神保町 Loving Hut Tokyo

2019.03.05 Tue  神保町

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私はヴィーガンではありませんが、プラントベース(植物性由来)の食事をしていると、どうも身体が楽です。身体に合っている気がします。しばらく肉を断ってみると尚更です。火入れしていない生きた野菜や果物には酵素が多く含まれているお陰で消化がよく、食べても胃は重たくならず、なんだか元気になります。

さて、先日、世界に140店舗あるヴィーガンチェーン「Loving Hut Tokyo」に行ってきました。日本はここ神保町1店舗のみで、2019年からは土曜のランチブッフェのみ営業しています。(ディナーは予約貸切のみ対応)

お店は神保町駅から5分程歩いた路地にある雑居ビルの2階です。

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店内入り口。近年ヴィーガン、ベジタリアンカフェも随分増えましたよね。その多くは意識高い系女子が好むであろう店作りをしていますが、Loving Hut はオシャレ感0、怪しさ満点です。

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店内の様子。ゲストの殆どが外国人で、ちょうど海外のホステルのカフェテリアに来たような雰囲気です。その多くが常連と思われる方々でした。

Loving Hut はベトナムの思想家であり宗教家のChing Haiがファウンダーで、台湾に本部を持ち、Lovig Hut のコンセプトに賛同する個々が全世界にビーガンレストランチェーンを展開。現在、日本、台湾、韓国、アメリカ、イギリス、フランスなどにあり、フランチャイズのお店は独自のメニューを提供しています。東京のお店は中国人が経営しているので、提供されるメニューは完全菜食の中華料理でした。

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壁に取り付けられたテレビからは、やや粒子の粗い映像が再生されています。このときはあまり気に留めていませんでしたが、これはファンダーであるChing Haiが所有するチャンネルSupreme Master TVで、ほとんどのLoving Hutで放送されいるということを後から知りました。Supreme Master TVでは、「菜食主義:高貴な生き方」、「動物の世界:私たちの共生者」、「知恵の言葉」などと呼ばれる番組を上映しています。

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生野菜は少な目。大豆ミートでつくられた肉に寄せた唐揚げ、焼き物が多かった印象。初めて召し上がった方なら「これはお肉じゃないの?」と間違える仕上がりです。

健康志向が強い方の間で大豆ミートが流行っていますが、健康上や宗教上の理由でお肉が食べられない人を除いて、本当はお肉が食べたいんだけど…と、無理して食べるぐらいなら、お肉を食べればいいんじゃないかと思ってしまいます。似せる、寄せるじゃなくて、美味しいからプラントベースの食事をするのがいいなと思います。それと、大豆は身体にいいと思いますが、どんなによい食材でも、食べ過ぎ、摂り過ぎてしまえば悪い方向に傾きます。無理をして健康に気遣い過ぎていては食事は楽しくありません。食事は楽しくなくっちゃ。

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大豆ミートを使った餃子、饅頭、揚げ物。野菜は出来る限り旬の有機野菜を使用。白砂糖、化学調味料不使用。棗などが入った薬膳スープは間違いなく身体に良さそうな味でした。

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飯ものは、大豆で作った蒲焼き風のお寿司。焼きそば。器に入っているのは大豆ミートの肉じゃが。

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ビーガンだからといって物足りなさはありません。残さず美味しくいただきました。

■店名:Loving Hut Tokyo
■住所:東京都千代田区神田神保町1-54岡田ビル2F
■電話:03-5577-6880
■営業時間:毎週土曜11:00ー15:00(最終入店・料理提供は15:00まで)

※料金は大人一名様 税込2,000円(小学生800円、中学生から大人料金)
※予約については基本的に不要
※ビュッフェのご利用時間は90分制、混雑時は70分制

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