昨日見たバナナチップスを買いに出掛けたら、小さなSunday Marketが開かれていました。日曜日、タイの街ではSunday Marketが開かれます。ナイトマーケットとは違った内容で手作りの民芸品などを購入することができます。街中だと規模が大きくやや観光客向けなところもありますが、こちらはより地域に根づいたマーケット。現地の暮らしを知ることが出来ます。
何かなと思ったら生きた蟹。川ではなくて畑で穫れるそうです。ポリ袋に生きたまま入れ、完全には封を閉めずパパイヤの茎をさして空気を送り込んでいます。最近プラスチック製ストロー廃止が騒がれていますが一層のこと、パパイヤの茎はどうでしょう。
上海蟹より小さいサイズ。素揚げして食べます。
こちらはお惣菜屋さん。近くの川でとれたタニシの煮物。煮玉子と豚。調味料。
キムチのような白菜を発酵させ酸味のあるお漬物。
川魚の唐揚げとすり身揚げ。
パックされた魚は下処理され、既に焼いてありました。ちなみに値段は20THB。日本円で約65円。
立派なピーナッツ。タイの国民食ソムタム(パパイヤサラダ)に欠かせない食材。
トムヤムスープなどに使うフレッシュハーブセット。ジンジャー、レモングラス、バイマックルー。
こちらは鮮魚屋さん。生きた川魚と海老。
手長海老は、海エリアからの仕入れ品。
川でとれた藻は、バナナリーフに包んでくれます。エコですね。
水牛(バッファロー)の足と肉。足はスープに使うそうです。肉は赤身で少々臭みあります。先程路で見掛けました。食用だったんですね…。
鶏は湯引きされて1/2ずつ販売。路で鶏が走っていましたが、それだと思います。見事にさばかれており感心。家畜ではない鶏なので歯応えがあり力強く、スープにしても良い脂が出ます。
山で獲れた数種類のキノコ。
菜の花、空芯菜、ねぎ、ハーブ。
タイ料理でよく登場するいんげんは、日本のいんげんと異なり長さがあります。タイでは生でも食べるんですね。
こちらはフェスティバル用のお菓子。
薄く焼いたせんべいの上に、色付けしたココナッツロングがトッピングされています。
これは初めて見ました。池に生えているほていあおい (布袋葵)のつぼみ。蒸したり、炒めたりして食べるそう。
すり身専門のお店。海老のすり身、魚のすり身など。
はい。お目当てのバナナチップスを買いに来ましたよ。
薄くてパリッとして美味しい。開けたら最後です。
造花や器などを販売しているお店。
マンゴー、パパイヤ、バナナ、ドリアン、ココナッツはいたる所に生えています。暑い国でいただくバナナは絶品。日本のスーパーで販売しているバナナは青いうちに収穫して輸送の時間を使って追熟させるので、店頭に並んだときに黄色いけれどやや固め。それに対して、木で熟したバナナはねとっとした食感で全く別物。
屋台も少しだけあります。何食べているのかなと覗いていたら、こちらを向いてくれました。
可愛い笑顔。
こちらは雑貨店。メインはヘアバンド、ゴムなど。
このようなラインナップの中に、、、。
虫。ヘアバンドと虫。なんでもあり。カオスなお店。
蝗に似ていますが蝗ではなく畑で年中穫れる虫。素揚げしハーブで味付けされています。日本でも昔は食べられていました。プロテインが豊富です。
山でとってきたキノコや果物。川でとれた魚やタニシ。野生の肉。自然から人間が食材を分けていただいて成り立っている。そんなマーケットでした。