telepathy
2015.07.25 Sat
毎日誰かに手紙を書いて、誰かから届く。それが楽しい。
家に帰ってきて、ポストを開ける楽しみができた。
携帯メールやLINEだとそうはならない。
メールを送って返ってこないと「なんで返信くれない?」となる。
返信がないと、イライラが募る。
インスタントな便利さに心も忙しくなり擦れていく。
内容を考えてみたら、生死に関わるような緊急性などない。
ふと思いついたときにお便りして、相手に届くのは早くても翌日。
だから直ぐにお返事がなくて当然。
メールを送った後、鳴らない携帯を何度も確認しなくて済む。
このタイムラグ、距離感が丁度よい。
先日、ハガキの遣り取りでこんな出来事がありました。
遠く離れた友人に「元気?」とハガキを書いたら、そろそろ届いたと思われる頃に、
友人から「元気?」とハガキが届きました。
お互い同じ日に投函したんだと思うと、なんだか惹かれあっているようで、テレパシーを感じました。
テレパシーは、アクセスポイントが同じだと通じ合うことができるようです。
それはちょうど、異なる場所で、同じ時間に、オンラインでアクセスして会話しているような状態。
想いは通じるのならば、今この場所には居ない、大切なあなたのことを想います。