養生館 はるのひかり

2019.12.02 Mon Eating place, 箱根湯本

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一度訪れてみたかった「静養館はるのひかり」に宿泊しました。箱根湯本駅からは徒歩15分のところにありアクセスは然程悪くないと思います。「温泉と食での静養」がコンセプトのはるのひかりでは、一泊で慌ただしく帰るのではなく、連泊して、せめて一日は何にもしない日を味わってほしいとの思いで、連泊を推奨しています。連泊すると、四日目が無料です。一泊でも利用可能とのこと、今回は一晩だけお世話になりました。

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茅葺屋根の母屋がロビー。こちらで受付を済ませます。チェックインは15時からで夕食は18時から。少しでも宿でゆっくり時間を過ごしたいと15時過ぎに到着しました。

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かつてこの場所は、財界人のあいだで数寄茶の趣味が広がった大正初期に、旧三井財閥の三井合名で理事などを務めた重鎮の一人、有賀長文氏が広大な茶庭に茶室を配した別邸として建造された場所の一部で、温泉宿としては昭和21年開業。今も残る茶室一棟から始まりました。その後は棟を増やし建て増しし、現在に至ります。

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母屋を抜け、奥にある4階建ての建物へ。通路を歩いているとほのかに白檀のよい香りがします。館内にエレベーターは無く階段移動となりますがそんなに苦には感じませんでした。3階の書斎付き和洋室「明星」へ。二人で泊まるには十分過ぎる50平米ほどの広々したお部屋です。

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籐の椅子に座って、ぼーっと窓から景色を眺めるのは最高でした。

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お部屋に小さな書斎付きです。もしも小説家だったら、数週間ここにこもって作業して、、、と妄想。そういうのにはもってこいの空間です。凄く集中できそうです。

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こちらは離れにある共有の図書室。

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食養に関する本などが置いてありました。

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シンプルでミニマルな大浴場。熱湯からぬる湯まで3段階の温泉が楽しめます。お湯に浸かっていると心も解けてくるからでしょうか、お風呂で出会った方とついつい話がはずんでしまいます。このような場所を好んで来るのですから盛り上がる話題は健康についてです。静養館は女性のお一人様利用も多いそうです。脱衣所にはお風呂の中で読める本も置いてありました。

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お待ちかねの夕食。お食事は玄米と野菜の健康食。量が少ないようにも思いましたが、よく咀嚼してゆっくり頂き、十分お腹いっぱいになりました。旅行ではついつい食べ過ぎてしまいがちですが、静養館ならばセーブできます。夕食はなんと500Kcal未満。

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煮込み、汁物、揚げ物、本日のお献立には、大根がふんだんに使われていたように思います。

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デザートはゆず寒天。お腹いっぱいになりましたが、満腹ではちきれそうな苦しさや胃が重くもたれる感じは無く、心も身体も満足のいく食事でした。ご馳走様でした。

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二日目の朝。雨が上がりました。 6時過ぎに目が覚め、昨日ならやあんで購入した絵葉書に旅の思い出をしたためたり、ヨガをしたり、温泉に浸かったりして、充実した朝の時間を過ごしました。

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朝食は8時半から。野菜中心の健康的な食事にイワシの干物が付きました。朝食はなんとなんと370Kcal以下!!

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食前に、自家製の酵素ジュースをぐいっと。

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昨晩の夕食に大根がたくさん使われていましたが、朝食には大根の葉が使われていました。食材を無駄なく丸ごと頂くという「一物全体」の考えと、地の物、旬の物をいただくという「身土不二」の考え、身体を冷やす作用がある大豆料理には、身体を温める作用がある生姜を加えるなど、「陰陽調和」を考えたお献立でした。そして、五味(塩っぱい、酸っぱい、甘い、辛い、苦い)や調理方法(煮る、揚げる、和える、生のまま)の工夫が成されているので、飽きずに、気持ちも満たされる内容でした。

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この湯気もご馳走の一つ。食後にハーブティーを頂きました。

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10時半チェックアウト。バジェットは13,800円。時間と懐が許せば、2泊、いや4日滞在したいところでした。

養生館はるのひかり
https://harunohikari.com/faq/

箱根 富士屋ホテル ティーラウンジ・オーキッド (LOUNGE ORCHID)

2016.03.17 Thu Eating place, 箱根湯本

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富士屋ホテル ティーラウンジ・オーキッドでお茶をしました。
平日にも関わらず観光客で賑わっていましたが、
幸運にもジョンレノン氏とオノ・ヨーコ夫人が座った席に案内されました。
お二人はこの席に座り、お庭を眺めならお気に入りの紅茶とアップルパイを楽しんだそうです。
2011年に訪問したときも、この席に座りました。サンルーム席の真ん中辺りです。(過去の記録

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長い間愛され続けている温かいアップルパイに冷たいバニラアイスを添えた
「アップルパイ ア ラモード」と紅茶のセット(1,770円)を注文しました。
シナモン香る優しい味です。

●店名:富士屋ホテル ティーラウンジ・オーキッド (LOUNGE ORCHID)
●住所:神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下359
●電話番号:0460-82-2211
●営業時間:9:00~21:00

箱根 箱根ベーカリー

2015.01.01 Thu Eating place, 箱根湯本

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パン好きの方から「ここは美味しい」と教えていただいたので、行ってみました箱根ベーカリー。
箱根湯本ホテル内に本店がありますが、カーナビが連れてきたのは、
箱根湯本から早川沿いの道を上がった場所にある、直売所です。
細い道を走り、「なんでこんなところに?」と思う場所に、お店が現れました。

営業は9時から14時まで。小さな売店に、今朝焼いたパンが並んでいます。

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ここの一押しは、クロワッサンなので、クロワッサンはマストバイです。
クロワッサン以外には、セーグルレザンと酒種入りあんぱんを購入しました。

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クロワッサンは、大振りで、外はサックサク、中はふわっとしています。
バターの風味もしっかりあり、美味しいです。きっとカロリーありそうですが、だから美味しいです。

酒種入りあんぱんは、真ん中に桜の塩漬けが入っています。

さて、これですよ、これ。セーグルレザン。
この手のパンでは、今のところNo.1、好みのパンに巡り合いました。

干しぶどうがこれでもかという程に入っており、胡桃もたっぷり。
薄切りに切ってあります。
数枚を車の中でいただき、帰宅後オーブンで少し焼いて、クリームチーズを塗って食べました。
大変好みの風味で、教えていただいた方に、お土産として1つ購入して帰りましたら、「これですよ、これ」って、
随分盛り上がりました。

海老名SA(東名上り)、小田原駅、三島駅にもお店があるようです。
早くまた食べたいです。

●店名:箱根ベーカリー
●住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋184
●電話:0460-85-8803
●営業時間:8:00~17:00(直売所は、~14:00)
●定休日:無休

箱根 暁庵

2015.01.01 Thu Eating place, 箱根湯本

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箱根ベーカリーへパンを購入がてら、遅めの昼食を隣の暁庵でいただきました。
暁庵と箱根ベーカリーは、同じ系列会社、箱根湯本ホテルグループが運営しています。

場所は、箱根湯本から早川沿いの道を上がった場所に位置しますが、
徒歩ではちょっとしんどい距離、車で行かれることをおススメします。

平屋で山小屋のような風情のある建物です。
豆腐・湯葉料理の暁亭も同じ敷地内にあります。

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14時過ぎの訪問でしたので、ランチタイム最後の客だったようです。
静かで、ゆっくりと食事ができました。

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せいろ蕎麦850円を注文。

蕎麦は更科、綺麗な白色。
国内産の上質な蕎麦の実を白臼で自家製分し、日々蕎麦を打っています。
お腹の空いた胃袋であれば、量はかなり少ないですが、遅めの昼食で、ちょっと頂くには丁度よい量でした。

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つゆは、鰹出汁と醤油が濃く、蕎麦の先をさっとくぐらせていただくのがちょうど良かったです。
終盤蕎麦湯で割って、程よい辛さになりました。蕎麦湯は濃度が高く、とろっとしています。

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「二人で仲良く召し上がって」と、名物の暁豆腐をサービスして下さいました。
お腹がいっぱいでしたが、ペロリと入ってしまいました。

こちらの豆腐は、箱根山中観音沢の湧水、契約栽培された北海道産の大豆、
独自製法でつくられた大爆塩とにがりを使い、昔ながらの製法で手間暇かけて造られた逸品です。
豆腐臭さが無く、水分が抜けてずっしりして、雑味が無い味でした。
ご馳走様でした。

●店名:箱根暁庵
●住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋184
●電話:0460-85-6763
●営業時間:平日11:30~16:00(L.O.15:30)
土・日・祝11:00~16:00(L.O.15:30)
●定休日:水曜日