Libre

2015.06.23 Tue  

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1821年、江戸末期創業のお菓子屋、佐藤松兵衛商店の「りぶれ」という和菓子。
レモンと洋酒と黒糖羊羹。ラム酒が効いているので、和菓子なのに洋の雰囲気があり、
レモンのほろ苦さがさっぱりとさせてくれる、紅茶やコーヒー、洋酒に合う面白いお菓子。

コンセプトは、和菓子をちょっと自由に。

お菓子を通して、伝統をしっかりと伝えていくことと、
新しい感性のあるお菓子をお届けすること。

先日番組で、岩手県の酒蔵、南部美人の五代目が「伝統」についてこんなコメントをしていました。
「伝統を守るということは、変えてはいけない大事な部分と、変えてよくなることは変化し続けていくこと」
例えば、水。水は創業当時より変わらず井戸水を使用。これは変えてはいけない部分。
酒造りの工程で、今までは人の感を頼りに行っていたことを、数値化させ、より分かり易く、伝え易く変えたこと。
これは変化し続けていく部分。
変わり続けていくことで、伝統をしっかりと継承することができる。
昔の手法に拘らず、守り続けるために、変わり続けることも必要なことなのだと思いました。

佐藤松兵衛商店 http://satoya-matsubei.com/
南部美人 http://www.nanbubijin.co.jp/

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