呈茶訪問
2015.10.11 Sun
3連休の初日、横浜市の児童養護施設へ呈茶訪問しました。
こちらの施設には、保護者の居ない児童や、虐待を受けている児童が入所しています。
入所理由の殆どは、家庭環境内虐待によるもので、近年では自閉症、発達障害、ADHDといった、
精神面で課題を抱える子供が増えてきている様です。
さて、今日はテーブルを囲ってお花やお茶の話をしながらお点前した後、
個々に茶筅を振る点茶体験をしていただきました。
可愛い手付きで一心にお茶を点て、何度もおかわりを申し出るお子さんが多数。
会終業後「ありがとうございました」と気持ちの良い挨拶をして下さり、なんとも礼儀正しい。
「今度は何時来てくれるの?」と尋ねられたので、
「また来年ね」と答えたら「明日も来て!」と返ってきます。
車で門を出るときまで、走って見送りしてくれる姿が、とても印象的でした。
礼儀正しく、真っ直ぐな子供たちと接し、多くの学びがあった一日でした。