撫子(なでしこ)の練り切り。
「なでしこ」と聞いて思い浮かべるのは、花よりも「やまとなでしこ」か「なでしこジャパン」。
日本女性の美称を「やまとなでしこ」と言いますが、
なでしこの清らかで凛とした様、派手さの無い淡紅色、か弱くも慎ましく、控えめな様が、
日本女性の理想像と重なり使われています。
どこにでも咲いていた花ですが、最近見掛けなくなりました。
外来種が増え、生態が崩れてきたようです。
人間の女性もますます強くなって、生態が崩れてきているように思います。
強くなり過ぎず、控えめな美しさを心がけたいと思います。