関内 Espresso Bar vis viva (エスプレッソバール ビスビバ)

2011.02.11 Fri  

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馬車道にあるEspresso Bar vis vivaへ行ってきました。
cafeではなく、Barです。
23時まで営業しているので、
食事の後、2軒目に、Espresso Barというのもオシャレじゃないか。
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ダークブラウンを基調とした、シックな店内。
マシーンは、Espresso発祥の地、Italia La Marzocco(ラ・マルゾッコ)
カウンターでオーダーし、お金を支払う前払制。
coffeeメニューの他に、
ミニクロワッサンやホットドック、
ガトーショコラ、エスプレッソゼリー、アフォガート、マカロンなどのスィーツがあります。
エスプレッソ 370円、カプチーノ 480円を注文。
珈琲の香りが店内に漂います。
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オーダーした時に、「量が少ないですよ」と云われましたが、
本当に、小さなエスプレッソカップの中に数滴。
ドロリと粘張性があり、とにかく濃い。
目が覚めるようなエスプレッソ。
濃厚なチョコレートのような風味、苦味、最後に酸味がきます。
いつも飲むエスプレッソと全く異なり、こんなエスプレッソ飲んだことがない。
それもその筈、こちらのエスプレッソはニューヨークスタイル。
エスプレッソはイタリアが発祥の地ですが、
ニューヨークスタイルのエスプレッソとは何か?ということで、少々歴史を。
コーヒーはトルコを起源としてヨーロッパに伝播し、
アメリカや日本にも広まりましたが、コーヒーは各国の食や文化により独自の色彩を帯びています。
イタリアでは、朝はカプチーノ、仕事の休憩時間のカフェ、
食後のエスプレッソと単独で楽しむコーヒーが発展。
エスプレッソには砂糖をたっぷり入れて楽しみます。
アメリカのコーヒーと言えば、やはりスターバックスに代表されるシアトル系。
特徴としては、深入りの珈琲豆の量を多く入れて抽出するところ。
苦味が強い。
これは、元々カフェラテに牛乳をたっぷり入れる習慣があり、
その牛乳量とエスプレッソを合わせるとエスプレッソが負けてしまう為。
スターバックスのコンディメントバー(砂糖やミルクが置いてある台)に牛乳が常備してあるように、
牛乳を入れたときの相性がよいです。
さて、2000年前後、最近出始めたのがニューヨークスタイル。
特徴は、中煎りのコーヒー豆を使用し酸味が強いところ。
シアトル系同様苦さが際立ちますが、ニューヨークスタイルだと苦みの他に酸味も強く出ます。
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カプチーノ
牛乳で薄めたエスプレッソではなく、濃厚。
こちらも、他所とは違った味わいです。
肝心な豆はというと、厳選した良質なものを使用し、
焙煎は、Espressoをフォーカスしたロースター
Nori Yoshimi Roasteria吉見紀昭氏に依頼している。
ニューヨークスタイルのエスプレッソは下北沢にあるBEAR POND espressoでもいただくことができます。
焙煎士は同じく吉見紀昭氏。
●店名:Espresso Bar vis viva (エスプレッソバール ビスビバ)
●住所:横浜市中区住吉町5-64 Lb CROSS馬車道Bld. 1F
●電話:045-263-8161
●営業時間:月曜~土曜 11:30~23:00(L.O 22:30)
日曜 11:30~21:00(L.O 20:30)

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