初釜

2015.01.11 Sun  

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今日は初釜でした。
昨年は観環居をお借りしましたが、今年は先生のご自宅で。

毎年初釜に来ると、「今年も始まった」という気持ちになり、
気が引き締まります。

新年は新しい身なりに整えて、挨拶をします。
それが礼儀作法です。

昔は師走になると、祖母が家族の下着を縫って、
新しい年を迎える準備をしていたと、母から聞きました。
1月1日には、家族が新しい下着を着て、正装で元旦を迎えたそうです。

その名残で、私の小さい頃は、家族の中でもお着物を着て、
家族できちんと挨拶する風習がありました。

それも、ある日を境に風習が廃れてゆきました。
そうやって、面倒なことをどこかに置いてきてしまいました。

それでも、茶道を通じて、日本の風習や作法を守り続けてゆく環境にあることは
大変有り難いことです。

初釜には、新しい袱紗を用意します。

今年は、新しい帯と帯締めを母が用意してくれました。
気持ちも清く、身が引き締まります。

hatsugama_20150111_01御濃茶のお菓子 千草庵の花びら餅

hatsugama_20150111_03お薄のお菓子 干支の羊の干菓子

hatsugama_20150111_02お煎茶のお菓子 伊勢源六たちばなやの京の松

お道具の取り合わせは、今年のお題「本」に因んで、日"本"一の富士の山のものが多く、
目も楽しませていただきました。

季節の和菓子

2014.12.20 Sat  

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クリスマスの和菓子。今年最後のお稽古でした。

季節の和菓子

2014.12.06 Sat  

suisen_20141206水仙

季節の和菓子

2014.11.29 Sat  

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柴雪

季節の和菓子

2014.11.16 Sun  

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山路という名の、秋の浮島。

季節の和菓子

2014.11.16 Sun  

inokomochi_20141116
猪子餅

11月の一週目は炉開きですが、すっかり忘れて、山中湖へ。
※来年は忘れることなく、手帳へ記しました。

猪子餅は毎年炉開きの生菓子として頂きますが、
今年は日を改めていただいて、邪気払いです。

猪子餅は、旧暦10月の亥の日に作られる餅。
冬も近づく亥の月亥の日にいただくことで、邪気を払い、
無病息災と多産の猪にあやかって子孫繁栄を願い、お餅を食べます。

胡桃入りのこし餡を胡麻入りの求肥で包み、きな粉とシナモンが掛かっています。

季節の和菓子

2014.10.11 Sat  

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里の実り、柿の生菓子。
稽古場の柿は、実が成るのは1年おきで、昨年豊作でしたので、今年は成りが悪く。

気になること。
最近スーパーで販売されている柿の殆どが種無しで、聞けば、種有は売れ行きが悪いそうです。
人間が食べやすいように命(種)を途絶えさせる処理を施しているわけで、不自然さを感じてしまいます。
※もし、自分がそんなことをされたら辛い。

種無し、つまり次に残したいという基本的な生命力を抜き取られた状態ですから、
見た目や味に損傷がなくとも、生命力という「力」は半減してしまったと、想像します。
ですから、成る丈なら、自然な状態なものをいただきたいです。

種は少々煩わしですが、
種を持つ柿は、強い力を持ち、
栄養や舌では感じ取れれないもっと深い部分で、わたしたちの身体に強い力をもたらしてくれると思います。

わたしは、種有の柿を選びます。

いも茶巾

2014.10.10 Fri  

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明日の茶会で出すお菓子をつくりました。
前日に仕込んで、明日お茶を出す頃には、ちょうど馴染んで、しっとりよい頃合いになることでしょう。

茶会やホームパーティー、イベントごとの準備で、
毎度毎度、間際症候群の私は、ドタバタして殺気立ち、家族や近しい人に八つ当たりしていました。
人間、焦るとよい結果が出せません。
何より、楽しくありません。

その悪い癖も、繰り返し、繰り返し実践していく中で、
徐々に精度が上がり、焦ることなく、疲れ知らずで楽しめるときがやってきました。

何事も準備万全ですと、心平穏に、落ち着いていられます。
経験が物を云うというのでしょうか、前回よりも今回とよくなり、それが自信に繋がります。

しかし、それでも準備不足で、毎回学びがあります。
学びを活かし、改善し、続けてゆくことがきっと大切なのだと思います。

毎週、毎週、稽古事をつづけて、その都度、学びがあります。
とにかく続けることを大事にしてゆきたいです。

季節の和菓子

2014.10.04 Sat  

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子いもの生菓子。
10月は、芋の名月。

季節の和菓子

2014.09.09 Tue  

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着せ綿。
9月9日、重陽の節句(菊の節句)に因んだ縁起のよい御菓子。

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