銀座 鮨 天川
銀座8丁目、新橋駅から5分程歩いたリクルートG8ビルの裏手に
鮨 銀座 天川はあります。
銀座のクラブ街にひっそりと佇むお寿司屋さんですが、
暖簾を潜ると、そこには構えているような空気感はなく、
気を遣わずにお寿司をいただくことができる、心地のよい一軒でした。
入って直ぐが6名程の個室、奥に9席の白木のL字型カウンター。
事前に予約をして伺いましたが、
週末の昼時、9席のカウンターは全て埋まっておりました。
お昼の花コース3,675円を注文しました。
季節の野菜3点盛
葉物と榎のお浸し、炊きごぼうの玉味噌かけ、にらの玉味噌かけ
鮪とろステーキ 特選ソースかけ(玉ねぎやにんにくの風味がきいたソース)
芯まで火が通っておらず、よい塩梅の焼き加減
おませ握り8貫
おまかせのスタートは赤身とトロ。
出だしからトロときましたので一瞬驚きましたが、
脂がたっぷりとのったものではなく、赤身に近い程度でさっぱりしておりスッと入っていきました。
天川では醤油は不要です。
醤油は、握った寿司の上から刷毛で引かれて出てきます。
甘鯛昆布〆、のどぐろ
昆布の旨味がしっかりと上品な味わい。
よい仕事をされていますねのお味です。
舎利は小振りで、硬めの炊き上がり、酢はごく控えめ。
烏賊の握りは、少々変わっており、今まで口にしたことのない食感。
烏賊独特の歯応えとは反して、柔らか。
舎利との一体感。
烏賊は身を薄く3枚に削ぎ、食べ易いように細かく包丁を入れ、
塩を振って酢橘を絞り、卸した酢橘の皮を振りかけています。
平貝
海苔との相性がバツグンでした。
蛤と筍のお椀
旬を感じる香り。
お椀は、コースの華です。写真はさっと撮らせていただきお熱いうち、美味しい瞬間をいただきます。
握りの〆は、干瓢巻きです。
江戸前の濃いめの味付けで、こちらも醤油は必要ありません。
玉は高野豆腐に近い食感でぎっしりしており、甘みは強すぎず。
店主 星廣幸氏のお店はもう一軒、恵比寿にほしがあります。
よりリーズナブルにお寿司をいただける様です。
次回はそちらで鮨ランチ@恵比寿といきたいと思います。
●店名:銀座 天川
●住所:東京都中央区銀座8-5-19 三幸ビル1F
●電話:03-3572-1633
●営業時間:昼11:30~14:00(L.O) 夜17:30~22:30(L.O) ※土曜のみ21:00
●定休日:日曜、祭日