Chez Panisse(シェパニーズ)
サンフランシスコがオーガニック食文化の先端と言われる由来は、1971年、Alice Waters(アリス・ウォータース)がオープンしたChez Panisse(シェパニーズ)から始まる。アリスは、自然と調和した生活を唱え続けてきたアメリカの女性シェフで、「ローカル、シーズナル、オーガニック」のコンセプトを元に素材そのものの美味しさを引き出すシンプルな料理を考案。それが今の「カリフォルニア料理」と呼ばれる根源になっている。創業より地元農家から新鮮なオーガニック食材を調達し、また、自然環境を守り続けながら生産性を高めるという、サステイナブルな理念も一貫して提唱し続けている。
Chez Panisse(シェパニーズ)は、バートのDowntown Berkeley駅から徒歩15分程。レストランが集まる、Shattack Ave (シャタックアヴェニュー)にあります。予約が取りにくい店としても有名で、予約方法は、大手レストラン予約サイト、オープンテーブルを利用するか電話ですが、
1ヵ月前から1ヵ月先の予約がオープンになるので、予約したい日の1ヵ月前の営業時間に電話するのが確実。日本でオンライン予約を試みましたが、空きはなかなか出ず、アメリカに住んでいる友人にお願いして、予約を入れてもらいました。1階のレストランは日替わりのコースディナーのみ。2階のカフェではランチ、ディナーと共にアラカルトも提供しています。ディナーは2部制で、1部が5:30。2部は8:00から。レストランのメニューは毎日1種類のみで、月曜$65、火~木曜$85、金・土$100。内容は、1週間前にホームページ上で公表される。
フロア奥には、長い厨房が見える。ここで働くことは料理人にとって名誉あること。シェパニーズ出身のシェフも多い。
パンは、Acme Bread(アクメブレッド)から仕入れしている。
2種類のパンはカットはされておらず、巨大な状態でバスケットに入っていたのには驚いた。
House-Made Fruit Spritzer $5、D`Arbo fruit sodas Elderflower $4 フレーバーウォーターとソーダ。
Bolinas black cod and leek salad with black truffles, radishes, and mache(銀ダラ・黒トリフ、ポロねぎ、ラディッシュ、ノヂシャのサラダ)
Gulf shrimp bisque with celery and Marash peper(エビ出汁、セロリと赤トウガラシのスープ)
Llano Seco Ranch pork loin grilled with black olives and sage; with kaleidoscope greens and crispy fried polenta.(Llano Seco Ranch産豚の肩ロース、ブラックオリーブ、セージのグリル。ミックスサラダとポレンタのフライ(コーンミールを粥状に煮て揚げたもの)
Ginger tortina with blood oranges and Page mandarins(生姜チョコレートケーキ、ブラッドオレンジとマンダリン)
比較的小さいポーションなので、ちょうどよい量であった。2人で、〆て、$234.66。シンプルで優しい味が口に広がり、身体喜ぶ健康的なディナーだった。支払の際、サービス料は既に含まれているので、チップは不要。
(詳細)
ディナーコース:$85
税金:9%
サービス料:17%
持込料:ボトル1本につき$30、酒瓶1本につき$50
食事に合わせたワイン:$40
●店名:Chez Panisse(シェパニーズ)
●住所:1517 Shattuck Avenue Berkeley, CA 94709-1516
●電話:(510)548-5525