福岡薬院 蓮 REN

2018.09.11 Tue  薬院

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梅の花が咲く頃、穏やかな和食を食べに連れて行っていただいたのですがアップするのを忘れていました。遅ればせながら思い出を残しておきますね。創作和食「蓮 REN」は、博多の台所「柳橋連合市場(やなぎばしれんごういちば)」に隣接する路地にあります。市場から毎日新鮮なお野菜、鮮魚を仕入れ、素材の個性や旨味を引出したお料理を提供してくれるお店です。写真は夜の市場。閑散とした空気感。

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お昼はコースのみで、前日までに要予約。夜はコース(3,500円/4,800円/5,900円/7,500円)とアラカルトがあります。お野菜を中心としたミニコース3,500円にして、足らなければアラカルトで好きなものをお願いすることにしました。

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マジックレッドスプラウト 春キャベツと平貝の和製サラダ
初っ端から「マジックレッドスプラウト」というあまり聞き慣れない野菜が出てきました。地場のお野菜は勿論のこと、全国の珍しいお野菜を使った料理を提供してくれるのも蓮の面白いところ。新しい食材に出会える楽しさがあります。

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カリフラワーの白和え 大豆うま煮とホタルイカ 豆苗とブナピー
カリフラワーはただ茹でただけではなく、出汁で煮てあります。こういう一手間が素材の美味しさを引き出す大事なポイント。白和えはお豆腐にピーナツを加えてコクを出しています。

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博多つぼみ菜 鰤 鰆
鰤と鰆のお刺身が一切れずつかまくら籠に品よく盛り付けられています。お刺身はお醤油ではなく、煎り酒でさっぱりと。美味しいお刺身でしたが、海沿いの街で生まれ育った友人は、小さい頃から新鮮な魚を食べてきたので、感動は少なかったようです。最近九州に来る機会が増え、新鮮な魚の味を知り、関東のスーパーでは魚を買うことが殆どなくなりました。美味しいものを知ってしまうと戻れなくなりますね。それは高級という意味ではなくて新鮮かどうか。熟成鮨の旨味は確かですが、新鮮な魚には、コリコリとしたよい食感があります。食感もまた美味しさの一つです。

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海老芋 桜島大根 ロマネスコ 鯛の蒸し物

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アピオス(ほど芋) からし菜 下仁田ネギ きびなご

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アピオスはマメ科のつる性植物で、肥大した根茎を食べます。栄養価が大変高く、原産地の北アメリカではインディアンのスタミナ源と言われています。初めていただきました。

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セリご飯 あおさ汁(豆腐・焼いたネギ) 白菜浅漬け

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ヨーグルトパンナコッタ 金柑のチュイール 黒豆 トマトとイチゴのジェラート

数々の珍しいお野菜を少しずつ。ミニコースはポーションが小さめなので、夜にはちょうどよい量。明日の朝食を美味しくいただくため、腹五部目にして早目に就寝。

■店名:蓮 REN
■住所:福岡県福岡市中央区春吉1-10-1
■電話:092-737-2155
■営業時間:12:00~14:00(L.O) 15:00(CLOSE)※前日までの要予約
17:30~22:30(L.O)23:30(CLOSE)
■定休日:日曜日・祝日
■HP:http://ren-co.jp/

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