無農薬、有機栽培の違い

2016.12.01 Thu  

lettuce_20161113
毎日、美味しいお野菜をいただけるのは、農家さんのお陰です。
隔たりなくなんでも美味しく感謝していただく、これが基本です。

ですが、アレルギー体質の方にとっては、残留農薬が不調の原因となっているようです。
野菜を選ぶときの参考として、栽培方法の違いについて、ざっくりとまとめました。

●慣行栽培(近代栽培)
化学合成農薬・化学合成肥料・除草剤を使用。
●特別栽培
農薬・化学肥料の量を50%以下に削減して栽培。
●無農薬栽培
栽培期間のみ農薬・化学肥料を使用せず栽培。
●有機栽培(オーガニック)
野菜は2年以上(果物などは3年以上)前から、農薬・化学肥料を使用していない土壌で栽培。
但し、国際基準で許可された一部農薬(有機肥料)は使用。
●無肥料栽培
農薬・化学肥料、有機肥料(堆肥、米ぬか、油粕、魚粕、腐葉土等を含む)を使用していない土壌で栽培。
●自然栽培
無農薬、無化学肥料。田畑を耕す。除草を行う。
●自然農法
無農薬、無化学肥料。畑を耕さない。雑草と共生させる。生えた雑草はその場で枯らして腐葉土にさせる。

無農薬栽培は、その作物が栽培期間中にのみ農薬を使わなかっただけなので、残留農薬の恐れがあります。
有機栽培=無農薬ではありません。
身体に不調がある方は、青色で記した栽培方法を選ぶとよいでしょう。

更に、過敏な方は、農薬を何年前から使用していないかがポイントになります。
農薬が過去に少しでも使用されていたら、反応してしまうからです。
親切なお店だと、農薬を何年前から使用していない、自然栽培歴●●年とうたっています。
特に、毎日食べるお米は、よく吟味して選ぶことをおすすめします。

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