六本木 yelo(イエロ)

2015.12.01 Tue  六本木

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六本木のアマンドから程近い裏路地にある、かき氷専門店「yelo」を訪問しました。
屋号の「yelo」は、スペイン語の「氷」という意味ですが、
スペイン語で「hielo」と書き読み辛い為、英語風にスペルに変えたそうです。
結果、偶然にもタガログ語の「氷」と完全に一致しています。
日本語で読むと「イエロ」。イエロー(黄色)っぽいですが、お店のイメージカラーは赤です。

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階段を下り、地下1/2階の店舗へ。
カウンター6席、2掛けのテーブル席が5席、計16席。バーのような雰囲気です。
2014年4月1日オープン以来、メディアへの露出も多く気になっていたお店ですが、
冬場、お客さんの入りはどうなのか。

実際、かき氷は夏場に食べるものというイメージが強く、冬場の客入りは少ない様子。
それでも、食事の帰りや夜遅くに利用される常連さんが多いと伺いました。

二軒目のお店がバーではなく、かき氷。
夜、クラブ遊びの途中、或いは帰りにかき氷というのは新しいスタイルです。
朝まで営業しているところも、六本木の中心地ならでは。

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こちらがメニュー表。定番6種類の他、季節限定品が3品。

ティラミス 800円
キャラメル 800円
いちごミルク 850円
抹茶 850円
有機にんじんマスカルポーネ 900円
アボカドマスカルポーネ 900円

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こちらは夜のみ提供している「かき氷ショット」。
アルコール度の高いリキュール、ウィスキー、テキーラなどのかき氷。
お酒の量はしっかり一杯分入っているので、アルコールが弱い方は避けた方がよさそう。
日中でもお願いすれば提供してくれます。

Night Kakigori MEMU

ラムティラミス1,200円
ラムレーズン1,200円
ラムベリー1,200円
カルーアミルク 1,200円
ゴディバミルク 1,500円
グラスホッパー 1,500円

たくさんメニューがあるので迷ってしまいましたが、
先ずは常連さんの人気No.1メニュー、ティラミスを注文することにしました。
ちなみに、人気No.2は有機にんじん。
にんじんと言ってもシロップなので甘味があり、にんじん臭さはないようです。
シロップは店内で仕込んでいます。

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こちらは追加トッピングのメニュー。
オレオ、グラノーラ、小豆、おいり、ソースなど各100円。
ネットで画像検索すると出てくるパステル色の丸い粒粒は、香川県の伝統菓子おいりです。

yelo_20151127_04ティラミス 800円

透明度の高いブロック氷を、池永鉄工のスワン氷削機SI-100Sを使用して削ります。
かき氷は2層になっており、低い器に1/2まで氷を盛り付けた後、シロップを掛けて再び氷を重ねます。
最後にココアパウダーを掛けて出来上がり。

てんこ盛りなので、溶け出すとトレイに垂れます。かなりの量を急いで完食しました。
身体が冷えてしまうのでと、ホットティーのセルフサービスがありました。

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かき氷と思って口にしましたが、所謂普通のかき氷とは違いました。これはかき氷ではなく新しいデザート。
味は、ゴディバのショコリキサーやスタバのフラペチーノのようなデザートドリンクに近いと思います。
食感はふわふわして、非常に滑らか。

氷には味はついていませんが、氷に味がついているような、全体的に味がしっかりとついています。
それと、台湾のスノーアイスチャーミーのようなミルキーさがあります。
yeloの特徴として、ミルクベースの自家製特製ソースを合わせているのですが、
こちらは市販の練乳とは異なり軽い口当たりです。

ティラミスはデザートドリンクを飲む感覚で、また食べたくなるのは納得。
アルコールは苦手ですが、夜の大人のスイーツ、かき氷ショットのラムレーズンも惹かれました。

上の写真で、かき氷の後ろに写っている円錐型の赤い物が、持ち帰り用のオリジナルカップです。
今年の夏に原宿で期間限定オープンした「キリン 午後の紅茶」とのコラボレーションショップ
「午後の紅茶 kakigōri produced by yelo」が記憶に新しいと思います。
飲み物をふわふわの氷に掛けていただくスタイル、来年も流行りそうです。

●店舗名:yelo(イエロ)
●営業時間:月~金:11:00~4:00ころ 日祝:11:00~23:00
●定休日:無休
●住所:東京都港区六本木5-2-11 パティオ六本木1F
●電話:03-3423-2121

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