洗心
2014.11.04 Tue
怪しい紙part2、こちらも過去のスクラップブックから。
平成6年とメモが残っていますから、結局自分が大事にしたいこと、
グッとくる言葉などは、変わらないということですね。
私たちは毎日お風呂に入り、汚れた身体を洗って垢を落とすことを習慣としています。
身体を洗うと、さっぱりとして気持ちが良く、よいリフレッシュになります。
そして、その心地良さを知っています。
では、心はどうでしょう。
「洗心」とは、身体と同様に、心も綺麗に洗う必要があるという考え方です。
汚れてしまった心を日々の生活の中で洗い清めることと、
汚さないように心を清く保つこと。
心を清く保つには、正しい心、つまり感謝心を持つこと。
そして、悪い行いをして、汚してしまった心を洗い清める為、
反省心、懺悔の心を持つことです。
特に、余裕が無いとき、或いは、体調が悪いときの自分は、
全く関係の無い相手に対して、
素っ気ない態度をとったり、雑な態度をとったりすることがあります。
ふと我に返ると、それは自分の問題であって、相手には関係のないことだと気付くのですが。
そんなことを繰り返して、1日の終わりに懺悔し、
それを相手に伝えられる場合は、間に合うのなら、相手に伝えます。
死人に口無しですからね、気が付いたときでも遅くはない、私は伝えた方がよいと思っています。
よくあるじゃないですか、あんな言い方しなきゃよかったって思った時には手遅れというパターン。
あぁはなりたくないですね、後悔の念がうまれますから。
そういう意味では、家を出るとき、相手と別れるときの「さよなら」は特別で、
喧嘩別れとかは絶対なしね、ちゃんと挨拶してお別れする。
健全な精神は健全な肉体に宿る。
心と身体、どちらも大切。どちらも清く、正しく。