観環居カフェ 夏のお茶会
<会記>
花:むくげ 水引 百合 白山吹の実
花入:虫かご
薄器:ハイビスカス 沖縄塗(紅坊)
茶杓:蝉しぶれ 寛道作
茶碗:ガラス 山下富生
馬盥 トンボの絵 昭楽造
目高 宮川香せつ造
スイカ
建水:毛織 菊割
菓子器:ガラス 吹墨鮆文皿 河上泰一郎
菓子:多摩川(錦玉)千草庵
<会記>
花:むくげ 水引 百合 白山吹の実
花入:虫かご
薄器:ハイビスカス 沖縄塗(紅坊)
茶杓:蝉しぶれ 寛道作
茶碗:ガラス 山下富生
馬盥 トンボの絵 昭楽造
目高 宮川香せつ造
スイカ
建水:毛織 菊割
菓子器:ガラス 吹墨鮆文皿 河上泰一郎
菓子:多摩川(錦玉)千草庵
日時:8/6(土)8/7(日)10:00~17:00
場所:日本丸メモリアルパーク 広場 Museum Cafe’「Cruise」
<横浜野菜>
きたあかり、ピーマン、福耳とうがらし、千両なす、トマト、サラダなす
胡瓜、枝豆、オクラ、にんにく、ししとうなどの横浜野菜
<二本松物産>
和菓子類(羊羹、黒豆、等)味噌、醤油(岡田屋醸造)、日本酒、焼酎、梅酒
<カフェメニュー>
横浜野菜を使った横濱舶来亭カレー、横浜野菜のバーニャカウダなど
枝豆と豆腐のベイクドチーズケーキ
ピーマンとトマトのマーブルシフォンケーキ
主 催:株式会社よこはまグリーンピース
協 賛:エバラ食品工業株式会社
応 援:二本松未来創造ネットワーク
フードスタイリング:はまかじ
協 力:みなとみらい大学(フード・アクション・ニッポン推進パートナー)
今できることは何か?
家元の提案で、茶飯釜茶事の御礼を義援金とすることに。
茶飯釜は茶の湯と懐石料理の飯を同じ釜で扱う珍しい茶事。
待合でいただいた、柿の葉茶
身体があたたまる。
中に入っているのは、干し柿ではなく、半生の柿。
なんでも吉野で作られた新しい手法によるもの。
炭点前が終わり、炭に火が点火。
通常なら、お椀に味噌汁、ご飯が一文字に入っていますが、
ご飯はこれから炊くので、向付だけです。
向付は、細魚の昆布〆
八寸、平貝の粕漬け、山うど天ぷら
御飯はまだですが、ここでお酒を頂きます。
御飯を入れて、釜を火に掛けます。
竹の筒を使って、息を吹き掛け火力を強める。
御湯の中に入れるので、御飯は15分程度で炊き上がる。
炊き上がらったら杓文字で切って、直ぐにお櫃へ移します。
いい塩梅に炊き上がり、御釜のお米も綺麗に剥がれました。
美味しい御飯、何よりのご馳走。
味噌汁も一旦火に掛け、あつあつをいただきます。
白味噌の味噌汁(生湯葉・芹)
物凄い蒸気でピントがボケてしまいましたが、最高の御飯と味噌汁です。
竹の子 白味噌和え
山椒が効いてきます。
旬の食材を食すことで、身体のバランスが整えられます。
春はえぐみ(うど・竹の子・ふきのとう)、秋は渋み(柿・栗)
蛤しんじょ(目鯛のしんじょ)
焼き物、甘鯛
炊き合わせ、鶏(もも)・蓮・舞茸
香の物
少量残しておいた御飯に、香の物、おこげ入の御湯を注ぎ、
お茶漬けさらさらにしていただきます。
御濃茶の主菓子
加賀 中田屋の「きんつばさくら」
白小豆がぎっしり詰まった贅沢な一品
続いて、薄茶の千菓子
桜の箱に入っています。
京都 長久堂「きぬた」
伊賀 紅梅屋「さまざま桜」
薄茶器
安南写「長の字」
御茶尺 おぼろ月 (淡淡斎)
御棗 花筏 (江戸時代初期)
御茶入 白鷹取
御仕覆 ギリシア青竜門
寒天蜜豆
この時期にいただく寒天。清涼感があり口がさっぱりする。
寒天は薩田商店
御軸の写真を撮影するのを忘れましたが、十市遠忠筆500年ほどまでのものでした。
贅沢な春のひととき。
京菓子司 俵屋吉富の『甘酒ボンボン ほろよいお雛様』 945円/箱 (お目安30日)
甘酒のボンボンの小さな雛の宴。
販売期間は2/4頃~3/3頃まで。
ボンボンと言っても、アルコールは入っていないので、いただきやすいお味。
愛らしいほろほろ砂糖の御菓子です。
京菓子は、四季折々の季節を演出し、味はもとより、姿、形、彩り、美しい。
パッケージです。
『花しぐれ』242円/個 (お目安20日)
販売期間は2/4~4月上旬迄。
桜葉を刻み入れた上品な白あんを、しぐれ生地で包んだ御菓子です。
俵屋吉富、創業は古く宝暦5年(1755年)
伝統ある京菓子と、
狩野洞春の筆になる雲龍図(京都・相国寺蔵)に魅せられ、
七代目・留治郎が創り上げた『雲龍』が代表菓。
『橙糖珠』1200円/6個(日持ち14日)
京都嵐山老松のお菓子をお取り寄せ。
老松の歴史は古く、創業は明治42年。
有識菓子御調進所(古来から朝廷の儀式に使う菓子をつくっていたところ)であった老舗。
現在では、和菓子教室など、京菓子の普及にも努めている。
『橙糖珠』は徳島産の金柑を約10日間毎日砂糖を少しずつ上げた蜜に入れ替えし、
蜜漬けした後、すり蜜漬けしたお菓子。
※すり蜜とは、砂糖を溶かして、長い時間をかけ白くなるまですりこぎで擂って作られるもの。
一口でいただくと、
最初に、蜜たっぷりな安納芋のような甘み、食感。
次に、白い砂糖の部分が、カリカリと歯ごたえ、
最後に、金柑の風味、酸味が口の中に広がる。
『御所車』 1200円/12個 (日持ち10日)
小豆の餡を白雪糕で包み、三丁型の木型で御所車を模した押紋菓子
節分に因んで、「枡」の焼きを入れた御饅頭です。
器は、萬古焼「槍梅」