雲呑ランチ 上海の食卓
2020.02.06 Thu
番外編。12月下旬、上海は雨が多く、ほとんどの時間を友人宅で過ごしました。上海郊外にあるコンパウンド形式の家は贅沢広々。写真は友人宅の階段ですが、まるで美術館。家にジムやマッサージルーム、音楽室が備わっており、外に出なくても家の中で全てが完結出来るつくりになっています。
台所の一コマ。これは野菜や果物のクズを一時的に溜めておくための入れ物。少し溜まったら庭にあるコンポストボックスに入れ腐敗させ堆肥に。その後畑に撒いて野菜を育てています。
友人はAmazonなどで購入するとダンボールのゴミが増えてしまうため、ネットでは買わない。プラスチックゴミは出さないよう食材は直接農家さんから仕入れる。日頃からゴミを出さない工夫をしています。人の生活に触れると学びがたくさん。とにかく無駄がありません。
ランチは、パパっとつくってくれた雲呑に、揚げたチップスとホームメードペースト。こうゆうシンプルなのが美味しい。人がつくってくれたのが最高に美味しい。
家に誰かを招いたとき、どんなおもてなしをしようかと力んで疲れてしまいがちですが、普段食べているものを一緒にシェア、いつもと変わらないペースで過ごす。それが嬉しい。その方がお互いにとって楽。そこに発見があります。誰かが来るときだけ頑張って片付けるのではなくて、普段から見せられる生活を。暮らしをしっかりととのえて、すっきりとしておきたいです。よい距離感を保ちつつ、長く長く、いい関係をつづけていきたいです。