六本木のアマンドから程近い裏路地にある、かき氷専門店「yelo」を訪問しました。
屋号の「yelo」は、スペイン語の「氷」という意味ですが、
スペイン語で「hielo」と書き読み辛い為、英語風にスペルに変えたそうです。
結果、偶然にもタガログ語の「氷」と完全に一致しています。
日本語で読むと「イエロ」。イエロー(黄色)っぽいですが、お店のイメージカラーは赤です。
階段を下り、地下1/2階の店舗へ。
カウンター6席、2掛けのテーブル席が5席、計16席。バーのような雰囲気です。
2014年4月1日オープン以来、メディアへの露出も多く気になっていたお店ですが、
冬場、お客さんの入りはどうなのか。
実際、かき氷は夏場に食べるものというイメージが強く、冬場の客入りは少ない様子。
それでも、食事の帰りや夜遅くに利用される常連さんが多いと伺いました。
二軒目のお店がバーではなく、かき氷。
夜、クラブ遊びの途中、或いは帰りにかき氷というのは新しいスタイルです。
朝まで営業しているところも、六本木の中心地ならでは。
こちらがメニュー表。定番6種類の他、季節限定品が3品。
ティラミス 800円
キャラメル 800円
いちごミルク 850円
抹茶 850円
有機にんじんマスカルポーネ 900円
アボカドマスカルポーネ 900円
こちらは夜のみ提供している「かき氷ショット」。
アルコール度の高いリキュール、ウィスキー、テキーラなどのかき氷。
お酒の量はしっかり一杯分入っているので、アルコールが弱い方は避けた方がよさそう。
日中でもお願いすれば提供してくれます。
Night Kakigori MEMU
ラムティラミス1,200円
ラムレーズン1,200円
ラムベリー1,200円
カルーアミルク 1,200円
ゴディバミルク 1,500円
グラスホッパー 1,500円
たくさんメニューがあるので迷ってしまいましたが、
先ずは常連さんの人気No.1メニュー、ティラミスを注文することにしました。
ちなみに、人気No.2は有機にんじん。
にんじんと言ってもシロップなので甘味があり、にんじん臭さはないようです。
シロップは店内で仕込んでいます。
こちらは追加トッピングのメニュー。
オレオ、グラノーラ、小豆、おいり、ソースなど各100円。
ネットで画像検索すると出てくるパステル色の丸い粒粒は、香川県の伝統菓子おいりです。
ティラミス 800円
透明度の高いブロック氷を、池永鉄工のスワン氷削機SI-100Sを使用して削ります。
かき氷は2層になっており、低い器に1/2まで氷を盛り付けた後、シロップを掛けて再び氷を重ねます。
最後にココアパウダーを掛けて出来上がり。
てんこ盛りなので、溶け出すとトレイに垂れます。かなりの量を急いで完食しました。
身体が冷えてしまうのでと、ホットティーのセルフサービスがありました。
かき氷と思って口にしましたが、所謂普通のかき氷とは違いました。これはかき氷ではなく新しいデザート。
味は、ゴディバのショコリキサーやスタバのフラペチーノのようなデザートドリンクに近いと思います。
食感はふわふわして、非常に滑らか。
氷には味はついていませんが、氷に味がついているような、全体的に味がしっかりとついています。
それと、台湾のスノーアイスチャーミーのようなミルキーさがあります。
yeloの特徴として、ミルクベースの自家製特製ソースを合わせているのですが、
こちらは市販の練乳とは異なり軽い口当たりです。
ティラミスはデザートドリンクを飲む感覚で、また食べたくなるのは納得。
アルコールは苦手ですが、夜の大人のスイーツ、かき氷ショットのラムレーズンも惹かれました。
上の写真で、かき氷の後ろに写っている円錐型の赤い物が、持ち帰り用のオリジナルカップです。
今年の夏に原宿で期間限定オープンした「キリン 午後の紅茶」とのコラボレーションショップ
「午後の紅茶 kakigōri produced by yelo」が記憶に新しいと思います。
飲み物をふわふわの氷に掛けていただくスタイル、来年も流行りそうです。
●店舗名:yelo(イエロ)
●営業時間:月~金:11:00~4:00ころ 日祝:11:00~23:00
●定休日:無休
●住所:東京都港区六本木5-2-11 パティオ六本木1F
●電話:03-3423-2121