弥生台 restaurant pétale de Sakura(レストラン ペタル ドゥ サクラ)

2015.10.06 Tue  弥生台

sakura_20150906_19
相鉄線・弥生台駅より徒歩1分にあるフレンチレストラン「pétale deSakura(ペタル ドゥ サクラ)」を訪問しました。
フレンチレストラン「pétale de Sakura(ペタル ドゥ サクラ)」は、2014年12月2日、相鉄ホールディングスが、相鉄沿線の魅力を高めるためにスタートした「相鉄沿線名店プロジェクト」で、沿線への誘致第1号店としてオープンしました。

ウェブサイトでは徒歩1分と記されていますが、南口を出て直ぐの一軒家がレストラン。改札は出ますが駅中の位置づけとなります。

sakura_20150906_21
オーナシェフは、ミクニヨコハマで支配人兼料理長を4年間務められた難波秀行さん。難波さんは、ミクニヨコハマの頃から生産者のもとへ出向き、自らハーブや野菜を収穫し、生産者とのコミュニケーションを大切にしてきました。農園で食材に触れ、そこからインスピレーションを得て調理する。ここ弥生台のある相鉄線沿線には、生産者である農家さんが大勢いらっしゃるので、そんな理想的なスタイルが叶えられる場所です、と難波さん。

sakura_20150906_20
店名の「pétale de Sakura」は、フランス語で「ひとひらの桜の花びら」という意味。
難波さんのご実家は、岡山県津山市で「喫茶サクラ」という喫茶店をお祖父さまの代から68年間営んでいました。「喫茶サクラ」は、残念がら今は閉店していますが、ここは「喫茶サクラ」の支店=桜のひとひらという意味を込めたそうです。

sakura_20150906_01
通路のカウンターには摘んできたばかりのハーブやお花が並んでいます。

sakura_20150906_03
壁に飾られたカップは、喫茶サクラで使用していたもの。

sakura_20150906_02
「pétale de Sakura」は26席。難波さんが目の届く範囲の広さにこだわり、オープンキッチンからはお客さんの様子が見えるようになっています。光をたくさん取り込む大きな窓は、座ったときに駅のホームが見えないよう高さが工夫されています。設計は、前田篤伸建築都市設計事務所

sakura_20150906_04窓の外には、駅が見えます。駅から直ぐの立地。

ランチ・ディナー共にコースのみで、1,800円(平日限定)、3,400円、4,800円、5,800円。ディナーは、4,800円~、シェフのおまかせコース10,000円。

平日限定ランチ:スープ/メイン/プチデザート 1,800円 ※数量限定
メニューA:前菜/魚料理又は肉料理/デザート 3,400円 スープ付 4,000円
メニューB:前菜/魚料理/肉料理/デザート 4,800円 スープ付 5,200円
プレミアムランチコース:アミューズ/前菜/スープ/魚料理又は肉料理/アヴァンデセール/デザート 5,800円
(魚料理と肉料理を楽しめるコース 7,800円)

メニューAのスープ付で、メインは魚にしました。

sakura_20150906_18シャンパンとノンアルコールカクテル(アセロラソーダ)

sakura_20150906_14
パンは、近隣のパン屋さんから仕入し、店内で焼いてから提供されます。

sakura_20150906_17
2つ目のパン。
次はどんなパンがくるのだろうと期待し、つい欲張って食べ過ぎてしまいます。
先は長いので、美味しくコースを楽しめるよう注意。

sakura_20150906_15前菜
鮮魚のパイ仕立てに泉区和泉町・横山さんのナスで作ったキャビアドオーベルジーヌとピーマンを合わせて一皿目からとっても華やか。お皿には異なるソースが添えられており、少しずつ変化する味を楽しみます。野菜だけでなく、ハーブやお花を使用しているのも特徴。全て食べられます。

sakura_20150906_11魚料理
横浜中央卸売市場から届く鮮魚を 近隣農家さんのエゴマで作った自家製エゴマ味噌のソースでこちらのソースに使われている味噌は、横浜産。
食材はもちろんのこと、醤油、胡麻油、塩麹などの調味料もすべて横浜産。かわいらしい白のお花はニラの花です。本日のスープは、ピーナツかぼちゃのポタージュ。

sakura_20150906_12
こちらがピーナツかぼちゃ。水分は多く、繊維質が少なくねっとりとした果肉で、ポタージュにすると滑らかに仕上がります。

sakura_20150906_13
さらっとしています。お料理には、バターや生クリームなどはあまり使用せず、胃が重くならないようにしています。スープに添えてあるのは茹でピーナッツ。ピーナツかぼちゃと、ピーナッツ(笑)これ美味しかった。

sakura_20150906_10
お口直しにと、ミクニヨコハマ時代から評判だった「ハマッ子プリン」はサービスでいただきました。プリンに使用している卵と牛乳は横浜産。鮮やかな黄色は黄身の色。濃厚ではなく、さっぱりフレッシュなプリンです。

sakura_20150906_09
メニューAのデザートはブルーベリー&アサイーのムースケーキですが、プレミアムランチコースの「カメハメハ」という名のデザートが気になり、難波さんのご厚意で、変更してくださいました。

夏季限定デザート“カメハメハ”マウイゴールドパイン / ハワイコナ / マカダミアナッツ / オヒアレフアハニーを使用

sakura_20150906_08
こちらがコースAのデザート。泉区和泉町・荒木さんのブルーベリー&アサイーのムースケーキとソルベ ココナッツの香りを添えて

sakura_20150906_07
真ふかんから撮影。しっかりとした大きな粒のブルーベリーだからこそ映える一皿。デザートと一緒に、コーヒー、紅茶、ハーブティーから選びます。

sakura_20150906_05
シュガーポット、ティーカップ、グラス。こちらも「喫茶サクラ」で使用していたもの。どこか温かみを感じさせてくれます。

店を後にするとき、入口に飾ってあった難波さんの恩師であるPatrick Jeffroy氏(パトリック・ジェフロワ)の本とサインが目に留まりました。restaurant pétale de Sakuraのロゴは、Restaurant Patrick Jeffroyと同じロゴを使用しています。Patrick Jeffroy氏のスペシャリテはオマール海老です。
ミクニヨコハマの頃から人気だったオマール海老は、pétale de Sakuraでも引き続き提供していますが、そのベストシーズンは?と伺ったところ、「初夏」とのこと。是非、旬のオマール海老がいただける季節に、また訪問させていただきたいと思います。ご馳走様でした。

店名:restaurant pétale de Sakura(レストラン ペタル ドゥ サクラ)
住所:横浜市泉区弥生台5-2
電話:045-443-5876
営業時間:Lunch11:30~15:00(L.O14:00) Dinner17:30~22:00(L.O21:00)
定休日:月曜日(要確認)
提携駐車場:● 三井リパーク 横浜弥生台駅前 ● アットパーク弥生台駅前
※ランチ ¥3,400・ディナー ¥4,800以上のメニューご注文で駐車券サービス

感想を送る