夏ならではのお点前は、葉蓋、洗茶巾、名水点。
今日は、葉蓋点前をしました。
葉蓋点前とは、水指の蓋の替わりに木の葉をつかいます。
暑さの中に涼を感じさせるための工夫です。
この扱いは薄茶点前だけのものです。
基礎の基礎、薄茶点前は、簡単だからこそ深く、難しい。
一つ一つの扱いを丁寧に丁寧に、所作を、心を整える必要がある。
私が好きな井上ひさしさんの言葉。
「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、
まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」