく、限定メニューや新しいメニューを出します。
当初は醤油でスタートし、続いて塩が登場。今もなおヴァージョンアップし続けています。
麺もスープもバラエティに富んでおり、ラーメンに対する追求心を感じました。
そういった点が人々を魅了し、100回以上通っても飽きさせないお店なのだと思いました。

さて、2016年1月18日(月)~1月29日(金)まで、町田小田急百貨店の催事に出店されるそうです。
お近くの方は是非このチャンスに。

●店名:中華そば飯田商店
●住所:神奈川県足柄下郡湯河原町土肥2-12-14
●電話:0465‐62‐4147
●営業時間:11時~15時(材料終了迄)
●定休日:月曜、毎月第2火曜日(祝日の場合翌日)
※年末年始等その他の休業日はHPでお知らせ