池袋 COFFEE VALLEY(コーヒーヴァレー)

2016.03.12 Sat  池袋

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池袋東口駅から徒歩5分。ベローチェ南池袋二丁目店の路地裏に一際目を引く
スタイリッシュなカフェを見つけ後日訪問しました。
お店の名前はCOFFEE VALLEY(コーヒーヴァレー)。
2014年11月9日オープンした池袋エリアでは初のスペシャリティコーヒーのお店です。

2階建ての店舗は、三軒茶屋にあるコーヒー専門店「OBSCURA COFFEE ROASTERS」が空間とコーヒーを監修。
コンセプトは、一過性でなく普遍的、スタンダードでありながら新しいお店。
グレードの高いスペシャリティコーヒーと、居心地よく、リラックスできる空間を提供していくお店とのこと。
お洒落なお店だとどうも落ち着かないのですが、スタイリッシュでありながら、不思議と居心地良い空間でした。

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1階はカウンターとテーブル席で、カウンター席には電源がありWifi完備。
コーヒーを飲みながら本を読んだり、パソコン作業をすることもできます。
2階は、ソファー席とテーブル席。私は1階置くにある階段下のテーブル席に座りました。

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おすすめメニューは、同じ豆で抽出方法を変えた3杯を飲み比べできるTREE PEAKS(600円)。
エスプレッソ・マキアート・ドリップ3種がデミタスカップで提供されます。
豆はCOFFEE VALLEYのオリジナルブレンドです。抽出方法により味が全く異なるので面白いです。
オリジナルブレンドは、ブラジルベースで煎りは浅目、程よい酸味があり飲み易いコーヒーでした。

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豆の販売も行っています。
COFFEE VALLEYのオリジナルブレンドが美味しかったのでお土産に購入して帰りました。
豆の種類は複数あり、迷ったときは店員さんに相談するとオススメしてくれます。

後日知ったのですが、提供しているトーストは人気店パーラー江古田が焼き上げる食パンを使用しているそう。
焼き菓子も人気です。全べての飲み物、食べ物は持ち帰りできます。

こだわりがありながら、こだわりを押し付けない、心地良いカフェでした。

●店名:COFFEE VALLEY(コーヒーヴァレー)
●住所:東京都豊島区南池袋2-26-3
●電話番号:03-6907-1173
●営業時間:8:00~22:00 土日祝:9:00~22:00

浅草 アンヂェラス

2015.12.15 Tue  浅草

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浅草雷門通りから新仲見世通りを抜け、伝法院通りへと通じるオレンジ通りにある
浅草屈指の老舗名喫茶「アンヂェラス」を訪問しました。

アンヂェラスは、昭和21年(1946年)創業の喫茶と洋菓子のお店。
戦後の砂糖が貴重だった時代に、珈琲に初めて角砂糖を添えたと言われるお店です。

アンジェラスとは、聖なる鐘の響きという意味です。
戦後不安定な日本に希望の鐘が鳴り響くようにとの願いが込められています。
名だたる芸術家や川端康成、永井荷風、手塚治虫などの文豪に愛されたお店としても有名です。

1階は喫茶と大きなショーケースにはケーキが並んでいます。
2階・3階は、ボックス席とテーブル席で、3階は喫煙可能です。
案内されたのは2階のテーブル席。

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訪問したのは平日の15時頃。
比較的空いていましたが、週末ともなると混み合って入れないようです。
昭和の雰囲気が漂います。

angelus20151210_03会計伝票の裏には、混雑のお詫びが記されていました。

注文したのは、ブレンドコーヒーとアンヂェラスという名のケーキ。

angelus20151210_05ブレンドコーヒー 550円

珈琲は中煎りで酸味、苦味が無く、非常にスッキリしています。飲み易いです。
こだわりの珈琲は、豆を割ってから手作業でチャフ(渋皮)を除去し、苦味やえぐみを取り除いています。

珈琲豆のチャフ(渋皮)は渋みや苦味の原因になるようなのですが、
このチャフを綺麗に除去した上で販売しているお店がありました。
八王子にある「川久保商店」です。

angelus20151210_04アンヂェラス 330円

アンヂェラスには、チョコレートとホワイトチョコレートの2種類あります。今回はチョコレートの方にしました。
コーティングされたチョコレートの中には、薄い生地とバタークリーム。
しっかりとした懐かしい甘さです。珈琲とよく合います。

アンヂェラスは平日の午後がオススメです。

●店名:アンヂェラス
●住所:東京都台東区浅草1-17-6
●電話番号:03-3841-2208
●営業時間:火~日 11:00~19:00(L.O)18:40
●定休日:月曜日(祝日・催し物の際は木曜日)

大濠公園 Cafe くもとみず

2015.10.30 Fri  大濠公園

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大濠公園入口にある「THE APARTMENT」の2階、
ヨガスタジオ雲水(うんすい)に併設されたカフェ「cafeくもとみず」で朝食をとりました。

「くもとみず」は、併設のヨガスタジオ「雲水(うんすい)」の名に由来。
雲水とは、行く雲、流れる水のように執着のない自由な禅の境地を得ることを指す禅語。

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2人掛けのテーブルが5席。奥がヨガスタジオです。
スタジオレッスン前後にお茶したり、焼き立てのスコーンやマフィンを持ち帰りしたり。
ゆっくりとした時間が流れています。

朝食セットはワンコイン。(各500円)
●グラノーラセット
(有機オートミールの自家製グラノーラ、フルーツ、ヨーグルト、ドリンク付)
●ベーグルorマフィンセット
(デリ、サラダ、ベーグルorフォカッチャ、ドリンク付)
●スコーンorマフィンセット(お好きなスコーンに+200円でドリンク付に)

セットドリンクは、コーヒー、紅茶、ルイボスティー、ハーブティー、
マンゴージュース。りんごジュースから選びます。

kumotomizu_20150923_04グラノーラセット 500円

甘さ控えめのグラノーラにさっぱりとしたヨーグルトをかけていただきました。
ドリンクは、お好みのYogiTeaから選択。

静かで落ち着ける穏やかな時間が流れるカフェでした。

●店名:Cafe くもとみず
●住所:福岡県福岡市中央区大濠公園2-35 THE APARTMENT 2F
●電話:092-741-4686
●営業時間:morning 8:00-11:00 Lunch 8:00~17:00(L.O.14:00) Cafe 15:00-17:00(L.O16:00)
●定休日:不定休

糸島 Petani coffee(ペタニコーヒー)

2015.10.15 Thu  糸島

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行き当たりばったりの糸島ドライブで、素敵なカフェに巡り合いました。

糸島市志摩にある珈琲焙煎所と喫茶スペースを構えるコーヒー専門店Petani coffee(ペタニコーヒー)です。

場所は、初(はつ)の交差点から、芥屋(けや)に抜ける県道506号線、志摩郵便局の川を挟んた向かいにあります。
平屋の建物は、以前病院だったそうです。

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屋号の「Petani」とは、インドネシア語で「百姓」という意味。
「Petani coffee」を手にしたら、時々生産者の笑顔を想像して飲んでみて下さいという店主の想いが込められています。

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店主は、桝崎 大佑さんと竹田 和弘さん。
こういうお洒落なお店は、落ち着かないものですが、
お洒落なお店でありながら、なんとなく落ち着けるこの空気感は、
きっとお二人のほっこりした雰囲気によってつくられているのではないかと思います。

店内は白と木を基調とし、観葉植物を配置した緑豊かな森を思わせる雰囲気です。
窓から光が入り、明るく、自然に溢れ、開放感があります。

Petani coffee_20150922_02瓶に並べられたコーヒー豆のサンプル。

入口のカウンターでは、コーヒー豆と焼き菓子を販売しています。
豆の種類や焙煎具合を珈琲豆の香を嗅ぎながら選ぶことができます。
店内中央では、コーヒーミルやドリッパーなど、自宅でコーヒーを楽しむためのアイテムも販売しています。

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テーブル席と、店内奥には座席席があります。

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窓際の一画が焙煎所です。

喫茶メニューは、サンドイッチやケーキ、焼き菓子もありますが、今日はおやつは控えて、
ドリップコーヒー380円(おかわりは150円)を注文することにしました。

ドリップコーヒーは、ホットは8種類、アイスは1種類から豆を選びます。
メニュー表は焙煎が浅い順に記されておりますが、迷ったら店主に好みを相談するのがよいと思います。

深入りが苦手なので、一番浅入りの「エチオピア イルガチョフェ コチャレ(ナチュラル)」を注文しました。
こちらの豆は、100g~800円で購入できます。

注文を受けてから豆を挽き、丁寧にドリップされます。
店内にコーヒーの良い香りが漂い、心地がよいです。

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木製コースターはPetani coffeeオリジナルのもの。地元の木工作家さんがつくっています。
店内で購入可能です。

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美味しいコーヒーと、穏やかな時間を過ごしました。
また、ぜひ伺いたいと思います。

●店名:Petani coffee(ペタニコーヒー)
●住所:福岡県糸島市志摩初47-1
●電話:092-332-8454
●営業時間:月~金 12:00~19:00
●定休日:火曜日

那須塩原 NASU SHOZO CAFE

2015.08.29 Sat  那須塩原

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那須街道(県道17号線)沿いにあるNASU SHOZO CAFEへ朝食利用で伺いました。

NASU SHOZO CAFEは、1960年生まれの菊池省三さんが、
1988年、那須塩原市高砂町にあるアパートの2階を改造してオープンさせた「1988 Cafe SHOZO」から始まります。

JR東北本線黒磯駅から徒歩15分ほど西通りを歩いたところにある人気のカフェです。
席によって椅子がバラバラのスタイルは、ここSHOZO CAFEから全国に広がりました。
カフェ以外にも歩いてすぐ行ける距離に、雑貨を販売する「04 STORE」、
アンティークの家具を扱う「ROOMS」があります。
地元では、この通りを「SHOZO通り」と呼ぶそうです。

SHOZO以外にも、この通りには、似たような雰囲気のお洒落なお店が集っています。
それもそのはず、彼らはSHOZO CAFEに魅せられてこの通りに集まってきたそうです。
周辺地域も活性化させるほど、SHOZO CAFEには人を惹きつける力があります。
NASU SHOZO CAFEへ伺った日の午後、1988 Cafe SHOZOと黒磯駅周辺を散策しました。
別途紹介したいと思います。

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さて、10時開店で、9時40分に到着。列の4番目でした。
10時半頃には満席になるようです。
朝食利用の場合は、10時過ぎまでの到着をおススメします。

ウェイティングリストに名前と人数、テラス席or店内を記して、開店を待ちます。
入口には、静かに過ごせないお子様のカフェ利用はご遠慮ください。
写真撮影ご遠慮下さいと書かれています。(店内での撮影は許可を取りました)

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ドアを開け、入ってすぐが、焼き菓子やオリジナルロゴ入りカップなどの販売スペース。
右に進むとカフェスペースになります。
客席は3つのエリアに分かれており、それぞれ雰囲気が異なります。

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落ち着いたアンティーク調の家具が素敵な店内。
光が差し込む白いエリアのサンルーム席。
開放的なテラス席。

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席が混雑しているときは、空いている席に通されるのだと思いますが、
4組目ということもあって、お好きな席へどうぞと自分で選ぶことができました。
サンルーム席を選びました。
こちらがメニュー。

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朝食になりそうなメニューは、スコーンセット、トーストセット、サンドイッチセット。
他のテーブルを見渡すと、朝からコーヒーとケーキを注文しているテーブルが多かったです。
おススメは、スコーンとシフォンケーキ。

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ほんのり温められたスコーンに、クロテッドクリームとジャムを付けていただきます。
噂通りの美味しいスコーンでした。
ドリンクはカフェオレを注文しました。

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こちらはサンドイッチセット。

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胡瓜、スライスチーズ、トマト、スクランブルエッグ、大葉がサンドされています。
スクランブルエッグは黄味が強いです。
恐らく、シフォンケーキを作る際に余った卵黄が混ざっているのではないかと思います。

珍しいのは大葉が入っているところ。
一気に和のテイストになり、さっぱりして良いバランスでした。

コーヒーはフレンチローストを薄めた、ライトフレンチを注文。
ライトフレンチでも深入りで濃い印象。甘いお菓子と合いますね。

コーヒーを注文して、途中までブラックでいただき、次にミルク、
最後に砂糖を入れて変化を楽しむのが好みです。
置いてあった角砂糖の包み紙は、印刷が施されていました。
小洒落ています。印刷は表裏、側面に。

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運営は異なりますが、SHOZO COFEE STOREが表参道の246COMMON出店しており、
スコーンや焼き菓子も販売しています。

●店名:NASU SOZO CAFÉ(ナス ショウゾウ カフェ)
●住所:栃木県那須郡那須町高久乙2730-25
●電話番号:0287-78-3593
●営業時間:12月~2月 10:00~17:30(L.O 17:00)
3月~11月 10:00~18:30(L.O 18:00)
●定休日:不定休(NEWSにてご確認下さい)
●HP:http://www.shozo.co.jp/

清澄白川 ブルーボトルコーヒー (Blue Bottle Coffee)

2015.07.21 Tue  清澄白河

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2015年2月6日にオープンしてから2ヵ月余り経った日曜日の朝、
ブルーボトルコーヒー国内1号店の清澄白河店を訪問しました。

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8時開店で、7時半に到着。列の10番目でした。
店内は15席よりありませんので、時間を間違えると相当待たされます。
店舗横の広いスペースにはパーティーションポールが設置されており、
長蛇の列ができることが想像できます。

朝から警備員が2名常駐し、列の誘導や車両の移動指示などを行っていました。
住宅街にあるので、近隣住民とトラブルにならない様配慮が成されています。
(駐車場はありませんので、近くのコインパーキングをご利用ください。)

ブルーボトルコーヒーのオープンについては大々的に騒がれましたが、
実は、2009年に初上陸しており、カフェは1年後に閉店しました。
この頃は、まだタイミングが早過ぎたのでしょう。

8時にオープンし、中へ入ります。
なんでしょうか、このワクワク感。待っていたアトラクションに挑むような嬉しさです。

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コーヒー豆やトートバックなどの物販。

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背の高い長テーブルと椅子が15客。
とてもシンプルな誂。サンフランシスコのお店と同じような様子です。

ブルーボトルの他、サンフランシスコのサードウェーブカフェは、
Wi-Fiや電源が無く、テーブルをわざとパソコンが使い難い高さに設計しています。
人と人とのつながりを大事にし、カフェに流れる自然な会話をなくしたくないという彼らの哲学があるからです。

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奥はロースター(焙煎工場)。

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メニューボード。

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キャッシャーで注文を済ませ、名前を伝えて、出来上がったら呼ばれるシステムです。

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ガラス張りのボード下にはコーヒーとフードが置かれています。
コーヒーに合うフードは、2階で作られています。
ブルーボトルが大切にしている地産地消の考えから、材料は近隣、国内産を使用しているそうです。

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ドリッパーは、ラッキーコーヒーのBONMACを使用。
CEOのジェームス・フリーマン(James Freeman)氏は、日本の喫茶店の大ファンで、
日本製のコーヒーメーカーを使用しています。

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1杯1杯丁寧にドリップされます。
台の下に保温プレートが埋め込まれており、冷めることなくコーヒーが淹れられる。
温度や時間はタイマーで計測。

出来上がると名前を呼ばれます。
私は下の名前でお願いしたけれど、苗字でオーダーしている人が多く、これには違和感を覚えました。
「○○様」と呼ばれるから、病院のような感じがして少々残念。
日本人はファーストネームではなく、ファミリーネームを使用する文化が強いので、
番号で呼ばれるシステムに変更するか、日本独自のオペレーションにした方がよいのではと思いました。

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注文したのは、
Singke Origin P.N.G シングルオリジン パプアニューギニア 450円
リエージュワッフル 500円

ブルーボトルコーヒーの特徴は浅煎りで、クリア。
パプアニューギニアは酸味が強かったです。
店内は、KINTOのガラスカップで提供されます。

リエージュワッフルは、コーヒーを淹れている後ろで焼いてくれます。
ワッフルメーカーはSUNTECのBelgium Waffle Baker Double Typeを使用。
提供方法が少し変わっていて、ペーパーフィルターに入れて渡されます。
omotesando koffeeも同じ提供方法でした。)

サンフランシスコのMINT PLAZA店で食べたワッフルの方が好みだったけれど、
あちらはブリュッセルワッフル。
ベルギーワッフルは2種類あって、ブリュッセルワッフルは、大き目の長方形で、
食感はサクサク、ふわふわ軽く、生地の甘さが控えめなので、トッピングで甘さをプラスします。
もう一つは、リエージュワッフル。
ワッフル専門店マネケンMR.Waffleが提供しているワッフルがリエージュワッフルです。
しっかりした生地で歯ごたえがあり、ブリュッセルワッフルより小さいものの、
食べごたえがあり、パールシュガー(粒の大きな砂糖)が入っているので、そのまま食べるのにも充分な甘さです。

ブリュッセル、リエージュとそれぞれ発祥の街の名を冠していますが、
ベルギーの街中ではどちらも食べることができます。街のスタンドではリエージュワッフルが主流。
カフェやレストランでは、ナイフとフォークを使ってブリュッセルワッフルを楽しむことができます。

1回転目に入れたことはラッキーでした。
8時15分を過ぎる頃には、外に列が出来ており、おおよそ1時間弱のウェイティング。
店内も席に座れないお客さんがごった返し、少々窮屈。
ゆっくりとコーヒーをいただける場所としては、まだ時間が掛りそうです。

先日、代官山3号店のオープンが取りやめになったことが正式発表されました。
次の出店場所はどこになるのでしょうか。
Tartine Bakeryのオープンも待ち遠しいです。

店名:ブルーボトルコーヒー (Blue Bottle Coffee)清澄白河店
住所:東京都江東区平野1-4-8
営業時間:8:00~19:00
定休日:無休
Hp:https://bluebottlecoffee.jp/

品川 THE 3RD CAFE by Standard Coffee

2015.05.28 Thu  品川

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5/28、品川に新しい商業施設、品川シーズンテラスが開業しました。
品川シーズンテラスは、地上32階、地下1階。1~3階が商業施設、5~31階がオフィスです。
JR品川駅港南口(東口)より徒歩6分。駅から直通でない為、少々アクセスが悪い立地ですが、
2020年に開業を予定している山手線品川~田町間にできる新駅を降りて駅前の公園を進むと、
品川シーズンテラスに着く計画があり、今後の賑わいが期待できそうです。

今日は、正面のエスカレーターを上って直ぐにある、
THE 3RD CAFE by Standard Coffeeへ行ってきました。

運営は、アールアンドケーフードサービス株式会社
山王パークタワー、虎ノ門ヒルズに続く、3号店です。

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オフィスゾーンに企業が入っていない為、未だ緩やかな営業をしていました。
71席ある店内は、ゆったりくつろげる空間で、解放感があります。
(全面ガラス張りの窓側席とハンモックの椅子がオススメです)

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ハンドドリップコーヒー(360円)をいただきました。
注文を受けてから豆を挽き、一杯ずつ淹れてくれます。
本日のコーヒーは、パナマ。ちょうどよい酸味で、バランスのよい味でした。

店名:THE 3RD CAFE by Standard Coffee
住所:東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス2F
電話:03-3474-5595
HP:http://standard-coffee.jp/
営業時間:月~金 7:30-21:00 土日祝 10:00-18:00
定休日:なし
席数:71席

Asha Tea House

2015.04.07 Tue  海外

asha_20150211_11コーヒーを専門とするカフェは多いですが、お茶に特化したカフェは未だ少ないと思います。

Asha Tea houseは、バートのダウンタウンバークレー駅から2ブロック歩き、
マクドナルドがある交差点を左折、隣がシティーバンク。高い天井、大きな窓が目印です。

オープンは、2012年7月。
バークレー大学からほど近い場所にあり、学生や地元の人たちのコミュニティースペースとして利用が多い様です。

asha_20150211_05入口付近には、ポイントカードボックスが設置されています。
6か月間はここで保管してくれるシステムです。カードは、自分で保有して持ってきてもよいし、ここに置いて帰り、また来たときにカードをここから取って、スタンプを押して貰う。10杯購入すると1杯好きなドリンクと交換してくれます。

asha_20150211_10紅茶、日本茶、抹茶、ウーロン茶、ハーブティーなど。メニューが豊富です。

こだわりは、高品質で正しいものを使うこと。
提供する茶葉が、オーガニックでサステイナブル(地球環境を保全しつつ、維持が可能な産業)であること。

自分たちが何を提供するか、それらがどこからきているかがはっきり分かっていることが重要で、
茶葉は農家から直接仕入れしています。

フレーバーティーには、地元で採れた新鮮な季節のフルーツでつくった自家製ピューレを使います。
コンデンスミルクは、抗生剤とホルモン剤が使用されていないクローバーミルクを使用し、
自家製シロップは、本物のさとうきびからつくります。

誰かによってつくられたティーバックや、粉ミルク、人工的につくられたシロップ、
ドライフルーツなど、どのようにつくられたか分からないものは使用しません。

asha_20150211_09先にオーダーして、支払を済ませます。
その際、名前を伝えて、出来上がったら名前を呼ばれるので取に行くスタイルです。

オープンキッチンなので、つくるところ、提供するまでを見ることができます。
こういった点も需要なポイントです。

ここは、所謂サードウェーブ的な、ティーハウスですね。
豆の産地を重視し、豆の個性を最大限に引き出す淹れ方を追求する。
シングルオリジンで、トレーサビリティーが生産農家まで正確なシングルコーヒー。
指定した農家から買い付けし、流通経路が透明になっている。
安心で高品質、ハンドドリップて丁寧に淹れる。これが今のトレンド。

Asha Tea Houseでは、家に帰ってからもお茶を楽しむことができるように、
お茶を淹れるためのポットや器なども販売しています。

asha_20150211_07ガラス製のポットから、お抹茶を点てる茶筅や器まで。ラインナップが豊富です。

asha_20150211_08さて、注文したものは、

asha_20150211_02Mint Tea $3.00

asha_20150211_06フレッシュハーブがふんだんに使われています。
カフェで、紅茶やハーブティーを注文たときに、ティーバックでお湯を注がれるだけだとなんだか味気ない気分になりますが、こうやってきちんとフレッシュハーブふんだんに使われていると、嬉しいし、とっても美味しく感じました。

asha_20150211_01こちらでは、オンラインショップかメールで事前にオーダーして、ピックアップするサービスも導入しています。
モスバーガーやホットモットでは導入されていますが、カフェでは珍しいですね。
一杯ずつ丁寧に淹れてくれますから、少し待たないとなりませんが、待たずに済むのは、便利です。

●店名:Asha Tea House
●住所:2086 University Ave., Berkeley, CA 94704
●電話:(510) 549-9137
●営業時間:Sunday, 11:00am – 8:00pm Mondays-Saturdays, 11:00am – 10:00pm

Blue Bottle Coffee,Mint Plaza (ブルーボトルコーヒー)

2015.03.23 Mon  海外

bule bottle cofee_20150216_032015年2月6日、清澄白河に国内1号店がオープンしたコーヒー界の"Apple"こと、
ブルーボトルコーヒー・ミントプラザ店へ行ってきました。

ブルーボトルコーヒーは2002年、
スターバックスをはじめとする苦味の強い深煎りが全盛期だった時代に、
浅煎りの酸味を持つコーヒー豆をガレージで焙煎し、オークランドのファーマーズマーケットで販売したのが始まり。
その後、1号店となるキヨスクタイプのお店をヘイズバレーにオープンさせる。

その特徴は、徹底した美味しさの追求。
コーヒー豆は自身で買い付けに行き、厳選されたオーガニック・フェアトレードの生豆を自家焙煎し、
カフェでは焙煎してから48時間以内のものしか提供しない。
そして、機械ではなく、熟練の技で丁寧に一杯ずつハンドドリップされて提供される。

創業者のジェームス・フリーマン(James Freeman)氏は、
日本の喫茶店の大ファンで、アメリカで日本製のサイフォンやウォータードリッパーを使用し始めた先駆けであり、
店内には、日本製のハリオのドリッパーを中心としたハリオ製品が販売されている。
中でもここミントプラザ店は、ブルーボトルコーヒーの旗艦店であり、他のお店には無いコーヒーメーカーで溢れている。

また、ブルーボトルコーヒーの中で、唯一カフェメニューを提供しているのが、こちらのミントプラザ店。
平日は朝食とランチ、週末はブランチメニューが提供される。

場所は、バートのユニオンスクエア駅、又は、パウエルストリート駅から徒歩5分程、
Jessie StとMission Stの間にある。目立たないストリートなので少し分かり辛い。

bule bottle cofee_20150216_02訪問したのは土曜日の午前9時。
既にこの行列ですが、オーダーのみの行列なので、待ち時間は10分程度。
ドリッパーを使って一杯一杯丁寧に淹れられるドリップコーヒーは、提供までに5分程度は時間が掛かるが、
少々待っても美味しいコーヒーが飲みたいと人気を博している。
先にカウンターでオーダーし、支払を済ませた後、席で待つ。

bule bottle cofee_20150216_12レジでオーダーと支払。
その際、名前を告げて、出来上がったら名前を呼ばれれるので取りに行くスタイル。
レジ横には魅力的な焼き菓子が並ぶ。

bule bottle cofee_20150216_05席で名前が呼ばれるのを待つ。

bule bottle cofee_20150216_10Latteに使われている牛乳は、オーガニックミルクClover Milk

bule bottle cofee_20150216_11これは、水出しコーヒーを淹れる機械。東京墨田区にあるオージ(OJI)製ウォータードリッパーで、
〝Kyoto Style Iced Coffee″ という香り高いアイスコーヒーを抽出している。

その他、ラッキーコーヒーマシン(UCCの子会社)の5連式光サイフォンバー、
1970代につくられたヴィンテージのラ・サンマルコ(La San Marco)製レバー式エスプレッソマシーンなどがある。
美しい機械が並び、待っている間も楽しめる。

bule bottle cofee_20150216_08Drip Coffee $3.00
シングルオリジン、浅煎りで明るい柑橘の香りが立つコーヒー。
これは美味しい。日本の喫茶店でいただく美味しいコーヒーの味に近く、飲み易いと感じました。

bule bottle cofee_20150216_04Latte
これは隣の席の方のを拝借。ハートが可愛いねって会話をして、良かったら撮る?という具合に。
朝から友人と朝食、コーヒーと共にたくさんおしゃべりする。
隣に座った人と眼が合ったらにっこり微笑んで、会話をする。
そういう習慣がある。
日本とアメリカ、コーヒープレイスを利用する感覚やコミュニケーションの違いを感じる。

bule bottle cofee_20150216_09Toast $4.00

bule bottle cofee_20150216_06トーストには、ジャムとバターがついてくる。厚みがあり、外側がカリカリ、中はもちもち。
パン自体に素朴な旨味がある。美味しかった。

パンは、Acme Bread(アクメブレッド)から仕入れしている。
サンフランシスコで一般の人に最も支持されているベーカリーがTartine Bakery(タルティーンベーカリー)だとしたら、レストランから最も支持されているのがAcme Bread(アクメブレッド)。

全てオーガニックの素材でつくられている。
オーナーのスティーブン(Steven)は、もともとChez Panisse(シェパニーズ)のパン職人で、
1983年、バークレーでレストランやお店向けにパンを販売するところからスタートした。

現在でも、レストランやお店向けの販売をメインにしているが、
バークレーとフェリービルディングの中にお店を構え、小売りも行っている。
WholefoodsBi-Rite Marketなどのオーガニックスーパーでも一部取扱いをしている。

acme bread_20150211フェリービルディングの店舗

bule bottle cofee_20150216_07Wafel $8.00

美味しかった。
美味しいという表現ではボキャブラリーとして大変乏しいが、くどさがなく、軽くお腹におさまる。
さっぱりとして美味しかった。
帰国後、自宅でのブランチ会で、ワッフルをつくって再現したくなったほど。

カフェメニューは、店内のキッチンで、オーダーが入った後につくってくれる。
このワッフルも焼き立て。

食材にもこだわりが。
できる限り地元産、オーガニック、かつサステイナブル(地球環境を保全しつつ、持続が可能である産業)な
食材を使用している。

bule bottle cofee_20150216_15毎日8時から15時まで、店舗外のテントでも販売している。
コーヒーを片手に腰かけて、それぞれの時間を楽しんでいる。

ここ、ミントプラザは、公共のオープンスペースとして、
2007年4月にサンフランシスコ管理委員会と市長によってつくられた場所。
休憩をしたり、ランチをとったり、コミュニティの集会場所として利用されています。

bule bottle cofee_20150216_01ブルーボトルミントプラザ店は、朝食スポットとしてもおススメ。

●店名:Blue Bottle Coffee Mint Plaza
●住所:66 Mint Plaza San Francisco, CA 94103

Oakland Pizzaiolo

2015.03.08 Sun  海外

pizzaiolo_20150211_01バークレーで迎えた1日目の朝。North BerkeleyからBARTでMacArthurまで移動。
「朝のドーナツがオススメ」と聞いたので、オークランドにあるPizzaioloへ朝食をしに来ました。

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pizzaiolo_20150211_03Macのラップトップを広げて、通勤前のひとときをここで過ごしている地元の人たちで賑わっています。
とてもアットホームな雰囲気です。

営業時間は、朝8時から12時までと、午後5時30分(金土は5時)から10時過ぎ迄の2シフト。
朝は美味しいコーヒーとドーナツを、夜はピザとワインを提供しています。

高級レストランで食事もしましたが、
今回の旅で一番印象に残った美味しいものは、ここのドーナツでした。
pizzaiolo_20150211_04Doughnut Hokes $0.50

pizzaiolo_20150211_05Pumpkin Spice Doughnut $2.50

先ず、食感が良い。
クリスピークリームのオリジナル・グレーズドを噛んだときに生じるような、
歯にねっちょりくっつく感は無く、
外側が軽くクリスピーで、中は程よい目の細かい空気が残り、ふわっとしている。
食べた後に歯にくっつかない。

油っこくない。重くない、しつこくない。
そして、なんともよい素朴な甘さ。

ピザ屋だけあって、粉がよいのだろうか。
とにかく、このドーナツは美味しかった。また食べたいなと思う、旅で出逢った一番美味しいもの。

pizzaiolo_20150211_06
ドーナツなどの定番メニューの他に、曜日ごとに異なる焼き菓子が販売されます。
火曜日は、季節のスコーンでした。

pizzaiolo_20150211_08Candied orange cornmeal, cerry$3.25
(オレンジドライフルーツ砂糖漬、コーンミール、ドライチェリー)

こちらも、コーンミールのジャリジャリした食感がたまらなく美味しかった。

pizzaiolo_20150211_09Cappuccino $4.00 
Americano $3.00

コーヒーは1杯ずつハンドドリップで提供される。その為、提供されるまでに少し時間が掛る。
オーダーして支払を先に済ませる。そのときに名前を伝えて、出来上がると、名前を呼ばれて取りに行くシステム。
サンフランシスコで行ったカフェ全てが、この方式だった。

バランス良く美味しいコーヒーだった。

店名:Pizzaiolo
住所:5008 Telegraph Ave Oakland, CA 94609
電話:(510) 652-4888

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