初台 Restaurant Anis (レストラン アニス)

2015.11.22 Sun  初台

京王新線初台駅南口から商店街を徒歩5分。フレンチレストランAnis(アニス)を訪問しました。
アニスは、フレンチをベースとした本格的な味をカジュアルなスタイルで楽しめるレストランです。
シェフは、清水将さん。フランスの三ツ星レストラン「マルクヴェラ」「アルページュ」などで7年間修業。
2009年に帰国し「ラール・エ・ラ・マニエール」の初代エグゼクティブシェフを務め、
2013年8月6日にアニスをオープンしました。

オープンキッチンでカウンター席とテーブル席。外にはテラス席もあります。
伺った日のテラス席はペット連れのお客さんが利用されていました。

ランチはコースのみで1,500円と3,800円。
ワインの種類が豊富で、ソムリエが提案する料理に合わせたワインコース3,000円/3種類もオススメ。
本日は3,800円のコースとワインコース3,000円をお願いしました。
ディナーはアラカルトから選ぶスタイルです。

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先ずはパンが出てきました。
パンに添えられているのは、バターではなくフロマージュ・ブラン。
酸味がヨーグルトより優しく、脂肪分がチーズやサワークリームより低いので、とてもさっぱりしてパンによく合います。

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ピスタチオと黒胡椒のパン。黒胡椒が効いて、癖になりそうな美味しいパンでした。

anis_20141206_13前菜1
芝エビとホウズキのタルト。
フィンガーフードのサイズ。手でそのまま摘まんでいただきました。

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1皿目に合わせたワイン(白) 2012 François Carillon Bourgogne Chardonnay

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えび芋のスープ

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野菜料理に合わせたワイン(白) Pierre Jean Villa Primavera 2011

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アオリイカのソテー、プンタレッラ(チコリー)、ユリ根、パルメザンチップス

anis_20141206_09本日の魚料理
サバフグのフリット、ゴルゴンゾーラ、からすだいこん、舞茸
「からすだいこん」は辛味大根の一種。生で食べると辛味は強いですが、加熱することで甘みが増します。

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お肉料理に合わせたワイン(赤) Syrah,“Franc de Pied Andre Perret 2011

anis_20141206_07本日の肉料理
大山鶏一羽のヒノキ包み焼き
柔らかく滑らかでふっくらした食感。付け合せのグリル野菜も色とりどりに楽しませてくれます。

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店内に掛けてあったボードに「鴨」の文字を見つけて、私は鶏から鴨へ変更して貰いました。(追加1,000円)
肉肉しくしっかりとした味があります。

アニスで食べるべき料理は「肉料理」だと思います。火入具合が見事に素晴らしい。
不定期で肉イベント「Meating」も開催しています。

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オープンキッチンでは、スコットランドから届いたジビエ(山うずら、山鳩など)を仕込みしていました。
毛をむしり、バーナーで毛を処理し、肉を解体していきます。美しい手捌きで目が釘付けになりました。

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デザートの前にハーブメインのサラダボールが出てきます。
サラダはコースの始めの方で出てきますが、お肉料理の後とは斬新でした。
取り分けたサラダには、スプレー式のドレッシングをお好みで。

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ハーブと共に、エディブルフラワー(食用花)がたっぷり。華やかです。

anis_20141206_02デザート
林檎(紅玉)、フロランタン、パン・デピスのグラス

食後の飲み物は、エスプレッソ、コーヒー、紅茶、ハーブティから選びます。
ハーブティをいただいてランチ終了。肩肘を張らないカジュアルフレンチでした。

●店名:Restaurant Anis(レストランアニス)
●電話:03-6276-0026
●住所:東京都渋谷区初台1-9-7 1F
●営業時間:Lunch 11:30-14:30 Dinner 18:00~23:30
●定休日:月曜・第2日曜

弥生台 restaurant pétale de Sakura(レストラン ペタル ドゥ サクラ)

2015.10.06 Tue  弥生台

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相鉄線・弥生台駅より徒歩1分にあるフレンチレストラン「pétale deSakura(ペタル ドゥ サクラ)」を訪問しました。
フレンチレストラン「pétale de Sakura(ペタル ドゥ サクラ)」は、2014年12月2日、相鉄ホールディングスが、相鉄沿線の魅力を高めるためにスタートした「相鉄沿線名店プロジェクト」で、沿線への誘致第1号店としてオープンしました。

ウェブサイトでは徒歩1分と記されていますが、南口を出て直ぐの一軒家がレストラン。改札は出ますが駅中の位置づけとなります。

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オーナシェフは、ミクニヨコハマで支配人兼料理長を4年間務められた難波秀行さん。難波さんは、ミクニヨコハマの頃から生産者のもとへ出向き、自らハーブや野菜を収穫し、生産者とのコミュニケーションを大切にしてきました。農園で食材に触れ、そこからインスピレーションを得て調理する。ここ弥生台のある相鉄線沿線には、生産者である農家さんが大勢いらっしゃるので、そんな理想的なスタイルが叶えられる場所です、と難波さん。

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店名の「pétale de Sakura」は、フランス語で「ひとひらの桜の花びら」という意味。
難波さんのご実家は、岡山県津山市で「喫茶サクラ」という喫茶店をお祖父さまの代から68年間営んでいました。「喫茶サクラ」は、残念がら今は閉店していますが、ここは「喫茶サクラ」の支店=桜のひとひらという意味を込めたそうです。

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通路のカウンターには摘んできたばかりのハーブやお花が並んでいます。

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壁に飾られたカップは、喫茶サクラで使用していたもの。

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「pétale de Sakura」は26席。難波さんが目の届く範囲の広さにこだわり、オープンキッチンからはお客さんの様子が見えるようになっています。光をたくさん取り込む大きな窓は、座ったときに駅のホームが見えないよう高さが工夫されています。設計は、前田篤伸建築都市設計事務所

sakura_20150906_04窓の外には、駅が見えます。駅から直ぐの立地。

ランチ・ディナー共にコースのみで、1,800円(平日限定)、3,400円、4,800円、5,800円。ディナーは、4,800円~、シェフのおまかせコース10,000円。

平日限定ランチ:スープ/メイン/プチデザート 1,800円 ※数量限定
メニューA:前菜/魚料理又は肉料理/デザート 3,400円 スープ付 4,000円
メニューB:前菜/魚料理/肉料理/デザート 4,800円 スープ付 5,200円
プレミアムランチコース:アミューズ/前菜/スープ/魚料理又は肉料理/アヴァンデセール/デザート 5,800円
(魚料理と肉料理を楽しめるコース 7,800円)

メニューAのスープ付で、メインは魚にしました。

sakura_20150906_18シャンパンとノンアルコールカクテル(アセロラソーダ)

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パンは、近隣のパン屋さんから仕入し、店内で焼いてから提供されます。

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2つ目のパン。
次はどんなパンがくるのだろうと期待し、つい欲張って食べ過ぎてしまいます。
先は長いので、美味しくコースを楽しめるよう注意。

sakura_20150906_15前菜
鮮魚のパイ仕立てに泉区和泉町・横山さんのナスで作ったキャビアドオーベルジーヌとピーマンを合わせて一皿目からとっても華やか。お皿には異なるソースが添えられており、少しずつ変化する味を楽しみます。野菜だけでなく、ハーブやお花を使用しているのも特徴。全て食べられます。

sakura_20150906_11魚料理
横浜中央卸売市場から届く鮮魚を 近隣農家さんのエゴマで作った自家製エゴマ味噌のソースでこちらのソースに使われている味噌は、横浜産。
食材はもちろんのこと、醤油、胡麻油、塩麹などの調味料もすべて横浜産。かわいらしい白のお花はニラの花です。本日のスープは、ピーナツかぼちゃのポタージュ。

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こちらがピーナツかぼちゃ。水分は多く、繊維質が少なくねっとりとした果肉で、ポタージュにすると滑らかに仕上がります。

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さらっとしています。お料理には、バターや生クリームなどはあまり使用せず、胃が重くならないようにしています。スープに添えてあるのは茹でピーナッツ。ピーナツかぼちゃと、ピーナッツ(笑)これ美味しかった。

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お口直しにと、ミクニヨコハマ時代から評判だった「ハマッ子プリン」はサービスでいただきました。プリンに使用している卵と牛乳は横浜産。鮮やかな黄色は黄身の色。濃厚ではなく、さっぱりフレッシュなプリンです。

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メニューAのデザートはブルーベリー&アサイーのムースケーキですが、プレミアムランチコースの「カメハメハ」という名のデザートが気になり、難波さんのご厚意で、変更してくださいました。

夏季限定デザート“カメハメハ”マウイゴールドパイン / ハワイコナ / マカダミアナッツ / オヒアレフアハニーを使用

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こちらがコースAのデザート。泉区和泉町・荒木さんのブルーベリー&アサイーのムースケーキとソルベ ココナッツの香りを添えて

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真ふかんから撮影。しっかりとした大きな粒のブルーベリーだからこそ映える一皿。デザートと一緒に、コーヒー、紅茶、ハーブティーから選びます。

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シュガーポット、ティーカップ、グラス。こちらも「喫茶サクラ」で使用していたもの。どこか温かみを感じさせてくれます。

店を後にするとき、入口に飾ってあった難波さんの恩師であるPatrick Jeffroy氏(パトリック・ジェフロワ)の本とサインが目に留まりました。restaurant pétale de Sakuraのロゴは、Restaurant Patrick Jeffroyと同じロゴを使用しています。Patrick Jeffroy氏のスペシャリテはオマール海老です。
ミクニヨコハマの頃から人気だったオマール海老は、pétale de Sakuraでも引き続き提供していますが、そのベストシーズンは?と伺ったところ、「初夏」とのこと。是非、旬のオマール海老がいただける季節に、また訪問させていただきたいと思います。ご馳走様でした。

店名:restaurant pétale de Sakura(レストラン ペタル ドゥ サクラ)
住所:横浜市泉区弥生台5-2
電話:045-443-5876
営業時間:Lunch11:30~15:00(L.O14:00) Dinner17:30~22:00(L.O21:00)
定休日:月曜日(要確認)
提携駐車場:● 三井リパーク 横浜弥生台駅前 ● アットパーク弥生台駅前
※ランチ ¥3,400・ディナー ¥4,800以上のメニューご注文で駐車券サービス

白金高輪 コート・ドール

2015.03.01 Sun  白金高輪

cote dor_20150228_01三田にあるコートドールで御食事しました。創業は1986年、老舗のフレンチレストランです。
場所は、白金高輪駅から麻布十番方面へ歩き、首都高が上を走る手前の道を川沿いに曲がります。
再び麻布十番方面へ歩き、昭和の高級マンション三田ハウス内1階にあります。駅からは徒歩5分程度です。
415号線を1本入っただけですが、とても静かで都内に居ることを忘れてしまうような静けさでした。

cote dor_20150228_13マンションの1階にフレンチレストランとは、少々分かり辛い場所にありますが、
住民になったような妄想を勝手にして、よい気分で御食事できました。

cote dor_20150228_02お店の窓から見えるランドスケープは、日本庭園を思わせるつくりで、路面店ではつくれない静けさ。

cote dor_20150228_0334席、落ち着きのある店内。客層は年齢が高めで、品よい落ち着いた雰囲気でした。
※カメラ撮影はOKですが、シャッター音、フラッシュはNGです。

メニューは、コースがランチ5,000円、ディナー15,000円。
共にアラカルトでの提供もあります。
ワイン、ビール、ガス入りのお水、何れも800円と良心的な価格でした。

本日はランチコース5,000円にしました。メイン料理は、魚か肉、何れかの選択になります。

cote dor_20150228_12アミューズ
削ったグリエールチーズを生クリームと白ワインで伸ばし、バゲットの上に載せ、
桜エビをトッピングし、焼いたもの。手でつまんでいただきました。香ばしくて美味しかった。

cote dor_20150228_11豚足とキノコの包み焼き
2皿目からガツンときましたので、この時点で既に満足感がありました。

cote dor_20150228_10外はパートフィロで包まれており、クリスピー感があります。中は、食感残る豚足とキノコ。
餃子のような美味しさ。
下に盛り付けられている葉野菜は、ほんのりと酸味が効いて、お肉の旨味とのバランスがよかった。

cote dor_20150228_08恵比寿のジョアンで毎日焼いて貰っているというバゲット。白い部分は柔らかく、お食事に合う味だった。
毎日ギャルソンが恵比寿まで取りにいくそうです。パンにはバターをつけて。

cote dor_20150228_09メイン料理のお肉かお魚かの選択は、ギャルソンのプレゼンテーションに惹かれて、お肉を選択しました。
今日は、岩手県の亜麻豚のロースト、魚料理はスズキでした。

亜麻豚の名前の由来は、
必須脂肪酸オメガ3が豊富に含まれる亜麻(エゴマ)と海藻を配合した飼料を食べていることから。
放牧に近い状態でストレスなく過ごし、豊かな自然環境でたくましく育ちますから、
脂肪が良質で、肉質しっかりと歯応えがあり、噛みしめるごとに、甘味、旨味が口の中に広がります。

cote dor_20150228_07なかなかのボリューム。驚くのはその肉の味。ピースによって風味が違うのです。
背中とモモの部位。それぞれを一皿で楽しめるようになっています。

ソースは、切干大根をフォンドボーで炊き、シェリー酒で酸味を効かせています。
お肉だけで味わう、其々の部位を楽しむ。そこにソースを添えて味わう。
酸味、甘味、塩味、旨味、バラエティーに富んだ味わいで、楽しかった。

こういうお料理は家ではできない、プロの味です。外食の醍醐味です。
斉須シェフは、味を表現するときに、先ず酸味から出るようにしているそうです。
それは、酸味から入らないと味が伝わらないため。(例えば強い塩気が先にくると、味が留まってしまう)
なるほど。

cote dor_20150228_06口直しのシャーベットは、静岡県の自生のキュウイフルーツ。
みかん畑の下に、2センチぐらいの小さなキュウイフルーツが生えているとか。
酸っぱい想像をしていたが甘い。ゴールデンキュウイフルーツの様なパッションフルーツに近い甘味。

cote dor_20150228_05デザートは、ココナッツのブランマンジェ。
杏仁豆腐に似ているが、後味は微かなココナッツの風味が残る。シェリー酒が入っている。
2皿目の豚足とキノコの包み焼きといい、中華を思わせるようなさっぱりとしたデザートだった。

それにしても、気持ちのよいぐらい清い、色気のない一皿がなんとも斬新に感じた。
真っ白なボウル皿に、白いブランマンジェ。

このときのスプーンのセッティングがなぜか斜めになっていることが気になりギャルソンに尋ねると、
その方が食べ易いかなと思い、斜めにしたとのこと。確かにそうだった。
細やかな気遣いをされていることに気が付き、ハッとさせられた。
数人いらしたギャルソンは、みなさん安定感があり、すばらしく心地の良いサービスをして下さったことも
料理と共にコートドールの印象に残った。

cote dor_20150228_04食後の飲み物は、コーヒー、紅茶、エスプレッソ、ハーブティから選びます。
ハーブティーはオレンジペコでした。
飲み物と一緒にいただいた小さなお菓子は、出来立ての生チョコ、コーヒーマカロン、フィナンシェ。
食べた感想を好みの順番で並べました。

コートドールのお料理は、バター、ソースがコテコテのフレンチではなく、
日本人に合う、さっぱりとしたフランス料理でした。
素材を活かした優しい味わいで、流行りの影響もなく、落ち着いた安定感が和みました。
ランチ5,000円は大変リーズナブルだと思います。よいお店でした。

斉須シェフの著書に、「十皿の料理」、「調理場という戦場」などがあります。
写真と本でより拝見したことはありませんが、仕事場である調理場の清潔感は天下一品であることが有名な話で、
やはり一流の仕事人は、道具を大切に扱い、綺麗にきちんと整えていらっしゃる。大変勉強になります。

●店名:コート・ドール
●住所:東京都港区三田5-2-18 三田ハウス 1F
●電話:03-3455-5145
●営業時間:ランチ12:00~13:00(L.O) ディナー18:00~20:30(L.O)
●定休日:月曜・第2火曜・夏期休暇(8月中旬頃)、年末年始

西富士宮 Bio-S (レストラン ビオス)

2014.11.22 Sat  西富士

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富士の麓にある「ビオファームまつき」が5周年を迎え、10/9にリニューアルオープン。
再訪問しました。

毎年1~2度訪問しますが、中へ入るなり「いつもありがとうございます」と一言。
頻度少ない訪問ですが、覚えていて下さり嬉しく思います。

10月よりシェフが変わり、芸術的で、
一つの野菜、一つの食材が持つ、美味しさや可能性を、奥深く、楽しく追求した新しいコースに。
題して「里山から発信するガストロノミー」です。

コースは2種類。
テイスティングコース 8,500円と、ショートコース4,500円(税別)

ショートコースでも十分過ぎる内容と知っているので、ショートコースをお願いしました。

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テーブルセッティングは、ニッコーのサービスプレートの下に、
滑り止めとして、よくぬめした鹿革、その下に岩のプレートが敷かれています。
ナプキンリングは、鹿の角と鹿革でつくられたもの。
全ての材料は、地元で獲れ、地元で加工したものです。
素敵ですね。

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食前、葡萄ジュースを炭酸で割った、ノンアルコールカクテル(800円税別)で乾杯
上品な味です。

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運転手でない方は、昼間からビール。
ホップの香りだけ嗅がせて頂きました。よい香りがします。

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小さなニンジン

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ゆで落花生のエーブルスキワ
※エーブルスキワとは、デンマークでポピュラーなクリスマスの焼き菓子。丸く焼いたホットケーキ

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中にゆで落花生が入っています。

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ライ麦パン。噛むほどに甘く、つい食べ過ぎてしまいました。

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バターとヨーグルトとホエーを混ぜたもの。
上の黒い粉は、炭パウダー。
プレゼンテーションが面白いです。

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九条ネギのスープ
ネギの香りがふさっと広がる、優しいお味。
微量に感じるでんぷん質は、レッドムーン。少量の牛乳が食材を調和させ、まろやかにしています。

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功刀さんの3年物ニジマスとそのイクラ 野ゼリの香り

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ハクサイと沼津港の魚(本日は糸撚魚)

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青木さんが富士で平飼している鶏の胸肉のロースト
小松菜のピューレとフラン ※マッシュルームを発酵させた液をエスプーマで仕上げています。

いや~このお肉は、歯応えがあり、フレッシュさの極み。
臭みは全くないのですが、野生を感じる、喉を通る度に、命をいただいているような、そんな感じ。
印象的なお肉でした。

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焼き色をつけた西浦ミカン、オレンジ風味のサバイヨン ニッキリーフのグラニテ
※サバイヨンとは、卵黄に水、酒類などの水分を加えて軽く温めながら細かく泡立てたもの

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グラニテでニッキリーフは初めてでした。
甘味は強かったですが、口がさっぱりしました。

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ミニャルディーズ(可愛い食後のお菓子)

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ミニチュアのどら焼き。女子がキャーとなる可愛らしさ。
チョコレートのフィルムは、ピュアなカカオの香りが、口の中で解けます。

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ハーブティ

こちらへ訪問する少し前に、ロブションでお食事しましたが、
プレゼンテーションがどこかロブションと似ています。

オーナーの松木さんは、ロブションで第一給仕長を務めていた方です。
以前はビシッとしたスーツで迎えて下さいましたが、
リニューアルして、装いがカジュアルに。またそれもお似合いでした。

素敵なお食事と、素敵な時間をありがとうございました。

●店名:レストラン ビオス (restaurant BIO-S)
●住所:静岡県富士宮市大鹿窪939-1
●電話:0544-67-0095
●営業時間:11:30~14:00(L.O.) 17:30~20:00(L.O.)
●定休日:毎週火・水曜日定休

関内 ぶらん (cuisine et vin)

2012.04.02 Mon  

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2011年 お気に入りレストランぶらん
昨年何度か訪問されていただきましたが、
ゆっくり時間をかけて、お食事をいただくことができるレストランです。(過去の記事
コンセプトは、
素材にこだわり、素材の良さを最大限に引き出す。
その時期、その日に一番美味しいものを提供する。
今宵は、菜食健美 5,500円のコース。
ホームページでは、「軽めのコース」と紹介されていますが、
食べごたえがあり、十分満足できるコースです。
最初の一皿
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鶏肉、フォアグラ、ナッツ、ピスタチオ、干しぶどうのテリーヌ
りんごコンポート添え
冷たい前菜
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白味噌フランボワーズ、ルビーグレープ
蟹のゼリーよせ
山梨の無農薬サラダ
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白の可愛い大根は、アイシクル(二十日大根)
本日の一品
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フォアグラ、天使の海老のパイ包みソース
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三浦松輪漁港直送のお魚料理
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さわらのポワレ タラゴン ケッパーソース
さらわの下にしかれたピューレ状のジャガイモは、粘り気がありました。
山梨のお米農家さんの無農薬ご飯と京都の赤だし
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デザート
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自家製プリン
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パンナコッタ
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砂糖豆と宇治のほうじ茶
●店名:ぶらん (cuisine et vin)
●住所:横浜市中区太田町2-31-3 1F
●電話:045-263-8710
●営業時間:18:00~24:00(L.O.22:00)
●定休日:火曜日、その他定休日あり
※完全予約制の為要事前予約

西富士宮 Bio-S (レストラン ビオス)

2012.01.09 Mon  

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ビオファームまつき」の有機野菜を、ほぼ100%使ったフレンチが楽しめるBio-S(ビオス)へ来ました。
JR身延線西富士宮駅より10分、富士山の麓、
西富士宮市(旧芝川町)の山間の畑に囲まれた緑豊かなロケーションにあります。
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山間に建つシンプルな白い建物。目の前には森と畑が広がっています。
大きな窓から緑が見え、とても開放的な空間です。
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ランチメニューはプリフィックスのコース2種類。
デジュネ 2940円(前菜、メイン2種類から選択、デザート、飲み物、小菓子)
テロワール 3990円(デジュネとお皿の数は同じで、メイン以外もセレクトできる)
コンセプトは、シンプル、プリムール(旬なこと)、テロワール(土地に由来すること)
畑とその土地で採れた旬の素材をシンプルに料理したフランス料理。
それに手作りのエスプリが加わります。
食材はその日の朝収穫したものを使います。
河崎芳範シェフは毎朝自ら畑に行き、一つ一つ野菜の状態、味を見ながらメニューを考えます。
野菜以外の素材も、この土地でしか味わえないお魚やお肉、乳製品も近くの牧場から。
地産地消を目指すレストランです。
テロワール 3990円をお願いしました。
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サービスプレートは、Noritakeの京野菜シリーズ
カトラリーはクリストフル
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人参ジュース
冬に収穫した人参とりんごを絞ったジュース
繊維もたっぷり
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人参のグージエール
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前菜1
功刀さんの3年物ニジマスのコンフィ
野菜のマリネコリアンダー風 バジルソース モロヘイヤと平筍のナージュ(アサリ)※
※水に香味野菜(セロリ/人参/玉ねぎなど)を白ワインを加え煮出したブイヨンの中で魚介類や甲殻類を調理し、
その煮汁を煮詰めて生クリームなどでつないでソースとする調理法。
風味のある軽い味が出る。
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前菜2
岩本さんの大岩魚の燻製ミ・キュイ
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バゲット オリーブオイル
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ビオスのスペシャリテ
旬野菜のエトッフェ(蒸し煮)
野菜本来の味を引き出す為、シンプルに「まかい牧場」の手作りバターと戸田の塩で蒸し煮した料理。
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かぼちゃ、ししとう、レッドムーン、里芋、ピーマン、人参、ごぼう、紫芋、小松菜
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メイン1
かぼちゃのピューレとキノコのソテー 鹿のロースト
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メイン2
レッドムーンのドフィノワ(グラタン)朝霧高原の岡村牛のロースト +525円
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ブランド霜降り牛と違い、しっかりと肉本来の味がある赤身。
肉質は比較的柔らかい、上質なお肉。
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美味しかったレッドムーンのドフィノワ(グラタン)
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お肉料理は、LAGUIOLE(ラギオール)のステーキナイフで。
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数種類ある食材からデザートを選びます。
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栗はモンブランに。
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モンブラン
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さつま芋とバナナはスポンジケーキとアイスに。
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小菓子
チョコパウンド、フランボワーズのマカロン
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ブレンドハーブティー(カモミール/ミント/ヴァーヴェナ/レモングラス)
無農薬栽培しているハーブ農園のフレッシュハーブを使用。
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レストランの目の前にある畑を少し案内していただきました。
現在農地は約3.7ha、栽培する野菜は旬の露地栽培を中心に年間80種類以上。
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土の香りがする、みずみずしい野菜。
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レストランから駅へ向かう路から見える富士の絶景。
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帰りに、レストランから車で10分程度走ったところにある、
ビオファームまつき」直営のBio-Deliへ立ち寄りました。
採れたての野菜、加工品、お惣菜など、デリはイートインも可。
デリ以外にも、ランチメニュー(季節の野菜ランチプレート)があります。
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●店名:レストラン ビオス (restaurant BIO-S)
●住所:静岡県富士宮市大鹿窪939-1
●電話:0544-67-0095
●営業時間:木~月11:30~14:30(L.O) 17:00~20:00(L.0) 火11:30~14:30(L.O)
●定休日:水曜日 毎週火曜日夜 
●店名:Bio-Deli (ビオデリ)
●住所:静岡県富士宮市北町7-16 ヴィラノーテ内
●電話:0544-22-1439
●営業時間:デリカテッセン 木/土/日/月/火11:00~18:00 金11:00~16:00 カフェ11:00~14:00(L.O)
●定休日:水曜日

横浜 ミクニ ヨコハマ (Mikuni Yokohama)

2011.11.28 Mon  

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4周年おめでとうございます。
コーダジュールミクニズよりリニューアルオープンしたのが2008年11月28日、
本日で4年目を迎えました。
横浜の地産地消を推奨するミクニ ヨコハマです。
スカイビル29階にあります。
オープンキッチンで開放的な空間。席数は全60席。
お昼は、大きな窓から光が差し込み、夜はムーディーな夜景が望めるロケーション。(ランチの記事
ディナーはコースのみで、
3,600円/5,000円/6,800円の他に、スペシャルディナー8,000円/10,000円/12,000があります。
今回はシェフのお勧めコース 5000円を注文しました。
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蛸のマリネ グレープフルーツムース
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地元横浜野菜とシェフ厳選季節野菜をパルマ産生ハムと合わせてフレッシュサラダと共に(+500円)
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ペリゴール産フォアグラのポワレ 珈琲とパッションフルーツのソース自家製マーマレード添え
蕎麦の香り(1,000円)
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フォアグラのポワレは蕎麦で風味づけしてあり、香ばしい味わい。
ソースは、エスプレッソの苦味。
パッションフルーツの酸味。
マーマレードの甘み。
添えてあるのは、蕎麦のガレット。
苦味、酸味、甘み。
3種類のソースで異なる味が表現された、楽しい一皿。
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オマール海老のグリル ソースアルモリケンヌと香ばしいバターのエスプーマの二種のソースで(+1,500円)
生きたままのオマールを縦に真っ2つに割り、少量のターメリック、塩、胡椒した後、グリルで焼いたもの。
オマール海老は、ブルターニュ地方の名物です。
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香ばしいバターのエスプーマソース
真ん中の黒いものは、イカスミを焦がしたものです。
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ソースアルモリケンヌ(オマール海老の殻のソース)
オーソドックスなレシピは、
1)玉葱とエシャロットのみじん切りをゆっくり弱火で炒め、熟したトマトの角切り、トマトピューレ、魚のだし汁を加え、シードル又はミュスカデワインを注いで沸騰させ煮立てる。
2)関節ごとに筒切りにしてサラダ油で炒めたオマールを、1)に入れ、更に煮続ける。
3)オマールだけを取り出し殻をとり、煮汁は更に1/3程煮詰めてソースにする。
※このソースに、オマールのミソとバターを加えもがアメリケーヌソース
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バジルの花とエストラゴン。
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シェフおススメの一品。(コース外)
横浜の牛乳と卵を使ったハマっ子プリン
使用しているのは、相澤良牧場(瀬谷区)のハマッ子牛乳
織茂養鶏場(都筑区)の卵。
口どけなめらか、素材の風味を生かした柔らかい甘み
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ダコワーズ(メレンゲとアーモンドパウダーを混ぜ、バタークリームを挟んだお菓子)
瀬戸内ジャイアンツ ジュレ
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瀬戸ジャイアンツは、グザルカラーとネオ・マスカットをかけ合わせた品種。
果皮は非常に薄く種がないため丸ごと食べられるのが特徴。
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中心に飾ってあるのは、レモンヴァーベナーの花。
溝口産。とってもよい香りです。
●店名:ミクニ ヨコハマ (Mikuni Yokohama)
●住所:横浜市西区高島2-19-12 ヨコハマスカイビル 29F
●電話:045-442-0430
●営業時間:11:30~15:00(L.O.14:00) 17:30~23:00(L.O.22:00)

真狩村 レストラン・マッカリーナ (RESTAURANT maccarina)

2011.11.18 Fri  

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今回の北海道旅行のメインイベントは、レストラン・マッカリーナへの訪問でした。
洞爺湖サミットで各国のファーストレディが会食し有名になったお店です。
真狩村は、小樽、新千歳空港から車で約2時間走ったところにあります。
レストランですが、オーベルジュレストランなので、宿泊が可能。
但し、1日最大4組のみなので、予約困難です。
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目の前に聳えたつ羊蹄山の絶景。
敷地内には、レストラン棟と宿泊棟、少し離れた所に公営のまっかり温泉があります。(大人500円/子供200円)
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レストラン棟
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レセプション
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ロビー
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宿泊棟
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エントランス
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海外の美術本や料理本
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パブリックスペースのサロン
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セルフながらホームサーバーの設備があり、無料でお酒やハーブティーをいただくことができる。
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トラディションの部屋 42000円 (1泊2食)
ディナータイムです。
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ガラス張りのオープンキッチン
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メインダイニング
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Ruinart Champagne Blanc de Blancsruinart(リュイナール・シャンパーニュ・ブラン・ド・ブラン・ブリュット) 1575円
1729年誕生、世界最古のシャンパーニュ・メゾンシャルドネ種による
柑橘系の果実のアロマにコクと柔らかい繊細な味わいのシャンパーニュ。
品のある辛口です。
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前菜
豚ホホ肉煮込み(トマト)
マコガレイ しめじ茸のフラン
フォアグラ イチジクのテリーヌ
つぶ貝 パセリ パン粉焼き
秋鮭とクリームチーズ
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フォアグラ イチジクのテリーヌ
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秋鮭とクリームチーズ
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バゲット
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恵味(めぐみ)のマヨネーズソテー
茹でキャベツ
赤ワインビネガー グレープシードオイル マスタードのソース
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道内産のとうもろこし、品種は恵味
特徴は、フルーツのような甘味、シャキシャキとした食感と歯切れの良さ。
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クレープ包みにしていただきます。
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恵味のコーンスープ。
味付けは、塩、コショウのみ。
素材がよいので、シンプルが一番。
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ホタテのポワレ バジルアーモンド/ガスパチョソース
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自家製生ハム
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メイン
うずらのグリル マスタードソース
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メークインマッシュポテト/野菜のソース
舞茸、大根ソテー、トマト、ヤングコーン、茄子、アスパラ
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フランボワーズ/バナナのムース
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山梨産桃のコンポート ジュレ(板ゼラチン)
アプリコットアイスクリーム
ランティーユ(レンズ豆)のラングドシャ
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食後の小さなお菓子
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エスプレッソ
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翌日の朝食
朝食は、宿泊したゲストにのみ提供している。
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朝のメインダイニング。
クロスがチェンジし、穏やかな朝の表情へ。
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まっかり牛乳、フレッシュオレンジジュース
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真狩村 Boulangerie JIN (ブーランジェリー ジン)のパン
9時開店直後、パンが完売してしまう程の人気店。
生地にはエシレ醗酵バターを使用しています。
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ポークのリュエット
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ラタトゥーユ、ポテトサラダ
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ポークのスモーク
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ジャガイモのポタージュ
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サラダ
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ブラマンジェ
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クグロフ
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フルーツ(梨/マスカット)
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ジャム(さくらんぼ/ブルーベリー)
朝から盛りだくさん。
パンとジャム、クグロフは包んでいただき車中でいただきました。
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●店名:レストラン・マッカリーナ (RESTAURANT maccarina)
●住所:北海道虻田郡真狩村緑岡172-3
●電話:0136-48-2100
●営業時間
夏期(6月~10月)・ダイニング11:30~ ・定休日 水曜
冬期(11月~5月)・ダイニング 木(17:30~)金/土/日11:30~ ・定休日 月/火/水 ※祝、祭日は営業
●ダイニング
昼食 11:30~14:00(L.O) 3150円/5250円/7350円
夕食 17:30~20:00(L.O) 7350円/9450円 
※別途サービス料10%
レストラン・マッカリーナ
プロデュース:真狩村
シェフ:中道 博
建築:内藤 廣(内藤廣建築設計事務所)
アートディレクション:田中 一光(グラフィックデザイナー)
コーディネート:原田 勲(ワイン王国)/斎藤 壽(料理通信)/東村 有三(CSPT地域計画機構)

横浜 にき亭

2011.11.13 Sun  

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金曜日の夜に、打ち合わせを兼ねゆっくり落ち着いた空間で食事をするなら、にき亭
横浜そごう10階にあります。
ノンアルコールスパークリングワインレディー イン ホワイト735円で乾杯。
発酵の完了したワインから特別な製法でアルコールを除去したもので、
ワイン豊かな香りがそのまま生きています。(アルコール含有 0.3%以下)
本日は、美食同源コース 5,250円をオーダーしました。
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食前に一口のお愉しみ
トマト風味の林檎ジュースとオリーブの自家製パンケーキ ローズマリー風味
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自家製パンとオリーブオイル
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季節の三浦野菜 3種類のクルネ それぞれの味わい
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(黄色パプリカのムース、ラタトュイユ、グリンピースのムース)
クルネ(quenelle)とは、すり潰した魚肉に小麦粉と卵黄をバターなどの油脂と練り合わせたパナードという
生地を混ぜて団子状にしたもの。
日本料理の真蒸(しんじょう)やハンペンにあたいする。
魚だけでなく、肉類、野菜、このように団子状にしたものをクネルと呼んでも差し支えない。
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三浦産 茄子のクリームスープ じゃが芋のガレットを浮かべて
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栗南瓜のフランとプティオニオンのキャラメリゼ タイムの香り
フランとは、卵と生クリームなどの材料を混ぜ合わせたものを型に入れて蒸焼きにした料理。
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メイン
三浦産イサキのポアレ 胡瓜の鱗仕立てに胡瓜のそうめんをのせて ビーツのソース
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那須の二期倶楽部自家製ヨーグルト 桃のコンポート
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ほうじ茶(野草三年番茶)
遅いスタートでも、食事が軽いので翌日も気にすることなく。
23時まで営業しているも有り難い。
●店名:にき亭
●住所:横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店10F
●電話:045-465-5969
●営業時間:ランチ 平日/11:00~15:30(L.O.14:30) 土日祝祭日/11:00~16:00(L.O. 15:00)
       ディナー  17:00~23:00(L.O.21:30)

横浜 ヨコハマワインバンク・クリュ (Yokohama Wine Banque CRU)

2011.06.03 Fri  


アミューズ/ポークのリュエット
横浜中央郵便局と崎陽軒の間を万里橋方面へ直進し、抜けた十字路にあるマンションの1F。
クリュでオーガニックフレンチをいただきました。
入って直ぐがワインショップ、奥がレストランです。
コンセプトは、気軽にワインを飲みながら、美味しく体にもよい料理が食べられるお店。
ワインを輸入しているオーシャンワインが運営しているので、ワインの種類が豊富。
ワインセラーには2,500本の自然派ワインとグランヴァン。
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鉄板焼き野菜の盛り合わせ 1,280円
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本日オススメの黒板メニューより
フランス産ホワイトアスパラガス 900円/本
ホワイトアスパラの旬は、4月中旬~6月一杯迄。
今が旬です。
フランスでは、春を告げてくれる大切な野菜であり、日本で云う筍に相当する。
春の訪れとともに姿を現し、土から頭を出したか否かというときに掘り出します。
フランスからだと空輸になりますが、筍同様朝採りが一番旨い。
日本の「桜前線」と同様に「ホワイトアスパラガス前線」なるものがある。
それほどに特別な食材。
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とてもジューシー
グリーンアスパラガスとの違いは、実は栽培方法が異なるだけで、品種は同じ。
グリーンアスパラガスは日に当てて育てたもので、
ホワイトアスバラガスは盛り土を施して日に当てずに育てたもの。
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ロメインレタスのサラダ 1,200円
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フルーツトマトのコンソメ 900円
トマトのコンソメとは、トマトジュースをキッチンペーパーなどでゆっくり濾し、
抽出した透明の液体のこと。
冷製スープでジュレになっています。
お味はトマトそのもの。
具は、カブとカブの葉、カブの花。
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CRU特製プチパン 500円

22:30を過ぎていましたが、焼きあがったばかりの
生地に牛乳を練り込み風味豊かに仕上げたクリュオリジナルのパンです。
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甘味があり美味しい。
お食事と一緒に食べるつもりが、パンだけでパクリ。
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お肉やお魚もありますが、お野菜中心のメニューを注文し、とことんヘルシーに。
全体的に、素材を活かしたシンプルな味付けでした。
豊富なワインを横目に、あえてワインを一滴もいただかないデトックスな夜。
お食事だけでも十分楽しめるお店でした。
●店名:ヨコハマワインバンク・クリュ (Yokohama Wine Banque CRU)
●住所:横浜市西区高島2-7-1 ファーストプレイス横浜1F
●電話:045-534-9618 / 予約専用 045-534-9631
●営業時間:17:30~24:00(LO23:00)
●定休日:日曜

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