久原本家 レストラン茅乃舎(かやのや)

2017.12.07 Thu  Eating place, 日本食 福岡県粕屋郡

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 20
お出汁で有名な茅乃舎のレストランを再訪問しました。

茅乃舎は創業明治26年。
福岡県久原村(現:久山町)に開いた醤油蔵から始まり
醤油醸造の技術を生かし、つゆ、たれ、スープなど様々な調味料の製造を開始。
その後、自社で農業や昔ながらの食品づくりに取り組むようになり、
平成17年、茅葺屋根を有する自然食レストラン「茅乃舎」をオープンしました。

「茅乃舎だし」は、レストランで食事をしたお客さんから料理に使われている出汁や
調味料の作り方を尋ねられ、家庭でも近い味が出せるようにと開発、商品化し、
その手軽さと質の高さから、多くのファンを持つ人気ブランドになりました。

こちらのレストランは福岡県粕屋郡久山の山里にあります。
夜道を車で走り暗闇に見えてくる光。茅葺屋根の立派な建物が茅乃舎です。

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 21
こちらの建物、もともとあった醤油蔵を改装したのではなく、
創業者がこの山里の土地を気に入り、レストランとして建てたそうです。

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入り口には、出汁をはじめとする茅乃舎ブランドの調味料。

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メインダイニング

本日は5,400円のコースをお願いしました。
前回も同じコースにしたのですが、2年前と比較すると品数が増え、
内容が少しアップグレードしていました。(過去の記事

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付き出し
麩の煮浸し

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 15
博多曲げに入った前菜
河豚の焼霜
椎茸と小松菜の胡桃和え
里芋の旨煮(鯖フレーク)
薩摩芋トマトソース
法蓮草の玉子焼

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 14
大地の恵スープ
根菜ベースの南瓜スープ

茅乃舎
印象的な姿をした焼き物。前菜の博多曲げといい、器が楽しい。

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 12
秋野菜の山芋味噌焼

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 13
胡麻豆腐

続いてメイン料理。メインは4種類からの選択で、黒豚しゃぶしゃぶにしました。

・十穀鍋
・黒豚と旬菜の出汁しゃぶ 温泉卵添え
・嘉穂牛有馬煮
・鰆とカマスの吹き寄せ揚げ
・嘉穂牛の照り焼きステーキ+1,940円
・トマトすき焼き +1,940円

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 5
黒豚、水菜、白髪ねぎを、香りと旨味を引き出したお出汁にさっとくぐらせていただきます。

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席を担当して下さったスタッフの方がサーブしてくださいます。

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 4
旨味の強い出汁にくぐらせているので、ポン酢などのつけダレは不要。
添えられた温泉卵は、しゃぶしゃぶと一緒に食さず、単体でいただきました。

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 7
〆のご飯は、今朝、籾すりと精米した新鮮は白米を土鍋で炊いてくれます。

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 8
茅乃舎で5年に渡り料理教室をしていたスローフードの達人
「長野ばあちゃん」こと長野路代さんの逸品と香の物、納豆汁。

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久山の朝採れ卵に醤油を一滴垂らし、ご飯に掛けていただきました。

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 10
甘味
蓮根餅黒蜜崖と薩摩芋羊羹

茅乃舎2017-12-07 9.47.55 午後 18
茅乃舎ユーザー、ファンであれば一度は訪れていただきたい場所。
ご馳走さまでした。

●店名:レストラン茅乃舎
●住所:福岡県粕屋郡久山マチ大字猪野字櫛屋395-1
●電話:092-976-2112
●営業時間:11:00~15:30(L.O13:30) 17:00~22:00(L.O20:30)
●定休日:毎週水曜日(祭日の場合はその翌日)
●アクセス:JR福北ゆたか線・篠栗駅からタクシーで15分/西鉄バス 猪野バス亭からタクシーで5分

http://www.kayanoya.com/restaurants/restaurant/

情緒あふれる北鎌倉の古民家で賞味する至福のひととき。鎌倉茶寮 幻董庵

2017.11.28 Tue  Eating place, 日本食 北鎌倉

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木々が色づいた鎌倉に、しとしとと小雨が降る日。
懐石料理を愉しみに北鎌倉へ出掛けました。

北鎌倉駅から閑静な住宅街を歩くこと10分。
狭い路地に現れる風情ある木造二階建ての古民家が「幻董庵」。
名女優・田中絹代さんの別邸であった建物を改装したお店ですが、できる限り手を加えずに保持し、
今も綺麗に残されています。

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緑生い茂る石段を上り、棟門をくぐりると、こぢんまりとしたお庭が出迎えてくれる。

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飛び石を伝い歩いて玄関へ。靴を脱ぎ2階へ上がります。

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眺望もよく、窓からは名刹円覚寺、静けさ漂う鎌倉の山々が時間の流れをゆっくりとさせてくれます。
個室ではありませんでしたが、場の雰囲気を壊すような客もおらず、接客はかしこまらず温かで、ゆっくりと食事を愉しむことができました。

昼夜共に、メニューは季節のおまかせコースのみで要予約。
仕入れた食材に合わせて献立を決めるので、お品書きはありません。
昼は3,800円、5,000円、8,000円の3コース(税サ別)。
3,800円のコースを予約。

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先付け

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お造り

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椀物

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焼き物

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煮物

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揚物

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食事

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水菓子(食後の飲みのは珈琲、紅茶、抹茶からの選択)

どの料理も素材が活かされ、大変手が込んでいました。
ゆっくりと食事して、およそ2時間コース。
大切な人をお連れしたくなるお店です。

●店名:幻董庵
●営業時間:12:00~17:00(L.O 14:30)18:00~21:00定休日:月曜日
●電話:0467-43-5695(完全予約制)
●住所:神奈川県鎌倉市山ノ内823

早川 かご平

2016.11.05 Sat  Eating place, 日本食 早川

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湯河原の帰りに、新鮮な魚が食べたいなと早川漁港にある「かご平」に立ち寄りました。
伺ったのは平日の午後2時ころ。漁港に賑わいはなく、穏やかでした。
車は早川漁港の駐車場(無料)が利用できます。

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中へ入ると朗らかな女将さん、大将が手際よく料理しています。
カウンターとテーブルが13席と小ぢんまりとしたお店です。

刺身盛り合わせ定食、地あじ定食、海鮮丼を注文しました。

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海鮮丼 1,500円
写真では分かり辛いですが、掘っても掘っても出てくる大盤振る舞いな海鮮丼。

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さしみ盛り合わせ定食 1,600円
(鮪、鯵、平目、甘海老、生牡蠣、白身魚)

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地あじ定食 1,200円
鯵フライ2枚、鯵の刺身、小鉢(鯵の南蛮漬け)、御飯、味噌汁、漬物がついています。
この鯵フライ美味しい。軽く下味がついているのですが、なんとも言えない塩梅。
少ない衣、身はふんわりホクホクしています。この鯵フライはかなり美味しいのでまた是非伺いたい。

●店名:かご平
●電話:0465-23-1429
●住所:神奈川県小田原市早川1-6-10
●営業時間:昼時~18時頃迄
●定休日:日曜

神田 炭火創菜料理 赤坂うまや

2016.07.09 Sat  Eating place, 日本食 神田

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7月5日、神田に新しい商業施設「GEMS神田」がオープンしました。
「GEMS」は、野村不動産グループが手掛ける飲食店に特化した商業施設。
ネット通販などで商業施設の物販事業が低迷する中、食事を楽しむ行動消費は永続性があると判断し、飲食に特化。
また、オフィス街でも飲食施設が少ない立地に出店することで、ランチ需要の確保も目指し、
敷地面積は60~100坪、ワンフロア35~50坪の多層階の施設で、1フロア1テナントの構成を基本としています。

神田駅南口から今川橋交差点を目指し、中央通り沿いにある「小緒そば今川橋店」を左折。
迷わなければ、駅から徒歩3分程。新日本橋駅、三越前駅からも徒歩3~5分程で3駅からアクセス可能。
マンションが建つほどの狭小立地に立っているため、少々見つけにくいです。

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大通りに面していないこともあり、「GEMS神田」は見つけにくいです。見つけられず随分迷いました。
ひと際目を惹く「丸石ビルディング」が目印です。
「丸石ビルディング」は、昭和6年施工。日本最初の超高層ビル・霞が関ビルディングの設計者 山下寿郎氏が設計。
2002年には国の登録文化財にもなっています。
「GEMS神田」は、「丸石ビルディング」の真向かいにあります。

地下1階から地上8階、1フロア1テナントで9つの飲食店が入っています。
今日訪問したのは7階の「赤坂うまや神田」。
赤坂うまやは、九州の食材を生かした炭火創菜料理が楽しめるお店。
澤瀉屋(おもだかや)三代目 市川猿乃助丈がディレクション、
運営は、JR九州フードビジネス株式会社です。

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カウンター6席、4名のテーブル席が4つ、長テーブル14席。
個室は、4名1室、10名1室。計50席。
落ち着いた設えは、過去の記憶が甦る、前に訪ねた久原本家 茅乃舎の雰囲気に似ています。

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本日のお通しは、トマトのマリネと冬瓜のジュレ。(お通しは300円/人)

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季節限定 かぼすゴロゴロハイボール 600円
この後仕事に戻るため、ハイボールは無しで、かぼす炭酸にしてもらいました。
アルコール類では、こだわりの日本酒、芋焼酎が豊富です。

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博多明太子の玉子焼き 880円
博多では「めんたま」と呼ぶ、うまやの定番メニュー。

たまごは、グループ企業が経営する福岡県飯塚市にある内野(うちの)養鶏場で
栄養価の高い飼料と天然地下水で育てられた親鶏が生むこだわりのたまごです。

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佐賀 呼子 イカしゅうまい 630円
呼子で生まれた名物、木屋のイカしゅうまい。
イカのすり身がふんわりとした触感。衣は刻んだ焼売の皮。

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みつせ鶏 ねぎ身 300円 ※炭火焼は、塩かタレを選択できます。

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大分 ジャンボしいたけ 350円

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牛さがり串 650円 (牛の横隔膜)

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宮崎名物 ふもと赤鶏のチキン南蛮 750円

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山芋とろろの鉄板焼き 850円
出汁でしっかり下味をつけた山芋とたまごを、ふわふわに焼き上げています。

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九州産 親鶏の炭火焼き 100g/900円 150g/1,200円 200g/1,500円
うちのたまごの親鶏を使用。鶏に鶏油をかけ、炭火で焼き上げた逸品。
歯ごたえがあり、コリコリの触感がクセになります。
若鳥もやわらかくジューシーで美味しいですが、親鶏は歯ごたえがあって力強さを感じます。

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宮崎名物 冷汁 650円
宮崎の代表的な郷土料理。焼き味噌を出汁でのばし、胡瓜や豆腐を入れた冷たい味噌汁をご飯と一緒に。

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オープン間もないので、予約はマスト。
お昼の定食は名物の楽屋めし他、炭火焼定食1,200円から。

●店名:炭火創菜料理 赤坂うまや神田
●住所:東京都千代田区鍛冶町一丁目9番19号
●電話:03-3525-4848
●営業時間:11:30~14:30(L.O 14:00) 17:00~23:30(L.O 23:00)
土曜・祝日17:00~23:00(L.O 22:30)
●休業日:昼(土・日・祝日の月曜) 夜(日・祝日の月曜)

嵐山 鯛匠 HANANA(タイショウ ハナナ)

2016.05.18 Wed  Eating place, 日本食 嵐山

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連休は天気が良く夏日が続きました。(渡月橋から撮影)

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今日は嵐山で人気の鯛茶漬けのお店「鯛匠 Hanana」を目指します。
阪急嵐山駅を下車し、渡月橋を渡り直進。京福電鉄嵐山駅を越えたところにあります。
一際目立つ行列が目印です。

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行列は覚悟していましたが、2時間待ちました。
12時前に着いて、お店に入れたのは15時前。予約は可能ですが、繁忙期の予約は不可です。

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先ずは冷酒で喉を潤します。
京都 松本酒造 純米大吟醸 桃の滴 1,230円/合

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こちらへ来たら食べるべきは、鯛茶漬け御膳 2,060円

真鯛の薄造り/今日のお野菜/鯛の一品/ご飯/自家製香の物/甘味

ご飯は、契約農家の丹波産コシヒカリを使用。お櫃で提供されおかわり自由。
お米が立っているので、お茶漬けがさらっといただけます。
香の物はお店で漬けた自家製。

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季節の炊き合わせは、筍、さつまいも、かぶ。野菜は地元嵐山の農家さんから直に仕入れています。
鯛の一品料理は、煮こごりでした。

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真鯛は、その時期に一番美味しい産地から仕入、毎朝〆めています。
先ずは薄造りを特製の胡麻ダレに絡めていただきます。

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続いて、胡麻ダレを絡めた鯛をご飯と一緒に。
最後に、煎茶をかけて、お茶漬けにしていただきます。

胡麻ダレは、胡麻よりも出汁味、味噌の風味がしました。
帰宅後、出汁に味噌を溶いてすり胡麻を混ぜたタレで刺身を漬けにしたのですが、それ風に再現できました。

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甘味は、自家製わらび餅。
鯛茶漬けは、2時間待った思い出の味です。

●店名:鯛匠 HANANA
●住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺瀬戸川町26-1
●電話:075-862-8771
●営業時間:11:00~17:00
※鯛が売り切れ次第終了
●定休日:不定休

池袋 赤坂うまや 池袋東武

2016.03.11 Fri  Eating place, 日本食 池袋

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都内百貨店最大級46店舗が入る池袋東武ダイニングシティスパイスが2月26日にグランドオープンし、
12階の「赤坂うまや」でランチをしました。こちらのお店、運営はJR九州フードサービス
本店は赤坂にあり、澤瀉屋(おもだかや)三代目 市川猿乃助丈(現二代目 猿翁)ディレクションのお店です。

池袋東武店は定食を中心に、夜は鹿児島黒豚のしゃぶしゃぶなどの
九州の美味しい食材を使った料理、こだわりのお酒をいただくことができます。

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名物 三代目 市川猿乃助の楽屋めし 1,800円
日替わりおかず各種・茶碗蒸し・白飯・味噌汁・漬物・飲み物

本店でもお馴染みの楽屋めしを注文しました。
市川猿乃助丈の楽屋に届ける弁当をお客様の為にアレンジしたものです。
少量ずつ多くの種類をいただくことができます。

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お水は市川猿乃助丈が稽古のときに普段から飲むエビアンをボトルで提供されます。
ノーチャージです。

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デザートに「うちのたまごプリン(450円)」をいただきました。
JR九州ファーム内野宿養鶏場のこだわり卵を使用しています。
濃厚ながら後味はさっぱり、素朴な甘さ。美味しく健康的なランチでした。

●店名:赤坂うまや
●電話番号:03-6912-9846
●住所:東京都豊島区西池袋1-1-25 東武百貨店池袋店12階
●営業時間:11:00~22:00(L.O.21:30)
●定休日:年中無休(施設の定休日に準ずる)

石川町 志木葉(懐石よしひと)

2016.01.28 Thu  Eating place, 日本食 石川町

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横浜元町裏路地にある一軒家を改装した懐石料理「志木葉」を訪問しました。
元町shimomuraから程近い場所にあります。

料理人は渡邊 佳人(よしひと)さん。
関内「月」店総料理長下村邦和氏のもと、関内「蘇」の料理長を務め、2011年に志木葉を開業しました。

木の葉に包むほどの小さな物でも、心が籠っていれば立派な贈り物になるという意味のことわざ
「志は木の葉に包む」を由来とする店名の通り、心づくしの懐石料理が堪能できるお店です。
食材の仕入れから料理の仕込みを一人で切り盛りしています。

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お昼は、藤7品2800円、椿9品3800円、百合10品5800円
夜は、百合5800円、桜8000円、蘭11000円、おまかせ16000円

席数は、1階8席、2階16席、完全予約制です。
お昼のコース椿3800円を予約しました。結果、大満足です。

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先付:粟麩みぞれ和え

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お椀:重ね地蛤白味噌仕立て
焼き豆腐、蛤、椎茸がスライス餅の下に隠れています。旨味ある蛤の出汁と白味噌の上品なお椀です。

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お造り:ばち鮪、寒ブリ
すっきりとした脂の寒ブリとばち鮪。

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冷菜:紅ずわい蟹と蕪のサラダ
季節の生野菜と温野菜を柚子胡椒のドレッシングで。紅白色の大根は渦巻きビーツ。

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八寸:鰆木の芽焼き 口取り肴いろいろ

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鮭の二見漬(魚のすり身を鮭に巻いた料理)
穴子八幡巻
卵カステラ
黒豆
空豆の蜜煮
菜の花の生ハム巻
エシャロット甘酢漬け

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炊き合わせ:金目鯛と松皮高野 季節の山菜(かぎわらび)
もちっとした松皮高野の上に蒸した金目鯛を載せ、出汁餡がかかっています。上品な味わい。

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揚げ物:鱈白子揚げ出し、獅子唐辛子

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お食事:里芋の土鍋炊きご飯
土鍋で炊いた里芋ご飯は、2名なら1.5合。香の物、赤だしと一緒に。
食べきれない分は、おにぎりにしていただき、お土産に持ち帰りました。

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水菓子:とちおとめアイス

お料理を一人でされているので、料理の提供が前後することもありましたが、
これだけの内容をお一人でなさっているのですから驚きです。しかも大変リーズナブルで驚きました。
裏路地の住宅街にある静かな志木葉。また訪問したいと思います。

●店名:志木葉(懐石よしひと)
●住所:横浜市中区石川町1-24-1
●電話:045-263-8188
●営業時間:11:30~15:00 18:00~23:00
●定休日:月曜日
※完全予約制

久原本家 茅乃舎(かやのや)

2015.10.16 Fri  Eating place, 日本食 

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兼ねてより伺ってみたかった、久原本家 自然食レストラン茅乃舎(かやのや)を訪問しました。
都心の商業施設などにも近年出店が増えた茅乃舎ですが、
この茅乃舎の主力商品である茅乃舎だしは、自然食レストラン「茅乃舎」から生まれました。
レストランで食事をしたお客さんから、料理に使われているだしや調味料の作り方を尋ねられ、
ご家庭でもお店に近い味が表現できるよう使い易い形にしたのが「茅乃舎シリーズ」の商品です。

茅乃舎は、創業明治26年。
福岡県久原村(現:久山町)に開いた醤油蔵から始まりました。
醤油醸造の技術を生かし、つゆ、たれ、スープなど様々な調味料の製造に携わってきました。
自社で農業や昔ながらの食品づくりに取り組むようになり、
平成17年、茅葺屋根を有する自然食レストラン「茅乃舎」がオープン。今年で10周年目を迎えます。

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立派な茅葺屋根の建物は、もともとあった醤油蔵を改装したのではなく、
創業者がこの山里の土地を気に入り、レストランとして建てたそうです。
当時の従業員は全員で、こんな山里にレストランを開くことには猛反対したそうですが、
創業者の強い想いで、この土地に開店し、今では、多くの人が遠くからわざわざ訪れる人気店になりました。
都心にも似たようなお店がありますが、このロケーションだからこそ表現できることがあります。
また、このロケーションだからこそ比較競争には巻き込まれないとも話していました。

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レストランの隣には、楽舎(離れ)があります。
こちらでは、無農薬有機栽培した珈琲豆を炭火で焙煎し、
ネル布を使ってクワイエットドリップ(珈琲の粉が踊らないよう静かに注ぐ手法)で、
薫り高い有機珈琲を提供しています。

レストランは完全予約制ではありませんが、予約しなければ入れないぐらい人気です。
現在、予約の電話もつながり難いようです。

入口の囲炉裏がある待合を抜けて、席へ案内されました。ダウンライトで落ち着く雰囲気です。
立派な梁で建てられています。

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メインダイニングは50席。個室は、テーブル席3席、和室2席あります。

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奥にあるのは釜です。通常は、〆のご飯はテーブル毎に土鍋で炊いてくれますが、
結婚式など、大勢で貸切の場合にこちらの釜が使用されるそうです。

料理はコースのみで、種~蕾まであります。価格は以下です。

種 3,780円(平日お昼限定)
芽 5,400円
葉 8,100円
蕾 10,800円

前菜盛り合わせ
大地の恵みスープ
季節の一品
料理長のお薦めの一品
メイン
ご飯(白米、または、十穀米より選択)
香の物・納豆汁(納豆なしの味噌汁もご用意しています)
デザート
※葉になると、天然魚のお造り、長野おばあちゃんの逸品がつきます。

特別な予約料理(3日前までに、2名以上で予約)もあります。

花 13,800円(季節の特別コース)
祝膳 16,200円(結納、還暦、記念日など)
水炊 8,640円

席についてすぐ、サプライズが用意されていました。
敷紙がゲストによって異なります。一人ひとりの名前を花文字にした敷紙です。これには心をくすぐられました。

この花文字は、店舗デザインを担当したデザイナーが創造したもので、
例えば「さ」は桜、「ま」は曼珠沙華という具合に、野花で構成されています。

楽しみを半減させない様、写真は載せないことにします。
是非、実際に足を運んで、この嬉しさを味わっていただきたいと思います。

少し話が逸れますが、都心出店に当たり新たにつくられたロゴは、水野学氏が手掛けたものです。
紺色のベタに白抜きのシンプルな丸マーク。
また、東京ミッドタウンの店舗内装は、水野学氏がディレクションしています。

車でないと辿り着けない場所ですから、お酒は飲めません。
数名で行って、誰か一人は運転手になることを覚悟してください。

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乾杯におススメのノンアルコールカクテル「茅乃舎特製季節のハーブスパークリング 820円」を注文しました。
季節の果実は、いちぢくとカボスの選択で、いちぢくを選びました。
エディブルフラワーをベースに旬の果実(いちぢく)が入っています。

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こちらは、茅乃舎手作りジンジャーエール 860円
ソーダとシロップが別々で提供されます。好みの濃さに調整できる点に関心しましたが、
最終的には全部入れました。

コースの内容は、月ごとに変わります。
本日は、長月の芽のコース 5,400円を予約していました。

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前菜
里芋豆腐・蓮芋と無花果の胡麻クリームかけ
白玉葱寿司・木の子のキッシュ・鱒の燻製
蓮根テリーヌ・雪嶺茸のフリット

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大地の恵みスープ
薩摩芋のスープ、身体が温まりました。

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ここから、薬味で味に変化を付けてお楽しみくださいと薬味がテーブルに置かれましたが、
結局最後まで使いませんでした。変化を楽しむ前に全て完食です。

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甘長辛子のセモリナ粉焼き
甘長唐辛子の中に博多地鶏のミンチを詰めたセモリナ粉焼き

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太刀魚の木の子真丈巻き
旬の木の子をペースト、太刀魚巻、春菊餡

メインは4種類から選択します。やごろう豚を選択しましたが、茅乃舎の看板料理はトマトすき焼きだそうです。
次は是非トマトすき焼きにしようと思います。

・十穀鍋
・黒豚(やごろうぶた)の実山椒焼き
・木の子の魚すき
・トマトすき焼き +1,940円

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やごろう豚は、マイロ(とうもろこしの一種)、麦類、米粉などをブレンドした飼料で育ち、
鹿児島の清潔な環境で育てられた生後8か月以内の豚で、オレイン酸を多く含み脂の旨味と甘みがあるのが特徴。

〆のご飯は、白米か十穀米(黒米、赤米、丸麦、押し麦、はと麦、きび、ひえ、あわ、発芽玄米、香り米)から選びます。
お店の方オススメは、白米。今朝、籾すりと精米した減農薬の嘉麻市のひのひかりを土鍋で炊いてくれます。

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納豆汁と糠漬け。
納豆が苦手な方は、味噌汁へ変更が可能です。

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艶やかなご飯の上に、卵と茅乃舎の醤油をほんの一滴たらしていただきました。
卵は、地元の養鶏場から調達しているそうですが、この卵かけ御飯は、格別でした。

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デザートは、バーククーヘン、薩摩芋のようかんと季節のフルーツ(梨、巨峰)

茅乃舎はだしというイメージが強いのですが、こちらのバームクーヘン、実は人気商品だそうです。
都心のショップでは見掛けません。素朴で優しい甘さのバームクーヘンでした。

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お料理や雰囲気は勿論素敵なのですが、働いている方々が「茅乃舎が好き」という気持ちが伝わってくるぐらい
生き生きしているのが印象的でした。
終盤は、ギターの生演奏をバックミュージックに食事をして贅沢なひとときを過ごしました。
期待値を上回る、とても素敵なお店でした。

●店名:久原本家 茅乃舎(かやのや)
●住所:福岡県粕屋郡久山マチ大字猪野字櫛屋395-1
●電話:092-976-2112
●営業時間:11:00~15:30(L.O13:30) 17:00~22:00(L.O20:30)
●定休日:毎週水曜日(祭日の場合はその翌日)
●アクセス:JR福北ゆたか線・篠栗駅からタクシーで15分/西鉄バス 猪野バス亭からタクシーで5分

青山 雨後晴 青山

2015.02.21 Sat  Eating place, 日本食 

amenochihare_20150122_01青山通りの路地裏にある大人の隠れ家雨後晴で御食事しました。
場所は、渋谷の宮益坂を上り、青山学院手前を六本木通り方面へ一つ入った路地にある
細い小道を歩いたところにあります。
築40年の戸建を改装したお店は、1階が1枚板で出来たカウンター席、2階が個室のテーブル席。
恵比寿にある雨後晴の2店舗として2013年2月14日にオープンしました。

amenochihare_20150122_16先付
季節の5種盛り合わせ 1,000円
寿和え、公魚甘露煮、日の出唐墨、水菜お浸し、龍皮巻

amenochihare_20150122_12八海山 越後の候
酒づくりの最盛期、冬季限定(10月~3月)で販売される、しぼりたて原酒。
火入れしていない生酒です。キリリとフレッシュ。

amenochihare_20150122_15お造り
白子、鰤、烏賊、鮟肝、クエ、水蛸、ホウボウ

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amenochihare_20150122_13かぼすを絞り、塩をちょっとだけ付けていただきます。
新鮮な白身魚の味が生きます。全て美味しかった。

amenochihare_20150122_11雲丹だし巻 1,200円

amenochihare_20150122_10新政 No6 S-type
これは日本酒ですか?と疑ってしまうぐらいフルーティーな白ワインに近い味。
ラベルもこの通り、女性が好みそうなワイン風。
No.6は、酵母を指し、6号酵母を使用しています。
新政「No.6」には、R-type、S-type、X-typeがあり、
R(Regular)特別純米クラス、S(Superior)純米吟醸~純米大吟醸、X純米大吟醸クラスです。
今回いただいたS-typeは6号酵母を使用した「純米吟醸」スペックの原酒。

郷乃誉 純米大吟醸
今回いろいろ頂いた中で、一番好みの日本酒でした。
鼻に近づけたときに、華やかな香りがし、喉を通ときに水のようにスッと消えて無くなります。
その後、喉、口に爽やかな風味が残ります。どんなシーンにも合う辛口の純米吟醸です。
蔵元は、茨城県にある須藤本家。
後に調べたら、創業は、永治元年(1141年)平安時代末期から850年以上続く、
現在55代目という日本で最も古い蔵元でした。

amenochihare_20150122_09旭若松 無濾過生熟成
火入れしていない生酒を常温熟成した珍しい日本酒です。
お神酒(どぶろくやにごり酒)のような味、米の旨味が全面に出た力強い味で、
流石に、熟成させているので、角が取れた、まろやかな味わいでした。
若い日本酒には、出せないコクが出ています。
年間で4,500本より造っていない徳島県の蔵が醸す日本酒です。
貴重なお酒をいただきました。

amenochihare_20150122_02かわいい御猪口でちょっとずつ。
アルコールは強い方ではないのですが、興味があります。
今晩は粋な計らいで、ちょっとずついろいろと味見させてもらいました。
舌の経験値が増し、日本酒について勉強になりました。(そして、オススメしていただいたどれも美味しかった)

amenochihare_20150122_07amenochihare_20150122_06鬼カサゴ 酒蒸し
本日のメインディッシュ。
オーナーが今朝1本釣りしてきた鬼カサゴを酒蒸しにしていただきました。
毎日仕入れした魚の他に、無類の釣好きだというオーナーが朝釣ってきた魚を日によっていただくことができます。
その為、市場には出回りにくい、珍しい魚に出逢えることも。
毎日その日の良いものを仕入れますから、魚の種類が異なります。
その日仕入れした(摂れた)魚は、ツイッターでお知らせしています。

amenochihare_20150122_05風呂吹き大根と合鴨の甘辛ステーキ 1,200円

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amenochihare_20150122_03酒肴3種珍味盛合 1,800円
海鼠酢、烏賊の沖漬け、クリームチーズの味噌漬け

以上で、28,000円でした。
貴重なお酒とお魚をいただき、新しい発見がありました。
この日は冴えない天気のせいもあってか、1階のカウンター席はプライベートスペースとなり、
板さん、お店の方とおしゃべりしながら、ゆっくりと食事を楽しむことができました。
次回訪問の際は、是非またカウンター席にします。

●店名:雨後晴 青山
●住所:東京都渋谷区渋谷2-2-17
●電話:03-6427-9216
●営業時間:月~金11:00~15:00(L.O14:30)/18:00~23:00(L.O22:30)
土17:00~23:00(L.O22:30)
●定休日:日曜祝日

横浜 東京北浜

2014.01.11 Sat  Eating place, 日本食 

北浜3

東京北浜は、横浜駅の駅ビル、相鉄ジョイナス地下1階にあります。
昭和の雰囲気が漂う、Cafe壹番館の丁度真向いです。(過去の記事

お店のHPによると、本店は東京日本橋人形町。創業は昭和7年。
東京日本橋は、兜町に東京証券取引所、蛎殻町に東京穀物商品取引所、本石町に日本銀行本店を有する金融の中心街。
屋号の「北浜」は、創業者の「北迫兎吉」が単身鹿児島から上坂し関西で修行を積んだ後、
関西料理を東京に広めるべく人形町に店を構え、大阪の金融中心地「北浜」から屋号を定めた様です。

暖簾にある人形町北浜の家紋と東京北浜の家紋が異なるところが気になりますが、
それは次に訪問したときの確認課題として、
ちらりと見えるのが女将さんです。いつもお着物を着ていらっしゃいます。

店内は、昭和を感じさせる和の雰囲気。
ホールは年配の方が多く、なんとも落ち着いた接客で安心感があります。

季節のオススメ、寒ぶり照り焼き定食1,380円
牡蠣フライ定食1,150円を注文しました。

10分くらい待って美味しそうな御膳が運ばれ、

「お待たせしました。どうぞゆっくり召・し・上・が・れ」
と云われて思わず笑み、和みました。

北浜1

北浜6

北浜5

北浜4

お1人様の常連客も多いようです。
隣の席の男性が瓶ビールを注文すると、1杯目は慣れた手つきでお店の方がお酌。
それを男性客も自然に受けていました。

静かというわけではありませんが、なんとも和む空気感の漂う北浜でした。

●店名:東京北浜
●住所:横浜市西区南幸1-5-1 相鉄ジョイナスB1F
●電話:045-311-5408
●営業時間:11:00~22:30(L.O.22:00)
●定休日:ジョイナス休館日に準じる

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