銅 玉子焼き器
2014.01.24 Fri
仕事でお世話になっている方のお子さんの受験勉強を少しお手伝いさせていただいて
そのお礼がしたいと、何か欲しいものはないか尋ねられたので、銅製の玉子焼き器をリクエストしました。
創業80年を迎える東京下町にある中村銅器製作所の銅の玉子焼き器(関西型) 5,000円。
職人さんがひとつひとつ丁寧に作り上げる、これは一生ものの道具です。
銅は熱伝導性と保温性に優れ、ムラなく均一に熱が通るため
焼きムラや焦げ付きが生じにくく、卵焼きをふっくら美味しく仕上げます。
使い始めは、古い油を7~8分目の高さまで入れ、ごく弱火で20分程加熱し
冷めたら油を捨てふき取ります。
2回目からはやや多めの油を引いて、毎回油ならしをしてから使います。
錫が焼き付けてあるため、油がなじみやすく
使えば使うほど油がなじんで鍋の状態が良くなり、さらに使いやすくなるそうなので
よく可愛がって、大切に使いたいと思います。
お手入れ方法は、洗剤を使わず、冷めたらスポンジで水洗いし、油をなじませて保管。
※洗剤で洗うと鍋に馴染んだ油分も一緒に洗い流してしまうため
記念すべき第1回目。形は『お蕎麦屋さんの玉子焼き』とはいきませんでしたが、ふっくら美味しくできました。
美味しい食材、調味料、よい道具が揃えば、美味しくできない訳がないです。
もっと慣らして、来年の御節づくりの頃には、形も綺麗な玉子焼きが作れるようになりますように。
その頃に、第1回目の写真と比較したいと思います。