Hog Island Oyster Company(ホグアイランド オイスターカンパニー)

2015.04.15 Wed Eating place, 海外

hog_20150211_08サンフランシスコの人気レストランが集結しているフェリービルディング(Ferry Building)内にある
オイスターバーHog Island Oyster Companyでランチしました。

ferry plaza_20150211フェリービルディング(Ferry Building)は、バートのエンバカデロ駅(Embarcadero)下車、
マーケットストリートを海の方へ直進するとあります。駅から徒歩5分ぐらいです。
この背の高い時計台が目印。

オープンが11:30なので、時間まで散策していましたら、11:00頃から外に列ができていました。
慌てて11:15頃から列に並び、オープンを待ちました。
1回転目で入ることができましたが、時間がずれると随分待ちそうです。
予約はできないので、開店早々に並ぶのが確実。

hog_20150211_09屋内とテラス、計150席。
屋内は、牡蠣を開いているところを見ながら食事ができるカウンター席、
屋外はベイブリッジが一望できるテラス席。天気の良い日は、テラス席でいただくのも気持ちがよさそうです。

hog_20150211_06Hog Island Oyster Companyは、1983年にトマレス湾(Tomales Bay)で牡蠣の養殖を始めた会社の直営。
養殖場があるトマレス湾から毎日フレッシュなものが運ばれてきます。
一般的に牡蠣のシーズンは冬場ですが、トマレス湾は年中水温が冷たいことと、
適切な温度管理により年中養殖が可能で、Hog Island Oyster Companyが1年間に出荷する牡蠣はおよそ300万個!!
こちらでは常時数種類の牡蠣が用意されており、フレッシュな牡蠣が6個から注文できます。

hog_20150211_04Today`s Oysters(本日の牡蠣)

●Hog Island Sweet water(Pacific)Tamales Bay,CA
●Redwood Kumamoto(Kumamoto) Humboldt Bay,CA
●Chelsea Gems(Pacific)Eld Inlet,WA
●Blue Pool(Pacific)Hood Canal,WA
●Hog Island Cliff side(Pacific)Discovery Bay,WA
●Olde Salts(Atlantic)Chincoteague Bay,VA
●Rappahannock(Atlantic)Topping,VA

値段は牡蠣の種類により異なりますが、6個/$18-20、12個/$32-36、24個/$60-64。
色々味比べができるOyster Bar Mixもあります。
写真は、Oyster Bar Mix12個。Kumamotoを除く6種類の牡蠣が2個ずつ提供されました。
6個/$20、12個/$36、24個/$64。

日本の牡蠣と違って小ぶりなので、スルッとお腹におさまってしまいます。
臭みがなくクリーミー&フレッシュ。

hog_20150211_07席について出てきたパンは、フェリービルディング内にも店を構えるAcme Bread (アクミ・ブレッド)のもの。

hog_20150211_05Beer $6.00
House made Market Shrub&Soda $3.50

hog_20150211_03Chowder $14.00(クラムチャウダー)
Manila clams, aromatic vegetables,bacon,potatoes,cream

友人から、ここへきたらチャウダーを注文するようにとオススメされた一品。
ぐつぐつ煮たとろみのあるチャウダーではなく、シャバシャバ系。
オーダーが入ってから火を入れするそうです。魚介類や野菜がたっぷり入っていて美味しかった。

hog_20150211_02Rustic Seafood Stew $20.00(シーフードの煮込み)
Fresh fish and shellfish,spicy herb-tomoto broth,grilled levain toast

hog_20150211_01こちらは、店員さんの一押し。魚介の旨味が凝縮された美味しいシチュー。

お昼からなかなかリッチな食事でした。
美味しい牡蠣をいただいた後は、フェリービルディング内にあるHumphry Slocombc Ice Cream(ハンフィースローカム アイスクリーム)でアイスを食べて、ランチ終了。

●店名:Hog Island Oyster Company
●住所:1 Ferry Bld. 11A,The Embarcadero,San Francisco,CA 94111
●電話:(415)391 7117 ※予約不可
●営業時間:
月-木 11:30-21:00
金 11:30-22:00
土 11:00-22:00
日 11:00-21:00

Greens Restaurant(グリーンズ)

2015.04.14 Tue Eating place, 海外

greens_20150216_19サンフランシスコを代表するベジタリアンレストランGreensに行ってきました。

アクセスは、ケーブルカーのパウエル&メンソン線(Powell-Mason)終点駅
フィッシャーマンズ・ワーフ(Fishermans Wharf)下車、海沿いを15分程(約2㎞)歩き、
フォートメイソン・グレートメドウ(Fort Mason Great Meadow)の丘を越えると見えてきます。
ここは、ゴールデンゲートブリッジやサウサリート周辺を見渡すことができるビューポイント。

greens_20150216_18Greensがあるのは、Fort Mason (フォート・メイソン)という、
70年代まではアメリカ軍の基地だった歴史的な倉庫の一角。ちょうど横浜の赤レンガ倉庫のような環境です。

Greensは、1979年、サンフランシスコ禅センター(ZEN center)の一環としてオープンしました。
現在料理長を務めるアニー・サマービル氏(Annie Somerville)は、禅センターの参禅者のひとりとして、
野菜料理や、自給自足の精神を学び、1981年Greensに招かれ、その後1985年より料理長を務めています。

サンフランシスコ禅センターは、1962年マリン郡(Marin County)に設立された禅を学ぶ為の施設で、
そこには道場や宿泊施設があります。
有機農場グリーンガウチ(Green Gulch Farm)では、野菜作りの教育も行っています。

今でこそベジタリアンのお店は多くなりましたが、36年前、まだ菜食がお坊さんの料理とされる時代から
長年に渡り続いている、ベジタリアンレストランの先駆けとなるお店です。

Greensのコンセプトは、地元の小さな農家やチーズメーカーを応援し、アメリカに健康食を広めること。

greens_20150216_17店内へ入ると、先ず ToGo 専門の Greens to Go があります。
ここでサンドイッチやデリを購入して、フォート・メイソン・グレートメドー(Fort Mason Great Meadow)の芝生でピクニックするのも気持ちが良さそうです。

greens_20150216_05Greens to Goを抜けて奥がレストラン。
海側は全面大きなガラス貼りで、陽がたくさん入り、解放的な空間。
店内、いたるところに、たくさんの木々が使われています。これらは、ほとんどがリサイクルされた木々です。

12時頃予約せずに伺いました。ヘルシー好きな人たちで満席。
席が空くか不安でしたが、20分くらい待っていただければとのことで、ラッキーでした。
待っている間に、ちょうど表で開催していたマルシェをぶらり。
タコスやグリルドチキンなどもあり、ここで買って、座って食べるのも気持ちがよさそうでした。

greens_20150216_07greens_20150216_09greens_20150216_10greens_20150216_12greens_20150216_11greens_20150216_13greens_20150216_15greens_20150216_14マルシェを散策した後、お店に戻り、席へ案内されました。

greens_20150216_01メニューは野菜中心ですが、ヴィーガンではなく、ベジタリアンなので、
チーズなどの乳製品や卵を使ったメニューもあります。
野菜は、地元の契約農家から新鮮なオーガニック野菜を仕入れており、
季節によって仕入れが異なる為、メニューはほぼ日替わり。
メニュー表には、毎日日付が刻印されている。

何を注文したらベストか分からなかったので、店員さんにオススメを尋ねると、
Sampler(野菜の盛り合わせプレート)と、Grilled Brochettes(野菜の串焼きグリル)とのことで、
そちらをオーダー。

先ずはドリンク。
乾いた喉に、潤う一杯。とっても美味しかった。

greens_20150216_04Organic Cara Cara Orange Juice Large $5.50
Lemonade $5.00

greens_20150216_02Indian Sampler Brunch $17.50(野菜の盛り合わせ)
Basmati,red rice and chickpea salad with Hamada Farm raisins and cashews;
Warm coral lentil dal;gingered beets;roasted cauliflower with lemon oil,pepper flakes and mint;
Apple-winter fruit chutney;toasted cumin papadams

バスマティ米、赤米、ひよこ豆、ハマダファームのレーズン、カシューナッツのサラダ
ダール豆、生姜に漬けたビーツ、レモンオイルで焼いたカリフラワー・ミントと胡椒のスパイス、
チャツネパパド

greens_20150216_03Mesquite Grilled Brochettes $17.50(野菜の串焼きグリル)
With mushrooms;Mariquita Farm potatoes,peppers,fennel,
Sweet potatoes red onions and Hodo Soy tofu with charmoula,Hamada Farm fruit almond couscous and Moroccan carrot slaw

マッシュルーム、Mariquitaファームのじゃがいも、胡椒、フェンネル
サツマイモ、赤玉ねぎ、Hodo Soy豆腐、チチャモーラ・ソース(モロッコ料理で使われるソース)
ハマダファームのアーモンド、カシューナッツ、モロッコキャロットコールスロー

様々な雑穀やスパイスづかいが、インド、中東テイストで、やや複雑でした。
野菜に個性があり、野菜そのものにしっかりと味があるので、
ただ塩だけでシンプルにでも、十分味わいのあるプレートだったなと思います。
お洒落過ぎて、慣れない味付けでした(笑)
そういう意味でも、ただ絞りましたといったストレート表現のジュースは大変美味しく、印象的でした。

●店名:Greens Restaurant
●住所:Building A, Fort Mason Center San Francisco, CA 94123
●電話:(415) 771-6222
●営業時間:
ランチ 火~金 12:00 – 14:30
ブランチ 土 11:00 – 14:00  日 10:30 – 14:00
ディナー 日~金:17:30 – 21:00 (土曜は$59のPrix Fixe Menu のみ)

Asha Tea House

2015.04.07 Tue Eating place, 海外

asha_20150211_11コーヒーを専門とするカフェは多いですが、お茶に特化したカフェは未だ少ないと思います。

Asha Tea houseは、バートのダウンタウンバークレー駅から2ブロック歩き、
マクドナルドがある交差点を左折、隣がシティーバンク。高い天井、大きな窓が目印です。

オープンは、2012年7月。
バークレー大学からほど近い場所にあり、学生や地元の人たちのコミュニティースペースとして利用が多い様です。

asha_20150211_05入口付近には、ポイントカードボックスが設置されています。
6か月間はここで保管してくれるシステムです。カードは、自分で保有して持ってきてもよいし、ここに置いて帰り、また来たときにカードをここから取って、スタンプを押して貰う。10杯購入すると1杯好きなドリンクと交換してくれます。

asha_20150211_10紅茶、日本茶、抹茶、ウーロン茶、ハーブティーなど。メニューが豊富です。

こだわりは、高品質で正しいものを使うこと。
提供する茶葉が、オーガニックでサステイナブル(地球環境を保全しつつ、維持が可能な産業)であること。

自分たちが何を提供するか、それらがどこからきているかがはっきり分かっていることが重要で、
茶葉は農家から直接仕入れしています。

フレーバーティーには、地元で採れた新鮮な季節のフルーツでつくった自家製ピューレを使います。
コンデンスミルクは、抗生剤とホルモン剤が使用されていないクローバーミルクを使用し、
自家製シロップは、本物のさとうきびからつくります。

誰かによってつくられたティーバックや、粉ミルク、人工的につくられたシロップ、
ドライフルーツなど、どのようにつくられたか分からないものは使用しません。

asha_20150211_09先にオーダーして、支払を済ませます。
その際、名前を伝えて、出来上がったら名前を呼ばれるので取に行くスタイルです。

オープンキッチンなので、つくるところ、提供するまでを見ることができます。
こういった点も需要なポイントです。

ここは、所謂サードウェーブ的な、ティーハウスですね。
豆の産地を重視し、豆の個性を最大限に引き出す淹れ方を追求する。
シングルオリジンで、トレーサビリティーが生産農家まで正確なシングルコーヒー。
指定した農家から買い付けし、流通経路が透明になっている。
安心で高品質、ハンドドリップて丁寧に淹れる。これが今のトレンド。

Asha Tea Houseでは、家に帰ってからもお茶を楽しむことができるように、
お茶を淹れるためのポットや器なども販売しています。

asha_20150211_07ガラス製のポットから、お抹茶を点てる茶筅や器まで。ラインナップが豊富です。

asha_20150211_08さて、注文したものは、

asha_20150211_02Mint Tea $3.00

asha_20150211_06フレッシュハーブがふんだんに使われています。
カフェで、紅茶やハーブティーを注文たときに、ティーバックでお湯を注がれるだけだとなんだか味気ない気分になりますが、こうやってきちんとフレッシュハーブふんだんに使われていると、嬉しいし、とっても美味しく感じました。

asha_20150211_01こちらでは、オンラインショップかメールで事前にオーダーして、ピックアップするサービスも導入しています。
モスバーガーやホットモットでは導入されていますが、カフェでは珍しいですね。
一杯ずつ丁寧に淹れてくれますから、少し待たないとなりませんが、待たずに済むのは、便利です。

●店名:Asha Tea House
●住所:2086 University Ave., Berkeley, CA 94704
●電話:(510) 549-9137
●営業時間:Sunday, 11:00am – 8:00pm Mondays-Saturdays, 11:00am – 10:00pm

Chez Panisse(シェパニーズ)

2015.04.01 Wed Eating place, 海外

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サンフランシスコがオーガニック食文化の先端と言われる由来は、1971年、Alice Waters(アリス・ウォータース)がオープンしたChez Panisse(シェパニーズ)から始まる。アリスは、自然と調和した生活を唱え続けてきたアメリカの女性シェフで、「ローカル、シーズナル、オーガニック」のコンセプトを元に素材そのものの美味しさを引き出すシンプルな料理を考案。それが今の「カリフォルニア料理」と呼ばれる根源になっている。創業より地元農家から新鮮なオーガニック食材を調達し、また、自然環境を守り続けながら生産性を高めるという、サステイナブルな理念も一貫して提唱し続けている。

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Chez Panisse(シェパニーズ)は、バートのDowntown Berkeley駅から徒歩15分程。レストランが集まる、Shattack Ave (シャタックアヴェニュー)にあります。予約が取りにくい店としても有名で、予約方法は、大手レストラン予約サイト、オープンテーブルを利用するか電話ですが、
1ヵ月前から1ヵ月先の予約がオープンになるので、予約したい日の1ヵ月前の営業時間に電話するのが確実。日本でオンライン予約を試みましたが、空きはなかなか出ず、アメリカに住んでいる友人にお願いして、予約を入れてもらいました。1階のレストランは日替わりのコースディナーのみ。2階のカフェではランチ、ディナーと共にアラカルトも提供しています。ディナーは2部制で、1部が5:30。2部は8:00から。レストランのメニューは毎日1種類のみで、月曜$65、火~木曜$85、金・土$100。内容は、1週間前にホームページ上で公表される。

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1階レストラン。木の温かみがある店内。

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フロア奥には、長い厨房が見える。ここで働くことは料理人にとって名誉あること。シェパニーズ出身のシェフも多い。

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お通しのローストアーモンド。

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パンは、Acme Bread(アクメブレッド)から仕入れしている。
2種類のパンはカットはされておらず、巨大な状態でバスケットに入っていたのには驚いた。

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House-Made Fruit Spritzer $5、D`Arbo fruit sodas Elderflower $4 フレーバーウォーターとソーダ。

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Bolinas black cod and leek salad with black truffles, radishes, and mache(銀ダラ・黒トリフ、ポロねぎ、ラディッシュ、ノヂシャのサラダ)

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Gulf shrimp bisque with celery and Marash peper(エビ出汁、セロリと赤トウガラシのスープ)

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Llano Seco Ranch pork loin grilled with black olives and sage; with kaleidoscope greens and crispy fried polenta.(Llano Seco Ranch産豚の肩ロース、ブラックオリーブ、セージのグリル。ミックスサラダとポレンタのフライ(コーンミールを粥状に煮て揚げたもの)

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Ginger tortina with blood oranges and Page mandarins(生姜チョコレートケーキ、ブラッドオレンジとマンダリン)

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食後の紅茶(別途料金)は、鉄瓶で提供された。

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小さなお菓子(生チョコ、オレンジピール)

比較的小さいポーションなので、ちょうどよい量であった。2人で、〆て、$234.66。シンプルで優しい味が口に広がり、身体喜ぶ健康的なディナーだった。支払の際、サービス料は既に含まれているので、チップは不要。

(詳細)
ディナーコース:$85
税金:9%
サービス料:17%
持込料:ボトル1本につき$30、酒瓶1本につき$50
食事に合わせたワイン:$40

●店名:Chez Panisse(シェパニーズ)
●住所:1517 Shattuck Avenue Berkeley, CA 94709-1516
●電話:(510)548-5525

Cracker Barrel‏(クラカーベル)

2015.03.25 Wed Eating place, 海外

Cracker Barrel‏_20150214_07土曜日の朝9時、Cracker Barrel Old country Storeへ朝食をしに来ました。

Cracker Barrel Old country Storeは、1969年9月創業。
現在アメリカ42州、630店舗あるチェーンレストランです。
伝統的な南アメリカ料理を提供しています。

南アメリカ料理とは、肉料理(ベーコン、フライドチキン)、卵料理(スクランブルエッグ)、
コーンミールやパンケーキなどのアメリカンダイナーでいただくような料理を指します。
私たちの暮らしに馴染みがある、じゃがいも、コーン、トマトなどは全て南米生まれです。

既に、長い行列ができていました。
入口で名前を書いて、席が空くのを待ちます。

週末の朝ですから仕方が無いかと思いましたが、平日でも同じ様に混んでいるそうです。
仕事前に朝食をここでとったり、出勤後、朝食をとりながらミーティングをしたりして利用されています。
今日は待ち時間20分程度で席に着けましたが、週末ともなると最大で3時間待ったことがあるよと聞いて、驚きました。
朝は6時から営業しています。24時間営業ではありませんが、夜は11時まで。遅くまで営業しています。

提供する料理が伝統的な南米料理なら、お店の内装もオールドファッション。
店舗前に並ぶロッキングチェア、石の暖炉。
店内で流れている音楽は、もちろん、カントリーミュージックです。

Cracker Barrel‏_20150214_02待っている間に、キャッシャー前にあるショップで、買い物を楽しむことができます。
Cracker Barrelは、レストラン事業の他に、ギフトショップの運営も行っています。
よく、ファミリーレストランのレジ横に、ちょっとしたお土産コーナーがありますが、それの本格的なバージョンです。
客は、待っている間の時間も楽しむことができるし、店側としても、席の順番が来るまで客はそこを離れることが無いので、売上に繋がるうまい商売だなと思いました。

Cracker Barrel‏_20150214_01店内の様子。

Cracker Barrelと言えばパンケーキが人気です。
Momma’s Pancake Breakfastを注文しました。
パンケーキはオーダーを受けてから1枚ずつ焼いてくれます。

Cracker Barrel‏_20150214_05Momma’s Pancake Breakfast
バターミルクパンケーキ3枚、トッピングはフルーツ又はシロップ、卵2個をお好みの調理方法で。
スモークソーセージ又は厚みのあるベーコン、又は、ターキーソーセージ又はターキーベーコン。
コーヒー又は紅茶、又は、ジュース。

3枚多すぎたと思って後悔しましたが、結局完食。軽く全てお腹におさまりました。
こちらのパンケーキは、セットメニューの他、1枚からオーダーが可能です。

Cracker Barrel‏_20150214_04パンケーキと一緒に1本ついてくる100%ピュアナチュラルメープルシロップは、
瓶に入っており、温かい状態で提供されます。
これは良い提供方法だと思いました。
こちらのシロップ、Cracker Barrelのオンラインショップでも販売されています。
価格は、$7.99/12オンス(約340ml)

メープルシロップは、樹液の採取時期により色や味わいが異なりますが、
こちらのメイプルシロップは、色がライト~ミディアムで、味はライト~エキストラライト。
口の中に甘さが残らず、さっぱりとしていました。

Cracker Barrel‏_20150214_03卵は、スクランブルエッグにしてもらいました。
スクランブルエッグというよりはオムレツに見えましたが、ふわふわして美味しかった。

それで、後日調べたのですが、スクランブルエッグの定義は、
卵に牛乳などを加え、バターで手早くかき混ぜながら柔らかに炒り上げた料理。

オムレツは、卵を割って溶き、塩・胡椒などで味付けし、
バターや油をひいたフライパンで手早く焼いた料理。

違いは、牛乳を加える、加えない。
バターをひく、かきまぜるということになります。
作り方と材料の違いなので、ヴィジュアルは違いのポイントではないということを知りました。

ターキーベーコンは、豚肉のベーコンと比べると低カロリーで、軽くていただき易いです。
国内ではあまり見かけませんが、そういえば、Eggs`n Thingsのオムレツには、ターキーベーコンが使われていました。

朝食は、オーソドックスなベーコン、卵、トースト、パンケーキの他、
500kcal以下に抑えたヘルシーメニューもあります。

Cracker Barrel‏_20150214_06Fresh Fruit n’ Yogurt Parfait Breakfast
季節のフルーツと低脂肪バニラヨーグルトを層にしたパフェ。
トッピングは、ハニーオーツのグラノーラとアーモンド、ドライフルーツ。
卵2個を泡だて器で混ぜたスクランブルエッグとターキーベーコン3枚。〆て、470kcal。
最近流行りのメイソンジャーに入っています。
ブルーボトルのヨーグルトグラノーラもこの提供方法でした。

メニュー構成が、ロイヤルホストの朝食に似ているなと思いました。
ロイヤルホストにも、健康に美味しさをプラスした「Sunshine Partner」というメニューがあります。
それにしても、Cracker Barrelの創業が1969年に対して、ロイヤルホストの創業が1950年ですから、
物凄く先端を行っていたのだなと改めて感心してしまいました。

会計はテーブルではなく、入口のキャッシャーで。
現金で支払いしたので、お釣りをチップとして渡してもらえるようお願いしました。
カードの場合は、カードを切る前に、幾らチップとして渡すかレシートに書きます。

チップは、合計金額の15~20%が相場。
サービス料が含まれている場合は、小銭程度をテーブルやトレーに残して席を立ちます。
アメリカでも、州によって異なりますが、最低賃金が設定されています。
しかし、ウエイトレスは別。時給2~3ドルです。
日本とはシステムが違うので理解が難しいのですが、時給を考えるとチップを渡すことは大事ですね。

THEアメリカの朝食を楽しむなら、Cracker Barrel‏はおススメです。

●店名:Cracker Barrel Old country Store
●住所:1780 S Sunridge Drive YUMA, AZ 85365-2029
●電話:(928)343-1988

Blue Bottle Coffee,Mint Plaza (ブルーボトルコーヒー)

2015.03.23 Mon Eating place, 海外

bule bottle cofee_20150216_032015年2月6日、清澄白河に国内1号店がオープンしたコーヒー界の"Apple"こと、
ブルーボトルコーヒー・ミントプラザ店へ行ってきました。

ブルーボトルコーヒーは2002年、
スターバックスをはじめとする苦味の強い深煎りが全盛期だった時代に、
浅煎りの酸味を持つコーヒー豆をガレージで焙煎し、オークランドのファーマーズマーケットで販売したのが始まり。
その後、1号店となるキヨスクタイプのお店をヘイズバレーにオープンさせる。

その特徴は、徹底した美味しさの追求。
コーヒー豆は自身で買い付けに行き、厳選されたオーガニック・フェアトレードの生豆を自家焙煎し、
カフェでは焙煎してから48時間以内のものしか提供しない。
そして、機械ではなく、熟練の技で丁寧に一杯ずつハンドドリップされて提供される。

創業者のジェームス・フリーマン(James Freeman)氏は、
日本の喫茶店の大ファンで、アメリカで日本製のサイフォンやウォータードリッパーを使用し始めた先駆けであり、
店内には、日本製のハリオのドリッパーを中心としたハリオ製品が販売されている。
中でもここミントプラザ店は、ブルーボトルコーヒーの旗艦店であり、他のお店には無いコーヒーメーカーで溢れている。

また、ブルーボトルコーヒーの中で、唯一カフェメニューを提供しているのが、こちらのミントプラザ店。
平日は朝食とランチ、週末はブランチメニューが提供される。

場所は、バートのユニオンスクエア駅、又は、パウエルストリート駅から徒歩5分程、
Jessie StとMission Stの間にある。目立たないストリートなので少し分かり辛い。

bule bottle cofee_20150216_02訪問したのは土曜日の午前9時。
既にこの行列ですが、オーダーのみの行列なので、待ち時間は10分程度。
ドリッパーを使って一杯一杯丁寧に淹れられるドリップコーヒーは、提供までに5分程度は時間が掛かるが、
少々待っても美味しいコーヒーが飲みたいと人気を博している。
先にカウンターでオーダーし、支払を済ませた後、席で待つ。

bule bottle cofee_20150216_12レジでオーダーと支払。
その際、名前を告げて、出来上がったら名前を呼ばれれるので取りに行くスタイル。
レジ横には魅力的な焼き菓子が並ぶ。

bule bottle cofee_20150216_05席で名前が呼ばれるのを待つ。

bule bottle cofee_20150216_10Latteに使われている牛乳は、オーガニックミルクClover Milk

bule bottle cofee_20150216_11これは、水出しコーヒーを淹れる機械。東京墨田区にあるオージ(OJI)製ウォータードリッパーで、
〝Kyoto Style Iced Coffee″ という香り高いアイスコーヒーを抽出している。

その他、ラッキーコーヒーマシン(UCCの子会社)の5連式光サイフォンバー、
1970代につくられたヴィンテージのラ・サンマルコ(La San Marco)製レバー式エスプレッソマシーンなどがある。
美しい機械が並び、待っている間も楽しめる。

bule bottle cofee_20150216_08Drip Coffee $3.00
シングルオリジン、浅煎りで明るい柑橘の香りが立つコーヒー。
これは美味しい。日本の喫茶店でいただく美味しいコーヒーの味に近く、飲み易いと感じました。

bule bottle cofee_20150216_04Latte
これは隣の席の方のを拝借。ハートが可愛いねって会話をして、良かったら撮る?という具合に。
朝から友人と朝食、コーヒーと共にたくさんおしゃべりする。
隣に座った人と眼が合ったらにっこり微笑んで、会話をする。
そういう習慣がある。
日本とアメリカ、コーヒープレイスを利用する感覚やコミュニケーションの違いを感じる。

bule bottle cofee_20150216_09Toast $4.00

bule bottle cofee_20150216_06トーストには、ジャムとバターがついてくる。厚みがあり、外側がカリカリ、中はもちもち。
パン自体に素朴な旨味がある。美味しかった。

パンは、Acme Bread(アクメブレッド)から仕入れしている。
サンフランシスコで一般の人に最も支持されているベーカリーがTartine Bakery(タルティーンベーカリー)だとしたら、レストランから最も支持されているのがAcme Bread(アクメブレッド)。

全てオーガニックの素材でつくられている。
オーナーのスティーブン(Steven)は、もともとChez Panisse(シェパニーズ)のパン職人で、
1983年、バークレーでレストランやお店向けにパンを販売するところからスタートした。

現在でも、レストランやお店向けの販売をメインにしているが、
バークレーとフェリービルディングの中にお店を構え、小売りも行っている。
WholefoodsBi-Rite Marketなどのオーガニックスーパーでも一部取扱いをしている。

acme bread_20150211フェリービルディングの店舗

bule bottle cofee_20150216_07Wafel $8.00

美味しかった。
美味しいという表現ではボキャブラリーとして大変乏しいが、くどさがなく、軽くお腹におさまる。
さっぱりとして美味しかった。
帰国後、自宅でのブランチ会で、ワッフルをつくって再現したくなったほど。

カフェメニューは、店内のキッチンで、オーダーが入った後につくってくれる。
このワッフルも焼き立て。

食材にもこだわりが。
できる限り地元産、オーガニック、かつサステイナブル(地球環境を保全しつつ、持続が可能である産業)な
食材を使用している。

bule bottle cofee_20150216_15毎日8時から15時まで、店舗外のテントでも販売している。
コーヒーを片手に腰かけて、それぞれの時間を楽しんでいる。

ここ、ミントプラザは、公共のオープンスペースとして、
2007年4月にサンフランシスコ管理委員会と市長によってつくられた場所。
休憩をしたり、ランチをとったり、コミュニティの集会場所として利用されています。

bule bottle cofee_20150216_01ブルーボトルミントプラザ店は、朝食スポットとしてもおススメ。

●店名:Blue Bottle Coffee Mint Plaza
●住所:66 Mint Plaza San Francisco, CA 94103

Tartine Bakery (タルティーンベーカリー)

2015.03.21 Sat Eating place, 海外

tartine_20150212_12サンフランシスコで一番人気のベーカリーTartine Bakeryは、ミッション地区にあります。
アメリカのベストベーカリーにも選出されたことがあり、毎日行列の絶えない人気店です。

オーナーベーカーのチャド・ロバートソン氏は、新世代のオーガニックパンを独学に開発し、
"パンの哲学"の著者としても既に3冊の本を出版されています。

チャド氏の製法は、健康的なパン=消化よく栄養を吸収し易いようにする為、
一つずつ手ごねで成形していくもので、
小麦の新鮮さに気を配り、優しく素早くこねることで高い水和性と長時間の自然発酵を確保した
熟練の職人技を要するスタイル。

材料は、出来る限りオーガニックで、挽き立ての新鮮な麦、地元の卵を使用しています。
小規模で自然環境を守りながらつくられている生産者の元から仕入れしています。

tartine_20150212_01特に目立った看板は出ておらず、お店入口の窓際に小さなボードが置いてあるだけで、
控えめな佇まいです。

tartine_20150212_07伺ったのは平日の8:30。平日の朝にも関わらず、地元の人たちで賑わっていました。
週末ともなると、長蛇の列ができるようです。

朝はフレンチペストリーが人気。
看板商品は、カントリーブレッド(パン・ド・カンパーニュ)。
毎日パンが焼き上がる午後4時には長蛇の列ができるそうです。

tartine_20150212_02手前のショーケースには、ケーキと焼き菓子。奥にはベーカリーが並んでいます。
なかなかの品揃えです。ペイストリーは季節によって変わります。

並んでいる間に商品を選び、キャッシャーでオーダーと支払を済ませた後、
焼き上がっているパンやケーキは自分で席まで運び、
ドリンクは、出来上がったら名前を呼ばれるので、自分で取に行くスタイル。

tartine_20150212_03House Coffee Small $1.75

コーヒーを注文すると、カップのみを渡されるので、入口にあるポットからセルフで。
コーヒー豆は、地元で人気のFour Barrel Coffeeでローストされたものが提供されています。

tartine_20150212_11Bread Pudding Small $4.25

朝の定番人気メニュー、パンプディング。
スモールですが、結構なボリューム。

tartine_20150212_10Morning Buns(cinnamon sugar,candied orange) $4.20

シナモンロールのような形をしたモーニングバン。
モーニングバンとは、クロワッサン生地でできた甘いペイストリーで、
何層にもなった薄い生地と、上からふるった砂糖が特徴。
アメリカ、西海岸。特にサンフランシスコ・ベイエリアで定番ペイストリーです。
そして、サンフランシスコで多くの人を魅了するモーニングバンと言えば、Tartine Bakery。

バターたっぷり。砂糖満載なので、兎に角甘い。
クリスピーな生地が密集しているので、なかなかの食べごたえ。

tartine_20150212_08Latte $4.00
ボウルで提供されます。大きいです。

tartine_20150212_06Fresh Juice(Grapefruit)$5.00

tartine_20150212_05Banana Cream Tart 4” $7.25

Tartine Bakeryの人気商品の一つ、バナナクリームタルト。
大きさは直径約10㎝!
見た目は甘そうですが、トップの生クリームと、中に入っているカスタードクリームは、
脂肪分が低く、甘みが控えめで、軽いです。
パイ生地は、少し固めで、中はダークチョコレートでコーティングされています。
中身はカスタードクリームとバナナ、キャラメルソース。
こちらは、持ち帰りにして貰いました。

今回注文はしていませんが、Hot Chocolate $3.5/4.0もオススメです。
チョコレートは農園を限定したValrhonaのチョコレートが使用されています。

tartine_20150212_04朝からこんなに高カロリーなものを食べるの?と不思議に思いましたが、食べるんですね。普段から。
甘いペイストリーとコーヒーがよく合います。

さて、Tartine Bakeryですが、4/17、東横線代官山旧線路跡地にできる商業施設
LOG ROAD DAIKANYAMA(ログロード代官山)内にオープンします。
同施設内には、Blue Bottle Coffee国内3号店もキヨスクスタイルでオープンしますが、
Tartine Bakery代官山で提供されるコーヒーは、Blue Bottle Coffee。
同じサンフランシスコ出身のベーカリーとコーヒーのコラボレーションです。

●店名:Tartine Bakery&Cafe
●住所:600 Guerrero Street San Francisco, CA 94110
●電話:(415)487-2600

Oakland Pizzaiolo

2015.03.08 Sun Eating place, 海外

pizzaiolo_20150211_01バークレーで迎えた1日目の朝。North BerkeleyからBARTでMacArthurまで移動。
「朝のドーナツがオススメ」と聞いたので、オークランドにあるPizzaioloへ朝食をしに来ました。

pizzaiolo_20150211_07
pizzaiolo_20150211_03Macのラップトップを広げて、通勤前のひとときをここで過ごしている地元の人たちで賑わっています。
とてもアットホームな雰囲気です。

営業時間は、朝8時から12時までと、午後5時30分(金土は5時)から10時過ぎ迄の2シフト。
朝は美味しいコーヒーとドーナツを、夜はピザとワインを提供しています。

高級レストランで食事もしましたが、
今回の旅で一番印象に残った美味しいものは、ここのドーナツでした。
pizzaiolo_20150211_04Doughnut Hokes $0.50

pizzaiolo_20150211_05Pumpkin Spice Doughnut $2.50

先ず、食感が良い。
クリスピークリームのオリジナル・グレーズドを噛んだときに生じるような、
歯にねっちょりくっつく感は無く、
外側が軽くクリスピーで、中は程よい目の細かい空気が残り、ふわっとしている。
食べた後に歯にくっつかない。

油っこくない。重くない、しつこくない。
そして、なんともよい素朴な甘さ。

ピザ屋だけあって、粉がよいのだろうか。
とにかく、このドーナツは美味しかった。また食べたいなと思う、旅で出逢った一番美味しいもの。

pizzaiolo_20150211_06
ドーナツなどの定番メニューの他に、曜日ごとに異なる焼き菓子が販売されます。
火曜日は、季節のスコーンでした。

pizzaiolo_20150211_08Candied orange cornmeal, cerry$3.25
(オレンジドライフルーツ砂糖漬、コーンミール、ドライチェリー)

こちらも、コーンミールのジャリジャリした食感がたまらなく美味しかった。

pizzaiolo_20150211_09Cappuccino $4.00 
Americano $3.00

コーヒーは1杯ずつハンドドリップで提供される。その為、提供されるまでに少し時間が掛る。
オーダーして支払を先に済ませる。そのときに名前を伝えて、出来上がると、名前を呼ばれて取りに行くシステム。
サンフランシスコで行ったカフェ全てが、この方式だった。

バランス良く美味しいコーヒーだった。

店名:Pizzaiolo
住所:5008 Telegraph Ave Oakland, CA 94609
電話:(510) 652-4888

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