赤坂見附 うまや
赤坂見附駅から徒歩5分。
一ツ木通り裏手にある一軒家、九州料理を主とする「うまや」に行ってきました。
運営はJR九州
発祥地は九州博多
都内に4店舗(赤坂・北千住・有楽町・外苑信濃町)あります。
入口
土間に火があります。
靴を脱いで、2階へ
2階へ上がった正面に市川猿之助丈の写真が飾ってあります。
実はうまやは1階と2階が店舗、
3階が市川猿之助丈一門及び紫派藤間流の稽古場 になっています。
赤坂うまやと市川猿之助丈の関係については、
かつて不遇時代に一番温かく受け入れたのが博多のお客様だったとのことで、
博多にはことのほか思い入れがあり、
この土地に新稽古場を建設する際JR九州へ出店の話を持ちかけた。
また、農家にとって重要な財産でもあった牛馬を飼育するための厩(うまや)には
年々定時に行われる悪魔払いの行事があり、
猿が牛馬をひいている絵札を厩の木戸に貼って守札にする信仰があると云われている。
“さる”は“うま”の守り神。
「うまや」は「猿之助丈」ディレクション。
“さる”と“うま”の古来からの深い関係からもご縁があったようです。
通路を通り、一番奥の爽(そう)の間へ
さて、今宵の乾杯は、スパークリング純米大吟醸
福島二本松市人気酒造の人気一 980円/240ml
ワインを瓶の中で発酵させ、シャンパーニュ地方で造られたものをシャンパンと呼びますが、
シャンパン同様最高級品の純米大吟醸を瓶の中で発酵させたスパークリング日本酒です。
瓶の中で、米と米こうじのみで発酵させ、
発酵の過程でアルコールと共に造られる炭酸ガスを瓶の中に封じ込めました代物。
日本酒らしさと酸味のバランスが特徴。
危険な1本…。
お通しのお野菜は、群馬県嬬恋村のもの。
塩/お味噌/ポン酢で。
辛味そぼろのレタス包み 850円
レタスに辛味そぼろと揚げたビーフンを一緒に包んでいただきます。
お刺身3品盛 2,500円
鯛/かんぱち/まぐろ、新鮮です。
ごどうふ 540円
ごどうふとは有田の郷土料理で、
豆乳に葛や澱粉を混ぜ固めたもの。
食感はもちもち、なめらかなプリンのようです。
ごま醤油でいただきます。
博多明太子の卵焼き 850円
山芋とろとろ鉄板焼き 850円
自家製辛子蓮根 800円
豆腐を使っているので辛さは控えめです。
博多 はかた天乃 辛子明太子 880円
そろそろ〆です。
九州を云えば、やはり水炊きでしょうかね。
みつせ鶏の水炊き、2700円/人を注文。
(骨付きもも肉、つくね、野菜盛り、雑炊)
みつせ鶏の特徴は、生後80日頃出荷されるため、
程よい歯ごたえとお肉の味がしっかりとあるところ。
人里離れた佐賀、福岡、長崎、大分の北部九州の山間部、
ストレス少ない環境で飼育されているため、身もしっかりとしている。
大分 ゆずの里 柚子こしょうでいただきます。
先ずは、鶏から
続いてお野菜
続いて御雑炊
卵は、都度質のよいものを全国から取り寄せます。
黄身がものすごく丸い、球体です。
この卵、お昼には卵ごはんとして〆にいただけるそうです。
米は富山のこしひかり
デザートタイム
一押しの うまや特製 杏仁豆腐 500円
この杏仁、めちゃくちゃ白い!
なんと、杏仁の粉から自家製だそう。
因みに、杏仁粉は、杏の種の中(ちょうど神様の部分)を磨り潰したもの。
これは、とても手が掛かっている。
大分やせうま 600円
太目の平麺状にお手延した小麦粉団子を茹で、きな粉と砂糖をまぶしたおやつ。
わらび餅と黒ごまアイス 550円
紫芋のきなこ黒蜜がけ 500円
お酒をいただく器。
うまやのオリジナルです。
ネオン街赤坂にいながら、静かで穏やかな異空間でした。
1Fはテーブル席とカウンター席、個室(囲みの間)
2Fは全て個室ですが、畳にテーブルの「藤の間」はちょっと粋でした。
●店名:赤坂うまや
●住所:東京都港区赤坂4-2-32
●電話:03-6229-1661
●営業時間:【昼の部】11:00~14:30(月~金)11:30~14:30(土・祝)
【夜の部】17:00~翌0:00(月~木)17:00~01:00(金)17:00~23:00(土・祝)
●定休日:日曜日、祝日の月曜日