莘庄 ビーガンレストラン 梵音茶空间轻素食
地下鉄1号線と5号線の乗り換え駅「莘庄(Xinshuang)」は今最も開発が進んでいるエリア。上海の中心地「人民駅」からはおよそ25分。1号線の終点駅で、現在マンションやショッピングモールの建設ラッシュが続いています。
地下鉄ですが駅は地上にあります。改札は日本同様にチャージ式のカードでタッチアンドゴー。でも改札の中に入るにはセキュリティチェックを受けなければなりません。セキュリティチェックは全ての駅で行われており、まるで空港。
大きな荷物はX線に掛けます。小さい荷物はかばんの中を開けて見せればOK。コンサート会場に入る前のような状況です。
駅の通路を歩き、2年前(2018年)に出来たショッピングモール仲盛世界商城へ。買い物はもちろんのこと、フード系が充実したモールです。
土曜日の夜ということもあって、凄い賑わいです。どこも並ばなければ入れない状況の中、一軒だけがらんと空いているお店を発見し、我々はここで食事をすることにしました。ガヤガヤしておらず、シンプルでモダンなお洒落なカフェといった雰囲気。
メニュー表を見て、空いている理由が分かりました。こちらのお店は素食、つまりビーガンレストラン!私達にはぴったりのお店でした。ビーガンのお店、近年上海でも増えてきているようです。こちらはサービスでいただいたビーガンケーキ。ココア生地に木苺のソース、ココナッツクリーム。
梵音のシグニチャー、野生梵音のシグニチャー猴头菇とパイナップルの甘酢炒め 49元
これは美味。お肉食感でしっかりとした食べごたえ。でも肉臭さや大豆ミートのような臭さは全くなく、私はこちらの方が好み。
この猴头菇(日本名はヤマブシダケ)は形が小猿の頭に似ていることから猴头菇(猴頭菌)」と呼ばれていて、中華料理ではフカヒレ並に珍重される高級食材。肉厚で癖もなく食感は海鮮類に似ていており、素食料理でよくお肉の代用品として使われます。
帰りに駅の中で焼き芋が売っていました。日本とは少々違うスタイル。こういう素朴なおやつ、いいですね。カメラを向けたら微笑んで下さいました。
無理して健康料理は食べたくありません、美味しいから食べる、がいいです。ビーガンの人もそうでない人も美味しく食べられるお店でした。梵音はヨガスタジオも運営しています。