吉野ヶ里産直市場 吉野麦米(ばくべい)

2017.09.26 Tue  神崎

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9月9日にオープンした農産物直売所「吉野麦米(ばくべい)」へ行ってきました。
コンセプトは「佐賀の恵みと出会う場所」。
JA直営の道の駅と思いきや、おこわで有名な萬永堂が運営するお店です。
敷地面積約6,000平方メートル。この規模の直売所を民間企業が運営するのは珍しいと思います。

吉野ケ里歴史公園北口(神埼市郡)近くの国道385号沿い、
大きなダークグレーの外観が一際目立ちます。

麦米では直売所に加え、地元産大豆でつくる豆腐店、
お惣菜、甘味、野菜や果物を加工した食品の販売も行っており、
石窯パン工房、石臼生蕎麦製造・食事処、カフェも併設しています。
また、里山栽培を目指す町おこし団体が栽培に取り組むオリーブの搾汁工房も併設。

開店から3週間余りたちますが、未だ大勢の人で賑わっています。
というわけで、11時半ころ目がけお蕎麦を食べに来ましたが、ウェイティングは無いものの既に満席。
回転は速いですが、12時過ぎると待ちますので早めに出掛けることをお勧めします。

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9月30日までは、ランチメニューは1種類のみ。
温かいお蕎麦と季節のおこわ(松茸)にしました。
お蕎麦は並み盛りが200g、大盛(無料)は300g。

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食事前、冷たい麦茶と一緒に出てきたまんえい堂のロゴマークが焼印された蕎麦饅頭。
おはぎと良い、こちらの蕎麦まんじゅうも甘さ控えめの餡で美味しかったです。
おたふくの豆皿も可愛らしい。

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お福定食 780円
温かいお蕎麦、ひじきの煮物、松茸おこわ、漬物

本日のそば粉は、熊本県中球磨産の在来種でした。お出汁はとてもあっさりしています。
生蕎麦を美味しくいただきました。

●店名:吉野ヶ里産直市場 吉野麦米
●住所:佐賀県神埼郡吉野ヶ里大曲1407番地1
●電話:0952-37-8983
●営業時間:9:00〜19:00
●定休日:火曜

湯河原 そば季寄 季作人

2017.03.23 Thu  湯河原

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湯河原を訪問した際に、地元の方に連れて行っていただいた蕎麦屋 季作人
東京からだと、車で小田原厚木道路石橋ICから国道135号線(海沿いの道)を
熱海方面へ約4㎞走ったところにあります。
この道は何度も通ったことはありましたが、お店は完全スルーしておりました。
この看板、少々チェーン店を匂わせる佇まい。
ですから惹かれることなく、こんなチャンスがなければ知りませんでした。
急な坂道を登ったところにお店はあります。(写真はお店の駐車場から撮影)

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それで、入ってみたらモダンな店内に、この絶景!

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カウンターからの景色も気持ちいい。
平日だったということもあり、待ち時間もなく、ゆっくり食事ができました。
週末となると、混むのかもしれません。地元の方の利用が多いよう。

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連れて行って下さった方のおススメ「そば小町 1,680円」にしました。

ざる蕎麦2枚、豆乳ごま豆腐、鴨つくね串焼き、鯵棒寿司2つ

お豆腐は夏は枝豆豆腐だったりと、季節によって異なるようです。
お蕎麦は、更科粉の白い蕎麦で淡白な品の良い味。
細目に打たれた蕎麦はコシも強くて中々美味しかったです。

●店名:そば季寄 季作人
●住所:神奈川県小田原市江之浦133-6
●電話:0465-28-1020
●営業時間:平日11:00~15:00(L.O.)、17:00~21:00(L.O)
土日祝日 11:00~21:00(L.O)

上大岡 手打ち蕎麦 直

2016.10.17 Mon  上大岡

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上大岡の住宅街にある手打ち蕎麦屋「直」。以前から気になっていたが、なかなかチャンスがなく。
今日は昼時にここを通ったので、「直」で昼食をとることにした。
場所は、京急線上大岡駅東口から徒歩5分程。鎌倉街道の旧道からちょっと入ったところにある。
創業は、2015年9月。

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夜もそうだが、店の外にはその日の情報が墨で書かれ、置かれている。
予約が入っているので、当日のお客様は2名様までとか、そんな情報。気が利いている。
最近は「予約」が当たり前になってしまったが、今日のお腹の気分で食べ物を決めたいのが本音。
時折、予約なしに入ったお店がよいお店だと、宝物を見つけたようでとても嬉しくなる。
店内は禁煙。

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外観同様、すっきりした店内。壁に掛けられた一輪挿し。床は小石が詰めれたコンクリ。
立派な一枚板でできたカウンター席と、6人掛けのテーブル席、4人掛けの席が2つ。
合計20席。小ぢんまりとしている。テーブルは全て一枚板でできている。センスがいい。

座ったのは入口から一番近いカウンター席。
カウンター越に茹でるところを見られるのはよいのだが、業務用の大きな冷蔵庫が対面にあり、開けると冷気がくる。
また、提供するまでの導線が上手くいっていないように見え、つい気になってしまう。
厨房はステージでもあるので、見せる部分、見せない部分、
これらをしっかり押さえておかないと、客をがっかりさせてしまうこともある。

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注文したのは、蕎麦に小どんぶりが付くランチセット1,100円(税込)。
蕎麦は、温かいのか冷たいのを選べる。
蕎麦を味わいたかったので、冷たい蕎麦をお願いした。

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蕎麦粉は、茨城県産の「常陸秋そば」を使用。
白い更科。先ずは、蕎麦だけで風味を味わう。本当は塩をつけていただきたかったが、塩は置いていなかった。
細打ちで、喉越しがよい。風味も感じられる。
そば汁は、辛口。薬味は本わさび(注文を受けてからおろしてくれる)とねぎ、大根おろし。
蕎麦湯は、さらっとしていた。

●店名:直(なお)
●住所:神奈川県横浜市南区大岡5-17-11 エイポール101
●電話:045-315-3741
●営業時間:11:30~14:30 18:00~21:00
●定休日:水曜日・第2火曜日・第4火曜日

高橋名人の東京そばの会~幻のそば~

2016.05.16 Mon  

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少し前の出来事になりますが、引退する前に是非とも一度は味わってみたい
蕎麦名人で名高い高橋邦弘氏の蕎麦打ち会が赤坂のニューオータニで開かれるとのこと、友人が予約してくれました。
高橋氏は、蕎麦名人・故片倉康雄氏(一茶庵)の数少ない直弟子で、全国には多くの弟子がいます。
2015年に広島のお店は閉め、現在では蕎麦会や弟子の指導を中心とした活動を行っていますが、
今年の4月より体調を崩され、活動はお休み中です。(復帰のお知らせはホームページにて)
会場は、同ホテルの和食店、千羽鶴。畳の座敷席、個室です。

そば御膳 5,250円

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お椀
鴨のお吸い物 高橋名人の一口そば入り

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小前菜
中島眞介特製珍味三点盛
ふぐの唐揚げ、クバールと鯛酒盗
鯛昆布〆かんずり掛け

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温物
そばがきグラタン

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もり蕎麦(2枚)

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先ずは、何もつけずに蕎麦だけでいただく。
上品な甘味があり、蕎麦の良い香りが鼻から抜けてゆく。そして、機械でつくられたかのような均一な幅。
蕎麦の美味しさが分からない私でも、今まで食べてきた蕎麦とは格段の違いを感じました。
蕎麦粉は季節によって風味や粘り気がベストになるよう日本各地の蕎麦粉をブレンドしているそうで、
今日は5カ所の産地のブレンドとのこと。

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蕎麦汁は鰹の風味が強く、雑味なく塩気は控えめ。
最後に蕎麦湯で〆ました。

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水菓子
そばがき栗ぜんざい、甘酒

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食後、ホテル内の日本庭園を散歩し解散。
高橋邦弘氏の美しい蕎麦に感銘を受けた昼食でした。

平沼橋 角平

2016.02.28 Sun  横浜

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横浜で古くからある蕎麦屋の名店「角平」を訪問しました。
場所は、平沼一丁目の交差点角。創業は昭和25年。元祖つけ天のお店です。

昼時は混みますが回転は早いです。13時半頃に着いて待ちが4組、15分程で入れました。
余談ですが、大晦日の混み様といったら凄まじいもので、2時間は軽く待ちます。

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今回初訪問ですので、名物の「つけ天」を注文しました。
つけ天とは、温かいつけ汁に海老天が入ったものと、冷たい蕎麦のセットです。
蕎麦は数人前を一気に茹で上げる為、タイミングがよければ殆ど待たずに提供されます。
タイミングが外れると10分程待ちます。

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つけ天 そば 1,210円

過去に蕎麦でお腹一杯になった記憶がないので、思い切って大盛りにしました。
大盛りは110円増し、中盛りは70円増しです。結果、多過ぎました。
大盛りは普通盛りの1.5倍、中盛りは1.3倍になります。

出汁の効いた濃いめのつけ汁とよく絡めていただきます。
蕎麦は特別印象に残る味ではなく、コシがあって普通に美味しかったです。
絶品海老天は、良質の油で揚げています。香ばしい胡麻油の香り。サクサクの衣。身もしっかりしています。
家庭で天ぷらをするときも、サラダ油にごま油を加えることでワンランク上の天ぷらに仕上がりますね。

角平へ来たら先ず食べるべきは「つけ天」。
蕎麦屋ではありますが、香ばしい天ぷらがオススメで、天丼1,410円、カツ丼1,310円、
蕎麦では、つけ合鴨1,080円なんかも美味しそうでした。

久し振りに蕎麦屋を訪問して、蕎麦の記憶を呼び起こしていたのですが、
過去にいただいた蕎麦で最も印象的だったのが高橋名人(高橋邦弘氏)の蕎麦ですね。
もう別次元です。

それと、銀座8丁目にある成冨も印象的。辛口でも角の取れた汁に瑞々しい細打ちの十割蕎麦。
最後に、白濁したとろりとした蕎麦湯を入れて〆ます。
なにより、仕事が美しい。清潔感のある厨房、輝くステンレス台。

これから気候もよくなりますので、いろいろなところに出掛けたいと思います。

●店名:角平
●住所:横浜市西区平沼1-36-2
●電話:045-321-4341
●営業時間:11:00~20:30
●定休日:火曜・年始・夏季

箱根 暁庵

2015.01.01 Thu  箱根湯本

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箱根ベーカリーへパンを購入がてら、遅めの昼食を隣の暁庵でいただきました。
暁庵と箱根ベーカリーは、同じ系列会社、箱根湯本ホテルグループが運営しています。

場所は、箱根湯本から早川沿いの道を上がった場所に位置しますが、
徒歩ではちょっとしんどい距離、車で行かれることをおススメします。

平屋で山小屋のような風情のある建物です。
豆腐・湯葉料理の暁亭も同じ敷地内にあります。

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14時過ぎの訪問でしたので、ランチタイム最後の客だったようです。
静かで、ゆっくりと食事ができました。

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せいろ蕎麦850円を注文。

蕎麦は更科、綺麗な白色。
国内産の上質な蕎麦の実を白臼で自家製分し、日々蕎麦を打っています。
お腹の空いた胃袋であれば、量はかなり少ないですが、遅めの昼食で、ちょっと頂くには丁度よい量でした。

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つゆは、鰹出汁と醤油が濃く、蕎麦の先をさっとくぐらせていただくのがちょうど良かったです。
終盤蕎麦湯で割って、程よい辛さになりました。蕎麦湯は濃度が高く、とろっとしています。

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「二人で仲良く召し上がって」と、名物の暁豆腐をサービスして下さいました。
お腹がいっぱいでしたが、ペロリと入ってしまいました。

こちらの豆腐は、箱根山中観音沢の湧水、契約栽培された北海道産の大豆、
独自製法でつくられた大爆塩とにがりを使い、昔ながらの製法で手間暇かけて造られた逸品です。
豆腐臭さが無く、水分が抜けてずっしりして、雑味が無い味でした。
ご馳走様でした。

●店名:箱根暁庵
●住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋184
●電話:0460-85-6763
●営業時間:平日11:30~16:00(L.O.15:30)
土・日・祝11:00~16:00(L.O.15:30)
●定休日:水曜日

白楽 味奈登庵 年越しそば

2010.12.31 Fri  


(かけそば300円 トッピングのわかめ50円)
今年最後のログとなりました。
みなさまありがとうございました。
今日は仕事帰りに白楽駅前の味奈登庵で年越しそばをいただきました。
味奈登庵は旨い・安い・早い、三拍子揃ったお店。
先に食券を購入してから注文するセルフサービス方式で、味は期待しないでしょう。
ところが、自家製麺を注文してから茹でて提供してくれるので、美味しいのです。
それと量が多い。
他所ではプラスして大盛りにするのですが、こちらでは不要です。
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今日は年越しそばを購入するお客様で大繁盛。
てんぷらもおすすめですよ。
麺同様、注文してから揚げて下さいます。
蕎麦の量が多いいので、てんぷらが食べきれないときは持ち帰り容器に包んでくれます。
●店名:味奈登庵
●住所:神奈川県横浜市神奈川区白楽121-6
●電話:045-402-7558
●営業時間:月~土 6:00~23:00 日・祝 6:00~22:00

石川町 まつむら

2010.11.26 Fri  石川町


旬の香り、新そばの季節がやって参りました。
今宵は新そばをいただきに、元町『まつむら』へ

(さらに…)

横浜 九つ井

2010.09.21 Tue  横浜

久々の『九つ井』でランチ。
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地下へ下りれば、そこは心休まる奥行きのある空間。
リーン…リーン…♪

(さらに…)